第23回 趣味の芸能発表会
9月26日10時から、我が老人大学院OB会は、年に1度開催する芸能発表会を、
広島市中区にある社会福祉センター大ホールで、詩吟、フラダンス、歌、コーラス、
民謡、大正琴、舞踊等等、38件の「出し物」を賑やかに展開した。
OB会の各班・各期・同好会サークル・趣味のグループ等が、それぞれの日ごろの
成果を発表するもので、出演者の控室は大混雑である。
常連の素人離れした出演者もいて、施設慰問等で訓練された「場慣れ」により、
垢抜けしている。班編成のコーラスは、参加促進策の”俄か仕立”でご愛嬌であるが…。
私は、班編成のコーラスと、29期会と云う同期会の「歌と踊り」の二つに出演した。
コーラスはビリーバンバンの「白いブランコ」と「青い山脈」である。
白いブランコは、声の通りの良い私は、歌唱指導用のテープ(存在を初めて知った)を、
渡されて、妻と連日それを聞きつつ特訓に励み、何とか格好にはなった。
歌と踊りは、「憧れのハワイ航路」である。全員、特別に製作した(手製)金モール
のついたセーラースタイル(上着と帽子)で、男性(6名)は黒ズボンで歌を担当し、女性
(10名)は白ズボンで自分たちが振り付けした踊りを披露する。
練習は週1回2時間で計7日間、その休憩時間は女性持参のお菓子類等でハシャぎ、
60年前の共学の高校時代にタイムスリップ。
29期会の会長である私が、終了とともに中央に出て、よく通る声でラストコール。
「我が巨人軍は」…、もとい、「我が29期会」は永遠に不滅です…。一同敬礼!
万雷の拍手を浴びた。
会長時代の私は、「老人大学OB会は、PPK(ピン・ピン・コロリ)の良きツールであり、
良きフイールドである。」と常に発言してきたが、この芸能発表会は、メンバーのパワーが終結し、
まさにその実践の場であると痛感している。