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でじたる評論

でじたる書房販売中の作品に対する筆者の批評および筆者作品に対する批評を掲載するブログ、販売サイトへのリンク付き

An another tale of Z vol.6(PDF新版)

2010-04-01 | 日記
投稿者: 山田 裕子
投稿日付: 2010年4月1日

レビュー:

飛田さんがたくさんレビューを書いているので便乗して私も、
普通こういう小説ってネットには一杯あるけどオリジナルより面白い作品ってないと思う。
あえて古い作品(私の中学時代です)を選んでこういう作品に仕立てた作者には野心を感じます。
オリジナルの作品は完全に超えてます。
宝島の飛田さんのエッセイが好きでそれで興味を持ったのだけど、プロの彼女が褒めるだけのことはある作品です。
巻末のエッセイも素敵でした。

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An another tale of Z vol.5(PDF新版)

2010-03-30 | 日記
投稿者: 飛田 カオル
投稿日付: 2010年3月30日

レビュー:

故郷イタリアを訪れ、姉マグダレナとひとときを過ごしたマシュマーとハマーン。そこで二人は、マグダレナからティターンズに関する話を聞かされる。幸せな時間もつかの間、同盟の首都オルドリンに戻ると、そこには冷たい現実が待ち構えていた。パーティーの席で、マシュマーはハマーンから婚約者、フリッツ中将を紹介されたのだ。失意に沈むマシュマーだったが、地球連邦軍の中で怪しい動きを見せる新興部隊、ティターンズが土星の衛星、タイタンを目指して動き出していた。タイタニア共和国からの救援依頼を受け、マシュマーは複雑な思いを抱えたまま、同盟軍艦隊を率いて出撃することになる。

再編された同盟軍艦隊を率いて新たな戦場を目指すことになるマシュマー。舞台裏では、ハマーンの手引きで進められた新型モビルスーツ、ガリバルディの開発が着々と進んでいます。次なる戦いに向けて機運の高まる現場とは裏腹に、国と身分を隔てた恋の悲しい結末に、打ちひしがれるマシュマー。その対比は、この先待ち構える戦いの複雑な様相を暗示しているようでもあります。複雑に交錯していく国際情勢と、いきいきと躍動する開発現場の情景が描き出す作者の筆が冴え渡っています。

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An another tale of Z vol.4(PDF新版)

2010-03-30 | 日記
投稿者: 飛田 カオル
投稿日付: 2010年3月30日

レビュー:

外交官となったハマーンは、ジュグノー公使の待つ自由コロニー同盟の首都、オルドリンへ向かう船の人となる。これまでの皇女としての特別待遇の生活から一転して、ジオンとは社会情勢も環境も違う同盟で、外交官として一人暮らしの生活が始まった。ジオンから遠く離れ、その重い立場から解放された彼女は、永遠の別れを誓ったマシュマーへの思いを募らせる。そんな彼女に、マシュマーが戻って来ることを知らせる者が…。
オルドリンでマシュマーを出迎えたリーデル首相は、彼に同盟軍再編の任務を与える。そして二人は再び同じ舞台で相見えることになる。

木星圏の戦場を離れ、物語は次なる戦いを予感させつつ静かに進んでいきます。戦いの現場から離れた二人の揺れる心情、特に固い殻に覆われた心の内を徐々に見せて少女としての一面を見せるハマーンの変化を描く作者の筆致が秀逸。ティターンズという新たな敵の出現が予感される中、戦争に至るまでの前哨戦ともいうべき水面下の戦いが始まり、静かな中に高まる緊張感に、わくわくさせられます。

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An another tale of Z vol.3(PDF新版)

2010-03-30 | 日記
投稿者: 飛田 カオル
投稿日付: 2010年3月30日

レビュー:

レダ聖域会戦で地球連邦軍の艦隊に壊滅的な打撃を与えて勝利をおさめた同盟のマシュマー・セロ。一躍英雄となった彼を待っていたのは、本国への帰還命令だった。一方、彼の右腕ともいうべきエドワード・マーロウは、突然マシュマーに辞表を突き付ける。そんな折、若い女性たちが人身売買目的で宇宙海賊に連れ去られる事件が発覚。マシュマーは自ら指揮を執って海賊退治に向かう事になる。
一方、策士シャアが何かをかぎつけたジオンで、華々しい勝利をおさめたはずのハマーンを待っていたのは、左遷かと思うかのような処遇だった。複雑な思いを抱えたハマーンは、マシュマーとしばしの休日を楽しむが、そこには怪しい匂いをかぎつけた人物の影が…。

大決戦を勝利で飾った二人の主人公。しかし戦争の余波は勝者にも影響を及ぼすもの。祭りのあとの静けさのような雰囲気の中で、これまで語られなかったマシュマー、ハマーン、マーロウの心の内側が徐々に明かされていきます。マーロウの辞表話あり、宇宙海賊退治で再び共同戦線を張ることになるマシュマーとハマーンのスリリングなエピソードあり、最後の別れとなる逢瀬があり、二人を追いかける面々の珍道中ありと、盛りだくさんの内容で飽きさせないが、全体的にやや散漫で、これまでの疾走感から一転して浮き沈みのある展開に。後から生きてくるエピソードがあることを心に留めつつ読みたい回。

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An another tale of Z vol.2(PDF新版)

2010-03-30 | 日記
投稿者: 飛田 カオル
投稿日付: 2010年3月30日

レビュー:

木星派遣艦隊の司令官に任命されたマシュマーと、ジオン公国皇女にして木星艦隊司令官ハマーンとの秘められた恋。しかし公的には、武力をもって相見える関係であるために、ハマーンはマシュマーの優秀さに苦しめられることになる。そんな折、超大国、地球連邦が木星への艦隊派遣を決定、巨大戦力を持って侵攻してくることが明らかになる。もう合うことはない、と思っていた二人はガニメデで密会。“愛の密約”をもって、共に戦うことを誓うのだった…。

その場限りで終わる情事だったはずが、離ればなれになって募る思い。それが逆に、自分の立場を苦しくしていく状況にハラハラしながら、私たちはマシュマーとともに車窓の人となる。木星圏の舞台を旅しながら、刻々と第四話にして迎えることになる一大決戦に向かってゆく緊張感が高まる第三話、そして第四話では、ついに決戦の火ぶたが切られることに。戦争とロマンスの見事な結実、また戦いの中で明らかになる、地球連邦とジオン、そして同盟の人々との過去が落とす暗い影…。大胆さと繊細さを兼ね備えた作者の筆致がさえわたります!

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An another tale of Z vol.1(PDF新版)

2010-03-30 | 日記
投稿者: 飛田 カオル
投稿日付: 2010年3月29日

レビュー:

この作品とは、5年前のウェブ版で出会ったのが最初ですが、改めてそのときの衝撃がよみがえってきました。「機動戦士ガンダム」の続編として1984年に製作された「Zガンダム」はすでにファンの間で高い評価が確立されている作品でしたが、個人的にはまったく受け入れがたい作品で、がっかりしてしまっていたからです。

「Zガンダム」にかわる続編として執筆された本作は、「機動戦士ガンダム」で提示された宇宙世紀という舞台の世界観の全容を構築し、戦争に対して無知だった少年少女たちが翻弄されていくというストーリーから、世界の情勢に対してコミットメントしていく力を持った大人たちが、主体的に(しかしときには不本意に、あるいは抵抗しがたい力に押されて)歴史を動かしてゆく大河ドラマ的ストーリーへと進化させ、その可能性を押し広げた作品です。

第一話、第二話が収録されたVol.1。木星圏という舞台で日常的に行われている、ジオンと同盟との間の戦闘を通して、プロフェッショナルな男たちが繰り広げるいぶし銀のようなドラマに、引き込まれていきます。そんな中で、主人公のマシュマーと異彩を放つヒロイン、ハマーンとが引き寄せられていくさまが、木星の衛星イオのダイナミックな自然を重ね合わせるように、劇的に描かれます。宇宙世紀の世界を動かしていくことになる、運命の出会い。壮大な大河ドラマの幕開けです。

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An another tale of Z vol.5(PDF新版)

2010-03-24 | 日記
レビュー:

友だちの紹介で、最近のラノベは変な方向行ってるので。vol.1から一気に読みました。久しぶりにまともな小説読ませてもらったって感じです。前に福井晴敏の小説のことが書いてましたが、あれが正統なら俺は偽物のファンで構わないです。 乙です。

(氷川洋佑さん)

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SFシリウス3

2010-03-20 | 日記
レビュー:

銀河昼メロ劇場

「美貌のほかに喜びのない悲しい種族地球人、半身をもぎ取られた彼らは宇宙をさまよい歩くが、真の幸福に巡り合うことがない。生涯満たされることのない彼らは、地球人と呼ばれた。シリウス・テイラー、クローン人間、地球人。宇宙を旅する船に乗ったシリウスは、今巨大な銀河ハロウィンに近づこうとしているのだ。」(シリウス1 3ページ)

 最初は大災害、次が離ればなれになった2つの種族の邂逅、続くシリウス3ですが、第3巻は作者が断り書きで書いている「SF恋愛小説」が本格的に展開されます。第3巻では人類もレシリア星人も大災害から立ち直ってかなり文明化された社会を築いているので、まさに昼メロ劇場の世界がほぼ全編で展開されています。

 実はシリウス1の冒頭のこの言葉、私には意味が分かりませんでした。何もそこまで卑下することも無いだろうと思ったのですが、また、2まででは何度も書かれている「失われた半身」という意味も良く分からなかったのですが、第3巻ではそれらの謎が明らかにされます。実はシリウス1の災害と3の文明世界の間にもう一つの悲劇があった。昼メロを交えつつ、後半に行くに従って考えさせる筆致は相変わらず大したものです。あと、ここでようやく紹介コーナーにジュリエットの紹介文が無い理由も分かりました。

 この作者は1、2もそうでしたが、こういう物語ではありがちな、取って付けたような無理な説明やご都合主義の展開をしないので安心して読めます。ほぼ全編が恋愛ドラマの第3巻ですが、私が気に入ったのは130ページのこの一言。

「女性は潔癖な人が多いので、社会の抑止力になりうるのである。(シリウス3 130p)」

 私も自作の推敲を女性の方に頼んでいますが、結構、この作者の方のいう、「堕落した自分」に気づくことが多いです。もっとも全部のクレームを聞くということはなく、「いや、吉本もフランス座も加藤茶も娯楽小説には必要だろう」といった感じで言い分を中和するのですが、この3巻で作者に吉本興業もビートたけしも美輪明宏もドモホルンリンクルも無い「世界」を見せつけられると、ちょっと私も「反省」を迫られましたし、考えさせられたりもしました。★5つを付けようかと思いましたが、シリウスシリーズはまだまだ続くということで評価は★4つ、ただし、実際は4.5くらいの評価で、評価は後日修正するかもしれません。前半はやや冗長と思いましたが、それも意味があってのことであり、第3巻にして作風には既に安定感と信頼感があります。

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地方自治体とファイナンス

2010-03-19 | 日記
レビュー:

こんな点数は付けたくないのですが

 私は基本的に自作レビューがあった時か週末に出てくると思ってください。「香典返し」ということですね。どこかで見たような文体だと思ったら、先にレビューした方のようです。実は大学の財政学の先生だとか。ただ「財政学」という言葉自体、これは文部科学省の都合による命名でしかなく、その実は大学ごと、教官ごとにかなり違う内容があるというのはご存じの方はご存じです。この辺は著者も憤懣やるかたないものが実はあるのではと思いますので、これは自作レビューかHPで熱く語ってもらいましょう。

 私もいろいろと縁があり、実は大学時代、2つか3つの「財政学」の講義を受けたことがあります。内容はひとまとめにするには実は先生ごとに「相当」幅があったので、私も一言で言い表すことはできないのですが、要は「国の財政と一般経済との関わりを論ずる学問」です。

 例えば「子供手当て」、結構な額の公的支出があるのですが、これは果たして投資の増大=税収の増大に繋がるでしょうか、繋がらなかったとすれば、それは単なる慈善事業であって、「無駄な支出である=赤字国債が増大する→国家に無用の損害を与える」ということになり、これは避けるべきという結論になります。著書の最初にニュートン力学の説明がありますが、これはマクロ経済学と言い換えてしまって良いでしょう。Y(G+1)-Y(G)=何それ(プラス・政策を推進すべき、マイナス・止めた方が良い)、こんな感じの公式です。式自体は微分法の導関数の導き方に似ていますね。ただ、著者はこれでは飽き足りておらず、ここで出てくるのが少し前に流行した議論で、こんなんじゃダメだと言いたげな複雑系の話。有名な本はポール・クルーグマン著「自己組織化の経済学」クルーグマン・北村訳 1997年東洋経済がありますが、この本については本でも「ちょっぴり」触れています。

 これは地方大学のアカデミズムの香り漂う優雅な内容から、東大あたりでやるような公務員試験向けバリバリの理論づくしの内容まで実に幅広いのですが、全部同じ「財政学」です。ブキャナンだリカードだなどと答案に書かねばならないのは後者です。どちらが本格的で正しいということは無いと思います。

 複雑系については読み飛ばし可でしょう。この著者の真骨頂は財政学で、この部分は長くはないのですが、説明はすごく良いと思います。複雑系については、この本を読んでも分からないし、たぶん他の説明を読んでも分からないでしょう。体験的に覚えるには、まずパソコンの電源を切って、街を歩いてみてください。どんなに大きな街でも、あるいは小さな街でも(都市の方が分かりやすい)、実はいくつかの繁華街あるいは集落の組み合わせであることに気づくはずです。2キロも歩けば分かります。東京を例に挙げるなら、新宿、池袋、品川、丸の内、上野・秋葉原、どれも重要なビジネス上の中心です。それは賃金や距離などが影響し、自律的に形成されたものですが、最も経済効率的と思える丸の内を中心とした同心円には決してなっていません。複雑系とは、それを説明する学問です。

 地方自治の下りは、やっぱりこれは定石的かつ大上段に「財政民主(立憲)主義とは」とやってしまった方が、ラストの著者の結論を考えるには分かりやすかったかもしれません。


※専門内容を含む(一般向け)本を書く専門家の皆さんへのご注意。

 私も時折参照しますが、以前私がレビューした「君達は憲法を~ないっ!」の著者の方も指摘していたこととして、ちょっと現在の高中等教育体系は複雑です。高校で大学である科目を履修するのに体の良い予習になるような科目をやらずに入学してしまう。たぶん、大学法学部や経済学部で専門科目を学んだ人の90%くらいは、高等学校の「倫理・政経」を受講していないし、良い教師にも出会っていないと思います。ですが、この辺の教科書は見くびったものではありません。著書をモノする前に、やっぱり基礎中の基礎の基本教養として、これらの本に何が書かれているか、関連する部分を一度目を通しておくことをお勧めします。でないと内容がなまじ本格的であるために、軟弱地盤の基礎倒れみたいな本になってしまうと思います。そういう点、この辺一歩下がって検討しておけば、惜しい、と、思える本がいくつかありました。

 今回は★2ではなく★3です。著者御自身には★5を付けても構いませんし、研究に一定の敬意も払いますが、論述のバランス、レベル、フォーマットの体裁等、まだまだ見直すべき点が多々あるように見受けられます。著者に含むところはありませんが、これはやむを得ません。

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An another tale of Z 第二巻

2010-03-19 | 日記
レビュー:

元のSF作品ガンダムが視聴率4%くらいの作品ですから、そんなに「バカ売れ」する作品ではないでしょう。作者も分かっていると思います。今の公式作品は福井晴敏作「機動戦士ガンダムUC」、200万部売れたそうですが全10冊で1冊あたりだと20万部くらい。この作品だと需要は見込めても1万部くらい。作者はかなり力がありそうでサシで勝負すれば福井に勝つと思いますが、メジャーと宣伝力の差であのラードに負けるでしょう。私はこの作品、福井の作品よりずっと優れていると思います(前に書かれていたという話です)。第1巻と異なり2巻は人間ドラマ中心です。

あと、作者はここでレビューもしているようですが、私も読みましたが、「宇宙船何とか号の冒険」に対する彼の評価は的確だと思いました。私の評価は★2つはさすがに酷いので★3つ。これに限らず、どの評価も鋭いです。私はこれで彼のファンになりました。

(TKさん)

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An another tale of Z vol.4(PDF新版)

2010-03-19 | 日記
レビュー:

先ほどの池田です。3巻ついでにPDFの4巻にも触れておきますと、はたまた舞台が変わります。この作者さんのブログに読者の方の感想がありますが、「オリエント急行のよう」だった1巻2巻をさらに上回る万華鏡のような舞台の変遷です。後で読み返したのですが、たった8話、300ページくらいでしょうか、普通の文庫本でいえば1冊分です、でも、すでにもっと長い旅をしてきたような感慨に襲われます。木星の上空から衛星のガニメデ、凍てつくレダ星域、寺フォーミングされたエウロパ、そして地球、これらがたった文庫本1冊分の内容にあったとはまだ信じられません。まさに奇跡の展開、今後の展開が楽しみな作品です。

(池田辰夫さん)

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An another tale of Z vol.3(PDF新版)

2010-03-19 | 日記
レビュー:

このフォーマットは本当に良いですね、短い時間でサクサク読めます。余計な絵がついていないのも良いです。USBメモリに保管しています。お話の方は4話までとは打って変わって登場人物の心情とか内面に迫る話になります。タイトルや雰囲気からこの作品は戦いの話と捉えられがちですが、全く戦いのない話でもきちんと人間ドラマを展開できる作者の手腕はやはり大したものです。この作者が人間の心情心理をきちんと書ける作家だとわかるPDFの第3巻です。

(池田辰夫さん)

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私たちに憲法を守る義務はない!

2010-03-19 | 日記
「「当然でしょう」という感想をもたれるかも、、」

 実は私もそう思ったクチですが、あえて書くからには、含むところは当然あるだろうと思っていました。著者のスタイルも慎重で「現在の日本国憲法の根底に脈々と流れていると~近代立憲主義」とあるので、このように二重三重に断り書きを入れているのですから、間違ったことなど書いているわけがありません。むしろ、これから何を語るのかと期待していたところがあります。大筋ではお堅いながらもよく説明しているのではないでしょうか。著者の良心的な姿勢はひしひしと感じますし、労作だと思います。

 せっかく「ロック先生」というキャラクターを書いているのですから、「実質的法治主義」ないしは「法の支配」にはもう少しきめ細かに触れてくれればもっと良かったし、その辺は例えばこの本のとある学校に転校生を加えるとかすれば、(ストーリー上)説明自体は可能だったでしょう。現代立憲主義は「オミット」とやってしまうには少しテーマとして重いこともあります。ロック先生はアッサリと始末してしまいましたが、このままでは吉田茂君のクラスの将来が少し不安です。

 法律要件・効果の説明や法的三段論法の話は必ずしも憲法の話というわけでもありませんので、これは続編の「パート2」で全然構わないと思います。むしろ、この本ではもう少し風呂敷を拡げて制憲権とかにも触れ、全体のバランスを良くした方がむしろ分かりやすく好著になったと思います。全体に書かれている内容は(特に後ろ三分の一は)かなり高度です。ある程度知っていれば分かるのですが、そういう人には「端折りすぎ」と感じますし、知らない人にはこれは手も足も出ないでしょう。

 好著になる素質があります。買って損をすることは全然ありませんし、むしろこういう本は買ってやって著者に率直なご意見を伝えてあげる方が、さらなる良作を期待できると思います。そういうわけで★3つ。★4つはちょっと苦しいと思います。

 しかし、買ってみて、この本に書かれていることが一通り分かるなら、読者として損になることは決して無いでしょう。そこに至るまでのハードルが(かなり噛み砕いているとはいえ)まだまだ高いと思いましたので、この評価にしました。

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An another tale of Z vol.2(PDF新版)

2010-03-19 | 日記
レビュー:

本家の方は面白い作品も作れないのにやれ正統だとか後継だとかうるさく、最新作の某ブンゴーの文章もタラタラと長たらしく、言っていることは「ガンダムは義務教育(○井○敏)」とかキモいし、お台場に巨大ガンダムを立てるとか、昔のファンからすると気恥ずかしいし、バカっぽいし、もうウンザリだ、誰がBlu-layなんか買うかと思っていたのですが、全然違うスタイルの作品という、この作品のことは前から知っていました。フォーマット変更は正解です。PDFはサクサクしていて読みやすく、バックしてもズレません。以前とは全然違って気持ち良く読めます。分量も適量だと思いますし、もちろん内容もGood!です。フツーのSFとしてフツーに読めます。

(葉山利明さん)

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An another tale of Z vol.1(PDF新版)

2010-03-19 | 日記
レビュー:

「でじブック」を読める環境が無いので、HPに予告がありましたのですぐに買いました。第1巻は買っていたのですが、フォーマットが違うだけでこうも違うものかと。第1巻で併発した眼痛と肩痛と再発した頚椎捻挫もこれなら大丈夫と思います。結局外科に通うことになりましたので、10日前に作者に「ハイテク拷問」というメールを送ったのはこの私ですが、すぐにこの新バージョンの話と「第2巻は買わないように」というメールが届いたことにはこの作者の良心を感じます。お詫びとともに引換版を無料でいただきましたが、作者さんに悪いので購入しました。中味よし、価格よし、長さも適切とこれはこの作品のフォーマットのベストです。マンガとは読後の充実度が違います。

>でじたる書房さん

商品名のタイトルが間違っています。TAKEではなくTALEです。作者さんに失礼ではないかと思います。

(池田辰夫さん)

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