komakusaと花そう♪

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北朝鮮の原子爆弾の実験に思う事・・・

2006-10-11 04:54:27 | Weblog
  とうとう北朝鮮は行動を起こしてしまったようだ:未だ確定出来ないが核保有のニュースで号外も出た。
イランがカーン博士から入手した核の一部が査察前に、北に流れたと噂されていたがまさかという思いがあった。 イラク戦争でアメリカ政府が混乱を深める中、時間稼ぎをして核実験段階に迄進めていたとは…。アメリカと対等になったと思っているのだろうか?
去年だったと思うがNHKスペシャルでカーン博士が(パキスタン)核技術を得る為にオランダへ渡り、関連施設に入り親しくなった同僚経由で設計図等を持出していた、彼は原爆を作る技術を得た。オランダ政府が、その事態をアメリカ政府に伝えた所放っていて良いとの回答だったと言う。 9.11迄米国政府は核拡散防止に真剣に取り組んでいなかったという事になる…。カーンは闇市場で核を売買した、イランは入手し北へも流れたという事になる。 ノムヒョン大統領の対話路線を無駄にし、中国からも離れて国際社会から孤立して、しようとしている事は何だろう?…。
 ヒロシマ、長崎という世界唯一の被爆国のアピールが世界に浸透しない理由を曖昧な戦後処理にあると言われている。 S26年以降(アメリカ統治後)に靖国神社を国の元に戻そうとし参議院での否決歴も持つ事、こっそりとA級戦犯が合祀されている事実を考えた時に中国やアジア諸国が不安を持つのは当然だと思う。
 アジア外交を重視とし、首相になって直ぐに中国や韓国を訪問したのは評価するが、阿部総理は靖国参拝を否定しなかった:黙っていた中国が偉いと私は思う。 分祀を望む国民を無視する事事態に国家主義を感じてします。(それか怠慢だろう)
敗戦で貰った憲法でも、九条の戦争放棄が冷戦の中も含めて日本の国民を守ってくれたのは事実だ。
 アメリカの強行な対応も北に核保有を促したのは事実だろう:決して対話路線が間違っているのではないはずだ。 共産主義で世襲したら国家主義であろう、日本の玉砕教育から悲惨な終戦(ヒロシマ被爆を許したのは当時の日本の軍部の煮え切らなさもあったと…)をもたらした事が浮かぶ。
  第五福竜丸の乗組員は事実を知らされず、差別の中で死んでいった…。チェルノヴィリ原発事故の悲惨さがきっかけ(国民の世論を起こした)で冷戦は終わった…。
  南北に分裂したアジアの大戦の傷跡は何かを現代に投げかけていまいか。

2006 10/11