草木も眠る丑三つ時

草木も眠る丑三つ時


「もしもし？今から待機していいですか？」

「いいですよ(^O^)～♪」

なんて会話が交わされているのは電話占い会社の受付で
その多くは午前５時まで開店している


あまりの暑さに眠れぬ真夏の夜は

「どうせ眠れないなら仕事しよ～(^O^)」

‥ということも多かった




なんにせよ
真夜中に電話できる場所があるのはいい(-_-)

１８４通信

霊能オーディションに受かり
晴れて「電話占い師」としてデビューしたものの

「知らない人から電話がかかってくる」

‥という状況は恐ろしい(ToT)ものだ



電話がかかって来ないと収入にも勉強にもならない(T_T)

けれど

電話がかかって来るのは恐い(T_T)



この二律背反の元(T_T)(T_T)
しばらく過ごすことと相成る

霊能オーディション様々

「こんにちは～♪(^O^)」

‥とドアが開けられたその瞬間

「180度回れ右」して帰ろうかと思ったこともある(-"-;)

「見るからに変」な人たちも、この業界には居るものだ(-"-;)


またある時は
徹底的にダメ出しされ打ちしおれて帰る‥




芸能界のオーディションもそんなんかな‥？

霊能界入山～

一歩踏み込むには勇気が要る‥のは
「霊能界」ならぬ「電話占い業界」とて同じで

最初にドアを開けるときは「恐る恐る」だ


壺でも売りつけられるんじゃないか？

気になることを言われるんじゃないか？

「あなたはまだ修行が足りない」からと
反対にレッスン料を取られるんじゃないか？





考えることは皆様と同じよ‥(-_-#)

霊能オーディション

かくいう綾女も
かれこれ10年(-.-;)以上前
電話占い会社のオーディションを受けたから
今こうして皆様の前に在る


会社の事務所を訪ね
例題を頂き
西洋占星術とタロットカードで占断し回答する


面接担当者に口を酸っぱくして言われたのは

「電話だから、沈黙は困ります(-"-;)」

先生が沈黙している間も
料金は落とされているのだから‥と(-.-;)



綾女はシャッフル速いヨ！(^O^)