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モクズガニじゃん

2018年10月16日 18時37分46秒 | 日記

    上海蟹のレストラン

 14日。画像のお店で上海蟹を頂きました。出てきたものを見て「これはモクズガニじゃないのかなぁ」と思いました。調べたらやっぱりチュウゴクモクズガニとありました。味オンチとそしられそうですが、わたしはかに道楽の蟹がおいしいですね。でも、中国の人は「いや、いや、上海蟹だ」とおっしゃらることでしょう。味覚も舌の歴史だと思いました。

 朝、のんびり隣りの河辺駅へ。黒姫童話館までの往復チケットを買いました。その足で駅前にある東急・ダイソー店で来年のカレンダーと、ほっかろんのお仲間を。本屋さんで印象派論と時代小説の文庫本を買いました。

 そして、お昼にパンを頂き一服していたら電話が。「はい、内田です」といったら、おなごさんが隣の男に「りんたろうさん、おる、おる」とザリガニでもおったような声が。村上しいこさんでした。男さんは最上一平さん。あわてて羽村駅近くにある藍屋へ。三人でアホな話を愉しんできました。しいこさんは羽村動物園の絵入りのマンホールカードを手に入れにこられたようです。男二人は、ついででしょう。三人の記念写真を撮るのを忘れました。アホですねん。

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上海 租界は遠くなりにけり

2018年10月16日 08時15分22秒 | 日記

    上海 29階より

  豫園

    森とタヌキとムジナ

 家族四人で上海へ行ってきました。森のタヌキの卒業祝いです。同行者は案内者の次女のイタチ。ムジナ、私の三人。合わせて四人の二泊三日の旅でした。

 人口2400 万人。世界第9位の町です。そして中国共産党が創立されたのも、この町のフランス租界でした。戦前からの古い建物も保存されていましたが、大国へとイケイケドンドンの市場経済の町でした。いろんな見方があるでしょうが、フランス、イギリス、アメリカ、日本から独立を勝ち取った偉業を成し遂げたんだなぁと、しみじみ感じました。行く前に戦前の小説を読んでいきましたが、日本人だと分かるととたんに卑屈にならなければならないのが中国人の立場でした。
 ホテルの前は人民広場。毛沢東の言葉も彫ってありましたが、人民のみなさんは朝から夜まで、歌と踊りを愉しんで居られました。租界だったのが遠い昔ように、のびのびと踊っておられました。

 四枚目の写真は、上海一の書店(6階のビルすべてが本)で、自分の本を持っているおじさんです。政治関係のコーナーでは鄧少平と毛沢東、マルクスとレーニンの本が平積みに。ちらりと見ただけですが、習近平、周恩来、劉少奇の本は平積みではないようでした。

 入国の関所・上海飛行場はアメリカ、ヨーロッパ、中近東の観光客で押すな押すなの長蛇の列でした。日本人は十分の一もいたでしょうか。

コメント (4)
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