後期高齢者 残照録

広島市、広島県の老人大学卒業者OB会役員、地区老人会役員として、我が人生消光生活の考察。

近況報告 平成28年を顧みて

2016年12月04日 | 日記

 

近 況 報 告   平成28年を回顧して  

 私の所属する広島市老人大学OB会は、「きずなOB」という機関誌を年1回発行している。
それへの提出原稿を転載して、この1年間の近況報告とする。

 私は、平成23年3月発刊の「きずなOB」第11号(30周年記念特別号)において、老大総務部長に就任以来7年間、
連続15回にわたる、時の文化部長の要請による拙文の寄稿に最終回宣言をして、その号に於いて、「我が足跡を顧みる」
と題して長文の寄稿をしている。最初と最後の寄稿が、ともに30周年記念誌という奇縁にも触れている。

 以来約6年、「きずなOB」とは全く縁がなかったが、今回、永井文化部長の要請もあり、久し振りに駄文を登場させることにしたが、
テーマとして、連続寄稿中に何度か登場した、「近況報告 平成〇〇年を回顧して」の平成28年版をご披露する。

 平成28年報告は、重要事項3点、毎年継続の“重要ルーチンワーク”数点となる

 

1. 満80歳(傘寿)に到達

 9月22日、満80才の誕生日を迎えた。男性の平均寿命に到達したわけで、老い先が短くなったと痛感する。
すべての能力が急降下していくのを自覚している。

 3月に日本電気協会の式典で、傘寿功労者感謝状を贈られたが、生きてさえいれば頂けるもので、往年は式典の後に
賑やかなパーティーがあったものだが、最近はささやかな記念品のみ、まったく世知辛い世になったものである。

  また、私が幹事長で4月に高校同期生の「傘寿記念大型同期会」を、全国呼びかけで37名が出席し開催した。
  還暦、老人手帳交付、古希、喜寿と節目の年に開催してきたが、次の米寿は無理だろうから、これが最後になるであろう。
  なお、この様子は、私の名前「光広礼二」でPC検索をすれば、写真付きで暦年の同期会の様子が見られるようである。

 

2.広島県高齢者健康福祉大学校 同窓連絡会 事務局長に就任

 標記名の「広島県の老人大学」は、私が卒業した20期をもって姿を変え、私が最後の卒業生となったが、
各期の卒業生による「同窓会」が結成され、福祉祭という作品展示、芸能発表の場を持っている。
 広島市老人大学・大学院の大学祭の1日版である。

 役員は、我が老大OB会と同様の各期の輪番当番期制である。各期から代議員が選出されているが、
先任者が都合で退任したので、私が軽い気持ちで後任を買って出た。何も知らずに出て行ったら、
当番期に当たっていて、直ちに事務局長に任命された。まさに驚天動地であり、こんな筈ではなかったと後悔したが、
前記の福祉祭の準備が始まり、様子が解らず右往左往しながら何とか無事に終了した。

 これから順番制でポジションも上がって行くので、それまでに何とか脱出しようとはしているが…。
 我が老人大学OB会には、この略称「健福大」の卒業生が多く存在しているが、20期生以外、
総ての人が私より同校の先輩になる。(OB会では私が大先輩だが。)

 何にしても、この広島市と広島県の、二つの“老人大学”の「OB会」への関与(OB会29期会では代表幹事)が、
現在の“我が人生消光生活”の大きな柱になっている。これが無ければ「退屈死」か、ボケによる「認知症」であろう。

 

3.自動車運転の「卒業」(44年間のクルマ生活の終了

 11月5日の日曜日、近くのスーパーから自動車での帰途、三叉路で左折する際に、前の自動車の横腹に衝突する
事故を起こした。まあ、私が8~9割落ち度のある事故である。幸い人身事故でなく物損事故であると警察も確認して
直ぐ帰った程度のものである。

 しかし、2年前にも軽い人身事故を起こしているし、最近、高齢者の自動車事故が連日のように新聞、
テレビで報道され社会問題化している。

 妻の呼び掛けにより3人の息子が集まり、一番問題となる住宅二元管理をしている安佐北区白木町宅には、
子供が輪番制で往復することとして、私の運転中止を勧告され、それに従って傷ついた車の廃車手続きをして、        

44年間のクルマ生活に終止符を打った。

 まだ免許証は返納していないが、次期更新はしないつもりである。それ以降、やはり不自由ではあるが、
80歳の大台に達しているし、都会生活でもあるのでと納得している。
 下手なゴルフも、このため、遂に何十年の打ち止めとなる。感慨無量なり!………。 

4.その他

(1)定期通院

  相変わらず腎臓病による食事制限と月1回の定期健診、2ケ月に1回の舌癌フオロー、
 同じく2ケ月1回の食道がんフオローの検査、
定期的な眼科,歯科検診、それに最近は脊柱管狭窄症が加わり、
整骨院と電気療法医院に厄介になる等、医者通いオンパレード、
フオロー健診は医者の患者離れが悪いと言いたくもなる。
 まったく情けないことではあるが、これで結構色々な活動をしているのが、
せめての“救い”である。

(2)定期購読

  「HANADA」、「新潮45」、「文芸春秋」は読了後(読了率60%程度)、3人の子供にそれぞれ引継ぎ、
「週刊文春」と「週刊新潮」のいずれか1誌を必ず購入している。大体右寄りの選択だが、共同配信でボンクラ左翼系の
「中国新聞」で、
左右のバランスを取っている。しかし、中国夕刊から変貌した「SELECT」は、及第点である。
 「表現者」、「諸君」日本会議関係等、購読を中止したものもあるが、「断り」の方法は、
「本人が老いて施設に入りましたから…。」で“一発”である。

(3)定期通宅

  別荘と云えば聞こえはよいが、カネを掛けて補修してとんだお荷物と化した安佐北区白木町の別宅には、
 これまで月2回以上、
換気、清掃、除草、墓参等のため通っていたが、自動車がなくなり、子供の運転で月1回通宅となる。
 これまで月2回通宅のうち1回は単独で宿泊し、在所の友人と酒を飲むのが楽しみの一つであったが、これからは
JR芸備線で行かねば、この秘かなる娯楽は継続不能である。嗚呼。

(4)宴会数(これは不定期)

 県と市の二つの老人大学、高校同期会、小・中学クラス会、地元老人クラブ、勤めていた企業・労組等の集まりには、 
宴会が付き物である。
腎臓病の主治医が、月の宴会回数の報告義務を課したが、それの28年合計は、
夜宴が32回、昼宴が25回ある。

 月に平均すれば多くはないと思うが如何なものか。妻は“この年で異常”と云うが…。

            以 下 省 略

 

 


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