リコは20歳の時に、自分はなんにも知らない、無知な大人だなと思い、日本•世界文学全集など、各種本をたくさん読みました。
そのうち、英語でも本を読めるようにと英語の勉強をしました。
やがて。1974年にアメリカに留学をして、帰国後、貿易商社に勤めました。
生涯の友となる英語との出会いでした。
20代、30代、40代で本を読み過ぎ、本の中の出来事は自分の人生でも起きうることと勘違いしたようです。
本は大半がフィクションです。登場人物、筋書きは物語に合わせて展開します。
滅多に実人生に起きないと、最近しみじみ思います。
ですから、ドラマ、映画など参考程度に見れるようになりました。
それでもリコの人生で、悲しいこと、辛いこともありましたが無駄な体験は1つもありませんでした。
★70歳を過ぎて、決めた事。
①自分の為だけに時間を使わない。新しいことは始めない。
②体は使うが胃腸は大事にする。節度ある食べ方で食べ過ぎはないですが
好きなもの(ピザ、餃子、お酒類)は気をつける。
③晩年にならないと判らないことがある。
あの時の経験は、この為だなど判る。
1974年•渡米、1977年•師との出会い、1985年•結婚、2012年•短歌を始める
④リコがスポーツクラブの先輩(80歳)にリフォームをしたことを話したら「いちばん大事な終活を済ませたね。老齢になるとリフォームの煩わしさが大変になるからね」と言われた。
なるほど。1ヶ月間、ミー姫も確かに疲れました。
⑤特に注意が必要な事。
専業主婦を40年近くしていて社会性が薄くなりました。
コロナ禍でお参りツアーも無くなり、最近、1つは復活し、参加してますが、リコは態度、話し方がホームユースでガサツでみっともないと感じます。
主人は働いていて社会生活が長かったので、今でも、態度、物言いがきちんとしています。
★図書館に直木賞、芥川賞の30人待ちに、5冊予約があります。
今読んでいるのは、嵯峨野花譜、巡礼の鑑(花山院菩提寺•山本光洋住職)、ヨガ関連など5冊が目白押しです。
★リコの詠草
老いの記 涼風
〇美容院の予約日違へ気落ちすも再三再四確認せしに
〇最近は気さくな気性ゆき過ぎむ狎れ狎れしさを慎まむとす
〇「大丈夫ですか」と問はれぬ知らぬ間に高齢者めく歩きさらすや
〇老境の金言得たりブログにて「視界から去る」の詩文に出会ふ
〇ドラマめく愛や恋こそはるかなり今や夫の病気きづかふ
〇ウクライナの戦禍を歌ふ「弧悲」を聞くなすすべの無き我らの空し
見出しの写真はキキさんの活け花。
リコがキキさんにあげた、ヒオウギとランタナの鉢植えに咲いた花を綺麗にセンスよく活けてあります。
沖縄の花瓶を見てそのデザインに惚れ込み、リコは緑色を彼女に買って貰ました。
リコの花瓶とゼヒィランサス