村田喜代子さんの今年、谷崎潤一郎賞を受賞した『飛族ひぞく』は言葉選びと取り上げた内容が凄い。さすが42歳で芥川賞を受賞し、その後も数々の文学賞に輝くだけの実力者です。1945年生まれの74歳とは思えないパワーです。2011年に子宮体癌を患いその闘病記『焼野まで』も話題作です。
図書館で借りた本に図書館の名前のラベルが付いていたのでキキさんが作ってくれたキャンディー入れを一緒に写したら隠れました。
リコは短歌をしていますが、どの言葉にするかいつも迷います。推敲と言いますが例えば、静かさが「満る、広がる、溢れる」等どの言葉が心情、状況にぴったりかいつも考えます。でもこの本を読んで言葉選びよりどの場面を描くが一番大切と良く判りました。