2016年5月15日に秋保温泉の近くにある、奈良県南部の大峯山千日回峰行を1300年間に2人目に満願された塩沼亮潤大阿闍梨の慈眼寺をお尋ねしました。
朝の9時から整理券が200枚配られます。祈祷は1時からです。
変更も在りますから詳細はホームページをご覧ください。
2015年3月のNHKのスイッチインタビューを観て塩沼亮潤師にぜひお会いしたいと思っていましたので今回の東北の旅のメインです。
護摩祈祷の塩沼大阿闍梨の声が素晴らしく、朗々としてます。
天に届くような声です。
祈祷中はみんなで般若心経を唱え続けます。
誰が、いい声ですねと言われたら、「そりゃ、小僧の時から、鍛えてますから」と言われた。
平成28年に詠んだ詠草を載せます。
護摩祈祷 涼風
回峰を千三百年に二人目の満行阿闍梨に会ひたさつのる
慈眼寺の塩沼阿闍梨の護摩祈祷に参列せんと秋保を訪ぬ
護摩堂に息をひそめて見つめたり白装束の阿闍梨の所作を
ほら貝や太鼓に鉦の音高らかに堂内に満つ火入れの儀式
炉に燃ゆる護摩木の煙濃くうすく炎したがへ左右に流る
左手を天に差し上げふり鳴らす金剛鈴の身にしみ渡る
護摩壇に火柱立てり半時も蔵王大権現の御身照らして
寺庭に塩沼阿闍梨の笑みませりそのたたずまひの穏やかにして
護摩祈祷の後にお庭に出てみえて参加者と歓談される塩沼師です。
何年か前のNHKテレビの放映から、
記事最後にご紹介の・・・、
>1人の時も、人々の中にいるように心を律しています
心に響く一文を、ありがとうございます・・・💖
自分に、言い聞かせようと思います〜♪
ティーガーデン
コメントありがとうございます。
リコは男性的でがさつなので、いつも反省してますが、なかなか「独慎」が出来ません
男性の方が社会で働いた期間が長いので家庭内でも主人は矩を超えません。
ガンバですね
独りを慎む
次元は違いますけれども私もいつもこのように生きたいと心がけている生き様です。
独りを慎む
なんて素晴らしい響きでしょうか。
「一人を慎しむ」塩沼師ならきっと一人でもしゃきっとして見えると思います
護摩祈祷の時の山伏姿は白の極地です
○い自分を包む生命のバリアが、何処かに穴が空く時に吾を忘れると思います
今朝はリコは何となく穴が開いてる気がします