まもなく40歳になる私やその同世代の青春時代はアイドル歌手の全盛期。
小泉今日子に堀ちえみ、中森明菜。それぞれ自分の好きなアイドル歌手にうつつを
抜かしたり、行き場のないほとばしりをヌかしたりしたものも多い。
実際、テレビ番組への露出は非常に多く、好きでもないアイドルの歌まで口ずさめた。
その中で忘れてはならない、後世に残すべきことを書き留めておこう。
「伊代の自伝と平泳ぎ」
「黄金世代」 といわれたアイドルの一員、松本伊代が自伝を出版した際、
感想を求められて 「まだ読んでないんで」 と言ったこと、
そして、「オールスター水泳大会」 で 「平泳ぎ」 に出場した際、
泳ぐのではなく足をついてパシャパシャやりながら25メートルを歩ききった、
という、今なお語り継がれるふたつの伝説から、
「何もしなくてもそれなりのステージに立てることもある」 というたとえ。
ちなみに彼女が出場したのは 「平泳ぎ・決勝」 である。