九州生まれの私は小さい頃に食べてたおやつは「焼きいも」。
いまや「安納いも」とブランド化されメジャーとなりましたが、
当時は「唐いも」と呼んでおり、どこにでもあるふつーのいもでした。
特徴はこの黄色い色と、ねっとりとした甘さ。
焼き芋に時々バターをぬってもらって食べるのが、
子供心になんとも贅沢で、楽しい食の思い出です。
身近にこの唐いもがいつもあったので、九州ではいもを「干す」
という習慣がなかったのかなぁと思います。
東京に出てきて、初めて「干しいも」を食べた時は、こんな食べ方もあるんだとちょっとびっくりしました。
食感がねっちりしていて美味しいのですが、芋の種類が違うので、甘みは唐いもを食べなれていたせいか
いつもいまいちだな~と思っていました。
冬になると焼き芋が食べたくて、子供も好きだし、ここ数年安納いもを箱で九州から取り寄せています。
でも、暑くなってきたせいか、子供が焼きいもにしてもあまり食べたがらなくなったので、
半分をチップスにするのに薄切りにして干し、半分を蒸して、干しいもにすることにしました。
昔東京でやった時は、湿度が高く、いまいちうまくいきませんでしたが、、、
さすが乾燥地帯山梨!
あっという間にいもは干され、甘みが濃縮し、今まで食べた中で、最高にうまい干しいもが出来上がり~。
食べたがらなかった子供もあれよあれよと食べてしまい、、、
何十個もあったいもが(保存食にしようと思ったのに)2日と持ちませんでした。
来年はもっと作ろう!!