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千人なのね

2019年03月07日 18時22分40秒 | 日記

   町田尚子・絵 イーストプレス 1404円

 こわ・おかしい絵本でございます。

 少年詩を書いたあとは、村へ送る色紙を4枚書き、2枚は破き2枚送りました。送られてくる色紙はいつも2枚。これが、困るんですね。アタシ、失敗しますから。(^0^)

 それから童話を推敲していました。

 昨夜読んでいた近藤史人「藤田嗣冶」講談社文庫に、藤田の言葉が出ていました。藤田は人が一番目を付けたセザンヌ、ゴーガン、ゴッホ、ルノアール、マチス、ピカソなどは、尊敬しているが念頭から遠かったが、「アンリー・ルソーだけは決して天真爛漫にはなれません。彼は本物です」。嬉しかったですねぇ。アンリー・ルソーにぞっこんの私は。
 晩年の藤田は、広沢虎造の森の石松をよく聴いていたそうです。これも虎造大名人の私にはたまらないことでした。
 

     せんにん

  せんにんが3にん
  あそびにでかける
  ──せんにんは とうせん!
  鬼の門番がにらむ
  ──いいえ、3にんです。

  花の下
  3にんは
  たちまち1000にんになる
  (せんにんだもの)

  ──ういて うかれて。
  ──うかれて ういて。
  うたうも1000にん
  おどるも1000にん

  (ああ たのしかった)
  せんにんはひとりにもどりねむる

コメント (8)
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