きっと明日は雨のち晴れ

六甲道診療所での仕事は忙しいけど、それなりに楽しい。ちょっとくじけそうなことがあっても、雨のち晴れです

ここ六甲道でやってみんかえ?となりふりかまわず

2024-06-09 21:11:42 | 診療
緑がきれいなお山でブリの照り焼き?生姜焼き 2連夜を堪能し、たまった資料の整理をしながら、雨のち晴れでした。
 がしかし、今回のメインは このNスペ 番組の紹介です。
放送は確か6月2日だったと思いますが、例によって、NHKオンデマンドでみてみました。2回見直してしまったのです。
 何年か前にもシリーズの第1段だったかでみたことがあったのですが、
今回は、その4年間ほどのNHK取材班がはいっていた経過のなかで、
この先生の奥さんが「意味性認知症」がすすみ、身の回りの事ぜんぶ、
この先生が一人でせなあかんことになっている毎日をドキュメントしていました。
「人間必死なったらなんでもできるもんやな」と洗濯物干しながらつぶやいていたのが印象的でした、、
 また、取材班が「奥さんが認知症がすすんで介護されてたら、患者さんの見方もかわるものでしょうか?」
みたいな質問してて、それに対して平谷せんせいは「ええ質問やなあ、、そりゃ変わるよ、、」とというシーンも、、
ジーンときます。下剋上球児という日曜劇場ドラマの舞台も三重で、この地方の方言というか、
しゃべり方のアクセントが似てて、よけいに、ぶっきらぼうなしゃべりようも沁みますね。

ぜひ、NHKオンデマンドをこの番組見るためだけでもいいので、1か月契約して、みてください 1000円ぐらいです。
ただ、この先生、75歳です。50歳で宮崎で副院長してたところを地元の要請で移り住んで25年、、
診療所の2階に奥さんと二人ずまいですが、周囲は無医村、あとがいないのです。
自分もあと10年でこの先生くらい、、、あとの体制をどうするか、
日々そのことのためだけに仕事しているような気分な毎日ですが、
ぜひ、ここ六甲道でやってみないかと、なりふりかまわず声掛けしてみます

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