かぶりもの

かわゆい羊のドーナツまくら


出産祝いに人からいただいたものです。
とってもかわいくて、ろらん気に入ってるんだけど、ころらんはなかなか枕を頭にあててねてくれません。
この枕をころらんのそばに置いた状態でろらんが洗濯物をたたんでいると、ころらんがお乳を要求してぎゃーぎゃー泣きはじめました。
「はいはいぃ、ちょっとまってねー」
と、あと少し残ったのをささっと片付けてころらんのもとへ。




・・・・・・・・・。





ろらんの頭の中にメロディーが浮かんできました。




♪きのこっのこのこ元気な子 えりんーぎ まいたけ ぶなしめじ






エリンギ



・・・あんたなにやっとん？？


ころらんはそんなろらんの問いかけなどおかまいなしに、ひたすらお乳を要求して泣き続けます。
全身を動かして主張します。
そのたびに動くひつじさんまくら・・・。




乳よこせー！！



おなかすいたんだよ ばかー！！！





念のためいっとくけど、ろらん一切手出ししてません。
あんまり面白かったんで、乳をやるのも忘れてデジカメのシャッターをきりつづけました。
ごめんよ、ころらん。
お母さんを許して。


ちなみにこれをやるちょっと前に、なんかあうあう言ってるなーと思ったら、フェイスタオルかぶってご臨終の人みたいになってました。
なに？ころらん、それマイブーム？
このときはさすがにびびって写真とれなかったけど・・・。


いずれ生きてるだけでネタになるような、そんなレデイに育つのかもしれない。
母はそんな期待をしてしまいます。

はー、でも気をつけなくちゃ。見てないところでどうなってるかわかったもんじゃないわ。

婿養子

ゆきちゃん(仮名)という小中学校の頃からのお友達がいます。
そんな彼女がろらんの里帰り中に、もう一人別の同級生と一緒にころらんを見に遊びにきてくれました。
マンションの方には前に遊びにきてくれたんだけど、実家の方にきてもらうのは本当に久しぶりです。10年以上昔の話です。
ゆきちゃんは
「わー、なつかしー」
と、おうちを見回します。


このゆきちゃん、個性派揃いのろら友達の中でも特にきわめてすこぶる天然ちゃんなのです。一日いっしょにいるだけで、１０個はネタが採取できるというつわものです。
とりあえず戸棚の中をみて、
「うわー、スヌーピーが二匹いるー」
と、感激していました。

……スヌーピーのぬいぐるみがそんなにめずらしいか？
うちはごちゃごちゃしているし、変な置物もいっぱいあってつっこみどころ満載なのです。それらをすべてスルーして、あえてスヌーピーに反応。
しかもそのスヌーピーは、たいして大きいものでもないし、ろらんもすっかり存在を忘れてしまうほど他のものたちに埋もれていました。
さすが目の付け所がちがいます。


さらにゆきちゃんは別の棚を眺めます。
ゆき「あっ！」
ろら「・・・なあに？」(ちょっと期待)
ゆき「あのね、これねぇ・・・」


これ

ゆき「うちにこれのおじいさんがいるの」
ろら「あらそう」(ちと期待はずれ)
ゆき「・・・・・・」
ろら「？」
ゆき「ここにうちのおじいさん連れてきてもいい？」
ろら「へっ！？」


もうひとりのお友達と一緒にすっとんきょうな声をあげてしまいました。
やっぱり彼女は期待を裏切りません。

ゆき「だって一人じゃさびしいじゃん」


翌日ゆきちゃんからメールがきました。
内容は
「うちのおじいちゃんを連れて行くべきかなぁ。それともあのおばあちゃんをうちで養子にもらう方がいいのかなぁ。いや、おばあちゃんだから養子とはいわないか。でもどうしても夫婦にしてあげたいの。どうしようかなぁ。」
と、悩んでいる独り言のようなメールでした。
結局「まだ悩んでるからもうちょっと待って」
ということで、ろらんとしてはどっちでもよかったのでおとなしく待って(放置して)いました。


それから三日後、ゆきちゃんが夜に我が家を訪ねてきました。
おじいさん連れて。



婿養子



そしてひとこと。

「あのね、私がお嫁に行くときに、この夫婦ひきとりにくるから」






意味わからーん！！！！！！






よくわからないけど、とりあえずおじいさんとおばあさんは無事夫婦として実家に並んでいます。



新婚ふうふ



よかったね。

復活宣言

みんなただいま！！
ただいまただいま！！！

ろらん一ヶ月ちょっとの里帰りを終えて、またもとのおうちに帰ってきました。
うれしいうれしいうれしい。
ぱしょこんなぶるのも久しぶりです。

というわけでろらんのやりたかったことをさせてもらいます。

それぇぇぇぇーいっ！！！










ああすっきり。
ああかわいい。


というわけでろらんもころらんもとっても元気です。
というわけでぶろぐ復活宣言なのです。