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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

有明新報です

2023年01月23日 18時52分22秒 | 日記

 

  故郷大牟田の新聞「有明新報」が詩集 『たんぽぽ ぽぽぽ』を紹介してくださいました。エリアは熊本県長洲町、荒尾市、福岡県柳川市、大川市、みやま市などです。画像はクリックすると大きくなります。

 礼状を書いたり、業務用の絵本サインをしたり、左膝の電気ビリビリに行ったり、こんなものを書いていました。

 

       とおくへ     
 
  うみがめは
  かあさんをしらない
  ひとりで
  たまごからかえったから
 
  だから
  うみがめは
  だれでも
  ちょっぴりさびしくて
  ときどき
  だれかをよぶ
 
  だれかはだれか
  わからなくて
  ただとおくへさけぶ
  ──おーい。
 
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かあさんをしらない (ひでちゃん)
2023-01-24 05:02:42
内田麟太郎さま
引き連れて歩いてさえいないです。でも、うみがめ、偉大ですねえ。自然のまま、海に帰るんですから。大きな詩です。おーいと呼ぶしかないほど――すごいです。感服
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さみしさ (木枯しモンジャロウ)
2023-01-24 10:21:31
ウミガメの寂しさを、詩的宇宙に広げる所がすごいですね。ボクが生まれたのもたまたま。たまたまを大事にしたいですね。
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低いの (内田麟太郎)
2023-01-24 11:03:25
ひでちゃん様
 自分では失敗作じゃないかなあと、点は低いんだけど。うれしいです。

木枯らしモンジャロウ様
 たまたまは面白いですよね。あの夜、阿部・八代と呑んで、二日酔いで背骨を損傷しなかったら、子どもの本は書いてなかったでしょう。まさに、たまたまです。
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