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  あろま・おいると、その仲間の三匹の猫が綴る【だらだら雑記】です

読み取る目ぢから

2006-06-26 15:25:56 | あろまの『ひとりごと』 
今朝 Blog 巡回中、私のお友達 K氏の Goo-Blog が目をひいた。
尤もこれは多分に私の思いいれであり、お友達などと書かれたK氏は迷惑しているかもしれないが取りあえず抗議がこなければ、そう呼ばせていただく。 尚、本人からの訂正もしくは消去要求があれば速やかに対処しますので、その節はご遠慮なくお申し付けください。
(えへへ、多分見てもいないナ~)


タイトルは 『ブッシュ 小泉 プレスリー』 とあり、小泉首相とブッシュ大統領が会談後、首相の要望によりメンフィスのプレスリー住居跡を訪問したという書き出しだった。
文中私が特に興味深かったのは2点。 ひとつは訪問先を発表の際、大統領がテレビを前にして語った「60年前、敵味方にわかれて戦ったいた時には、とても考えられないこと」 という点であり、もうひとつが、新聞記者だった彼が週刊誌に「プレスリーの徴兵」について書いた際の反響のことだった。お書きになった内容は「彼が徴兵されたことに対して、ファンが大騒ぎした」という事以外詳細はなく、日本のファンからも彼の意に反し抗議が殺到したという点に、私の目は釘付けになってしまったが内容が分らないので何とも言えない。 ただ、甲論乙駁的に批判というキーワードが思い巡ったのだ。

そして私の頭の中は 『意見とその真意』 といったことが過り、思わずコメントを書いてしまったが、私のそのコメントは多分に舌足らずで、『意見とその真意』 に関して書きたかったにもかかわらずその点が全く反映されていないような気がしてならない。
たまたま私は、戦時中鈴木貫太郎首相の、結果的に同盟通信社を通じて短波電で世界配信となったご逝去されたルーズベルト大統領への弔電の事を書いたが、うまく伝わってないような気がする。

何故 『意見とその真意』 に、そのような事が思い浮かんだかというと、時を同じくしてヒトラーも、ルーズベルト大統領に対するコメントを配信しているからだった。
これらは結構反響を呼び、アメリカに亡命中のドイツ人作家により(トーマス・マンだったかな?失念)ヒトラーに痛烈なる批判を浴びせることとなった、印象深いものを読んだことがあるからだった。

さらに推し進めて、鈴木首相のポツダム宣言に対するコメントとして、
「あれはカイロ宣言の焼き直しであり政府としては何ら重大な価値は見出せない。ただ黙殺するのみ」といった趣旨のことだったが、海外放送局はこの黙殺を巡り「無視する」・「拒否する」など翻訳が様々あり、私の尊敬する外交官のひとり、東郷重徳をして、「この誤訳がトルーマンに原爆投下、並びにスターリンに参戦声明の口実を与えた」との手記を残させた。


この様にして言葉や文字は、時として本来の意思を離れた解釈により、思いもよらないこととなる事を言いたかったが、私自身が本題からだいぶそれてしまい、これなどはその悪き見本の典型と思う。
もちろんここで整合性をとることは可能だが、この退屈極まりない私の投稿をこれ以上長々と書いても無意味だと思うので、支離滅裂かつ意味不明だが取りあえずこれで止めることにする。


話しは変わるが、私が前回尊敬する人物の投稿時、同氏に?を付したのは、そのような不用意な発言が時折あったためによる。 しかしながら彼のルーズベルト大統領に対する弔電の、善意にみちた感動極まりない内容は、私にとっては彼の不用意な発言を希釈するに値する立派なものだ。
ヒトラーのそれと並べ比べると、人間性の相違がはっきり現れ出ていると私には思えてならない。


昨日は久し振りのライブですっかり浮かれたが、いつまでもそれを引きずる事なく物事の本質を見抜く目力を養うようにしたいと、意を新たにするに有り余る同氏の投稿に感謝の意を表したい。




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