広告する日記

詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

ぬけがら

2024年08月02日 17時26分07秒 | 日記

 昨日の6階までの階段上りが響き、本日は膝の電気ビリビリだけで散歩なしに。というわけでこんなものばかりを書いていました。

 

     くちぶえ
 
  ヘビの
  ぬけがらが
  わすれもののように
  くさのうえにある
 
  もう 
  ずいぶんになるから
  カラスも
  ネコもちらりともみない
 
  (いいねえ)
  ぬけがらはじぶんを
  ポケットにしまうと
  ゆっくりあるきだした
 
  三丁目を
  ポケットのある
  ワニがあるいていく
 
     量子的       
 
  ここにいるけど
  ここじゃない
  そちらにいるけど
  そちらじゃない
  ぼくのこころは
  ここでゆれている
 
  おじいちゃんと
  ビルの谷間をあるく
  おじいちゃんのからだはゆれる
  ゆれながらまっすぐあるいていく
 
  のはらがひろがる
  くねくねのほそいみち
  ぼくのこころは
  まっすぐにとびだしていく
 
     れいのひと
 
  じぞうのあたまに
  ぞうがいっとう
  ぞうのみみに
  ぞうむしがいっぴき
  ぞうむしのせなかに
  ありのむしばがひとつ
  むしばのかたに
  しばらくれいがいたけど
  れいのごとくれいのように
  だまってかえっていった
  しつれいね。
 
 
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 群馬でも「ひとのなみだ」の... | トップ | 大降格人事ある »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
れい (木枯しモンジャロウ)
2024-08-02 23:13:02
「しばらくれいがいたけど
 れいのごとくれいのように
 だまってかえっていった
 しつれいね。」
ホントに、失礼ですよね???
いいですねぇ!!
返信する
へびのぬけがら (絵本の河)
2024-08-03 00:21:49
へびのぬけがらは、金運上昇すると
聞いた事がありますが
秀雄さんほどでは、ありませんが
私も蛇は、苦手ですので、無理です。
巳年は、お金が貯まるはずなのに
主人も母も・・・・・・

階段上りその時は、良いのですが
やはり、後で体に響きますよね。
お大事になさって下さいね!
返信する
量子的 (ひでちゃん)
2024-08-03 04:57:59
内田麟太郎さま
ビルの谷間、ビルの谷間、のはら、くねくねのほそい道が、待っていますよ。
返信する
くねくね (内田麟太郞)
2024-08-03 08:30:48
ひでちゃん様
 くねくねはいいですね。大事な腸もくねくね。

絵本の河様
 私も己年だったけど霊験あらたかならずでしたね。 
 膝はしばらくおとなしくしましょう。

木枯しモンジャロウ様
 しりとり詩の仲間でしょうか。「しtれいね。」には「おっ、決まり」と私も思いました。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事