昨日のライブは私にとって、それなりに楽しいひとときでした～
でも私が今まで経験してきたものとは随分かけ離れていて、いわゆる町のイベントだったの。私たちは２時３０分からの出番でしたが、他に３バンド、内訳はロックバンドが２組とブラスバンドが１組。 いずれも地元のアマチュアバンドで、発表会といった感じが拭えませんでた。以下がそのご報告です。
バンドの構成は、ギター、キーボード、ドラムス、パーカッション、それに私がトラ （正規メンバーでなく一時的に欠員を埋める係）でベース。 私が所属していた The Phoenix はこれに加えてさらにギターそしてフルートがAS(アルト・サックス)を兼ねた７人編成コンボだったので、比較的似通った構成で私は違和感なく溶け込めた。 人見知りしない私の性格はこんな場合、結構役にたつものだ。
でもこのバンドのユニフォームは、まるでハワイアン・バンドを思わせるようなもので、例によって私に気に入らなく、小柄揃いのこのバンドのユニフォームは、168cmの私には小さいとの理由をつけて断り事前に自前の服を着用することを、メンバーの皆さんから許可してもらっていた。 そう、いつだって形に拘る私はこのハワイアン・バンドのような衣装では到底やれないのだ。
私はローライズのジーンズに、まるでビスチェのようなキャミ、それにこの日のために妹の 『さらだ』 に頼んで送ってもらってあった、さそり柄のタトゥシールを右の腕に貼って、さらに、これでもかとばかりギンギンにメイクをしてステージに立った。
でも、ちょっとやり過ぎたかも。 まるで私だけパンク・バンドのメンバーみたいで異彩を放っていた。尤もここではそんな風に書いているが、目立つ事大好きの私はかなりこの姿を気に入っていた。私は普段は化粧をしないので、見慣れていない 『酒飲み女・K』 は、ただただ驚くばかりでおかしかった。
演奏曲目は事前の打ち合わせでアンチェイン・マイ・ハート、 セレソローサ、 ティコティコ、
ルート66、イェスタディー、 サンバ・パ・ティと、なじみ深い曲を選曲していて、これに予備曲として私の大好きな美嘉ちゃん（中島美嘉さん）のResistance を嫌がるメンバーをなんとか説得して用意していたが、これは時間の関係で結局演奏する事が出来なかった。せっかく私が、このバラードをルンバ風にアレンジして、スコァー譜まで作ったのに残念だった。
ステージに上がる私よりも、観客の 『酒飲み女・K』 がさかんに「あろまちゃん、大丈夫？」と私のことを心配気に気遣ってくれたが、不思議なほどに緊張感は全く無かった。
にわか仕立てのバンドのわりには可も不可もなく、それなりの演奏だったが、私たちのバンドに限らずどのバンドもアレンジがあまり施されてなく、オリジナリティーに欠けていて、私の感想としては、コピーバンドの域をどれも脱していなかった。
終了後みんなで食事をして、そのあと二次会が予定されていたが、お酒を飲まない私はここで失礼して帰って来てしまったので、以後の盛り上がりは分らない。
たぶん私の衣装をつまみに、皆さん盛り上がったのではないだろうか？ とは思うのだが。。。。
今日 『酒飲み女・K』 が来るのでその時にでも聞いてみよう。
