トウショウナイトのこと。

本日は競馬ブログで。

仕事から帰ってきたらショックなニュースが・・・
大好きな競走馬の一頭、トウショウナイトが調教中に骨折して予後不良になったと

トウショウナイトはもともと相方が気にいってて、一緒に応援してるうちに
いつしか自分も大好きになった一頭です。
血統もどちらかというと地味、騎手も地味・・・という子が
頑張ってるとどうしても応援したくなってしまうので・・・

でもトウショウナイトは偉い競走馬だったと思います。
５年間どんなにずっとがんばって走っていたか。

初めて重賞、アルゼンチン共和国杯を買ったときは嬉しかったなあ。
今年になってからは調子を取り戻して頑張っていた矢先のことに
ほんとにほんとに寂しいです。泣けてきます・・・

毎回毎回、とにかく無事に走ってくればいい、というぐらい好きな子だったから
(実際走ってる競走馬たちを見てるとどの子にも毎回そう思うのだけど・・・)
ショックですね。

トウショウナイトには武士沢騎手という人がいつも乗ってました。
武士沢騎手は実に渋い騎手で、トウショウナイトと実にいいコンビでした。
怪我したときも武士沢騎手が乗っていたとか・・・
どんなにショックだったことか、彼の気持ちを思うと
トウショウナイトのファンとして、とても辛いです。
どうぞ自分を責めないでいてほしいと思います。

そして、毎日トウショウナイトのそばで世話をして見守ってきた厩務員さんの
気持ちを思うとこれまた辛いです。

しかし、ここ最近競走馬が亡くなることが多すぎるなあ・・・
先週だよ？アストンマーチャンが亡くなったのが・・・
どうしたことなのだろうか・・・
みんな安からに・・・と思います。

ここからひとりごと。

競走馬はペットではないのだけど、毎日見守ってきた方や
その成長を見守ってきたファンの人には
たいせつなたいせつな存在だと思います。

競走馬は経済動物だとよく言われるし、そのような側面があるのは事実です。
それは競馬が好きな自分にも分かっています。

走ってる意味が馬に分かるのか？と言われたら
それは誰にも分からないと思う。
だけれど・・・
一生懸命走って、結果はどうであれ、頑張ったことについて
そばにいる人間がほめてくれる。そういうことを理解しているかもしれない。
だからこそ騎手がすることに従うのだろうから・・・

実際、競走馬は引退しても毎日そばにいてくれた厩務員さんのことは
忘れない、そうです。
１頭、１頭、違う存在だし、個性だって持っている。
人間と同じ生き物です。

だからあまり「経済動物」という言葉ひとくくりにはしたくないなあと
個人的には思っています。
いろんな考えの人がいるだろうから、これはあくまで私個人の考えですが・・・

命あるものがともに戦って走る。
その影には人間と競走馬との絆がある。生を受けてからそれを全うするまで。
だから私は競馬が好きなのかもしれないな、と思います。