rinの熱く忙しい夏

　今年の夏は、今まで以上に忙しくかんじました。

rinが初めて挑戦する民謡大会が２つあったこと・・・

　

　本場函館で、7月に道南口説き節全国大会があり、初めて出場し準優勝をいただいたので
　
すが、3歳～大先輩達まで200名以上の歌声を聞き圧倒されました。

　rinは、この唄を歌い始めて2年・・・賞状を頂きながら「もっともっと上手くなるから、歌い続け

てください」と言ってくださった先生。

　2年なんて、まだまだなのです。これから、どんな唄になっていくのか母も楽しみにしています

。

　8月1日、石狩川流れ節全国大会が旭川で行われ、これも初挑戦。

美しい唄です。この唄はrinの苦手な感じの唄で、今まであまり歌ったことがなく、なんとか形

をつくって挑みました。とても、勉強になったと思います。

「次は、もっとちゃんと練習して出たいな～・・・」と言っていました。

　


　そして、8月8日・・・全道民謡決勝大会。

この大会を目指して3月の予選会、5月の地区大会・・・とがんばってきました。

　rinは、ずっと少年少女江差追分の部に挑戦していたのですが、今年は初めて少年少女の　　　　

部の方に挑戦。道南口説き節を唄い、予選会で、2年連続優勝を頂いたことと、この部門はあ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と2回しか出場出来ないので、1度少年少女の部に挑戦したいと思ったから・・・

　rinは、これまでにないほどよく練習していました。


　そして、当日は今持っている力を出し切り、大きなミスもなく唄いきりました。

でも、結果は・・・入賞者10人の中には入れませんでした。

　予選会、地区大会の順位なんて関係ないんだな・・・チャンスを得た子達は、努力し唄い込ん

でいる・・・みんながそうなんだ・・・

　がんばってきただけにrinは、少し落ち込んでいたと思います。

rin　「どこがよくなかった？」　　母　「今までで1番よかったよ」
　
rin　「失敗してた？」　　　　　　　母　「特には・・・」

rin　「じゃあ、声だね・・・rinの声低いから、ダメなんだね・・・入賞してる人はみんな、声が

高いもん・・・」

　　

　全道大会が終わり4日が経ちますが、毎日欠かさず練習していたのに、1度も歌声聞いて

ません。今日は聞けるかな？

　ピアノと尺八の音は聞こえてきます・・・


　9月、北海浜節の大会があります。

今年度、締めくくりの大会です。

　　
　将来、中学校の音楽の先生になって、民謡もちゃんと伝えられるようになりたい・・・師範の

資格も取りたいそうです。

　それには、たくさんの経験が必要と思います。良いことばかりではないと思うけど、

積極的に挑戦していって欲しいなと思います。