自由・気まま~ ろくのブログ

のんびり手つくりを楽しんでいます。

テレビ取材

2008-01-19 22:22:00 | 障がいの事
NHKのニュースで息子が自宅で仕事をしてい様子が放送されます。7分間の放送ですが、撮影に2日かかりました昨年 全国放送で きらっと生きるの取材がきましたが、大阪のスタジオまで行かなければならなかったので、体調の事も考えことわりました。
今回はローカルです。
内容は50人ほどの小さな村で、在宅で仕事をしている事 しかも障害を持っていること・・・
動画編集をしている所の撮影、車椅子に座る事が出来るのは1時間が限度です。なので、私が座らせたり、降ろしたりする様子も撮影されました。
そして、手が自由に動かないので、指先だけで、マウスを上手に動かし編集作業を
します、手元の撮影も何度もされました。
インタビューもかなりの時間でしたが・・・・こうしてなんとか2日間の撮影も終わりました


障がいを持っている方も様々な方がいらっしゃいます。全ての方が、働くことが出来るわけではありませんが、たまたま私の息子がパソコンが好きで、何か仕事がしたい、自分に出来る事があるのでは、と思った時に、一緒に出来る仲間がいたり、
指導して下さる方がいらっしゃったり、いい出会いがあったからこそ出来るのであって、本当に周りの方々に感謝しているんです。
なので、今まで新聞 広報誌、雑誌などからの取材もすべてOKしてきました。
それは、重度障害を持ちながら、隠れた才能を持っていらっしゃる方もあるでしょう働きたいけど、何をすればいいのか解からない、なんて方も沢山いらっしゃると思うので、こうして誰かに観て頂く事により、何かを感じて、自分にも何か出来るかもしれないとか思って下さる。そうした時の力につながればいいなーと思うのです。

いつも思っていることがあります。
重度の障がいを持つ子供の親は、在宅で一緒に生活をする場合、学校を卒業後、働く事が出来なくなります。そうした場合、兄弟達が、義務教育を終え、進学を希望した場合、家庭が裕福な方ならいいのですが、我が家のように経済的に楽じゃなかったら、本当に借金地獄の生活になります。親たちは働きに出られないので、内職をして、家計の足しにすこしでもと・・・・それは、かなり親の身体の負担になります。そういう時が来た場合、国が何か言い制度を考えてくれたらいいのにって
思います。 知り合いの中には兄弟達が、進学を希望した場合は諦めてもらうとか言う人もいます。
でもそんなの、親の都合で、私には出来なかったです。

私達親子のように在宅で仕事が出来る。
そんな恵まれた環境にあるのですが、ものすごく欲張りかもわかりませんが、もしあったらいいと思うのは、
障がい者が働く事が出来、親もそこで働く事が出来る(親と出勤して、親と帰る)、デイサービスもあり、医療行為OK 医師、看護士、ヘルパー、働く障がい者の指導員さんなど、そして設備がそれなりに整っている大きな施設・・・・ 無理な話しでしょうか???
あくまでも、個人的な思いです。

今日は長々と語っています。最後まで読んで頂いてありがとうございました。

20年くらい前の子供達の写真を載せてみました。なぜ???
この写真を放送で使うためです。