「嗚呼日テレ逆戻り」
昔、日テレのバラエティ番組には 「場末」感が漂っていた。
「びっくり人間大集合」や「どっきりカメラ」のそれは、
「汚い定食屋で油ギトギトのメニューを食べちゃった。でもここは腐っても東京」
というイメージをその番組ごと醸し出してそれはそれで味があったのだが、
それでも所詮セットはダサイ、司会はどうせ徳光か福留。
「懐かしの・・・」「あの人は今」みたいな番組では
引用されるVTRが全て日テレ所有の手前味噌映像で「安く上げたな」という
雰囲気がプンプンしていた。
それが90年代頃からだろうか、フジテレビを抜いて「四冠王」みたいな
ことを言って視聴率が好調だった頃、「ああ、あの感じが抜けたな」と
思うことが多くなった。
それでも「歌の大辞テン」のような番組はその雰囲気を引きずっていたのだが、
最近また視聴率が不調だという日テレ。 特にバラエティ、(特に2時間スペシャルもの)を観ていると
「日テレ、またあの雰囲気の番組が多くなったな」と思う。
昨夜やっていた、芸人がデュエットしていた番組なんか、モロ。