青の祓魔師 第２１話「秘密の花園」

( ゜д゜)ポカーン…アニメオリジナルに入ってから何度か味わった感覚を今回も味わった。
展開が超展開すぎ、帰結が突飛すぎ、放送終了後「え？」と思うことが多い。

しえみの家の庭で倒れたネイガウスの妻ミシェル。
まぁ事情を知らないので保護しますよね。
しかしニーちゃんが男前やわぁ。
一人でミシェルを運べないしえみを助ける為に周囲の妖精が協力してくれて…妖精？
悪魔だよね。
つまりしえみの庭は悪魔だらけ、お婆ちゃんの秘密の花園も悪魔だらけ…。
３話の悪魔をはじく門扉なんて意味なかったんや!!!
…とは思いつつ燐が壊す前に既にしえみは悪魔と会話してるので、やっぱり悪魔除けの門扉は意味なかったんや!!!
相談する相手に燐を選んだ理由は、おそらく教師である雪男を呼んだら怪我人が事情あり人物だったら困らせるか、マズいかも…という思考の末だと思うんだけど、他に呼べる人が燐だけだったという…(´；ω；｀)ブワッ
ここ天原の庭みたいじゃね？と言われて嬉しくなって「お友達になってください！」って言うのは電波すぎないか？
燐が仮面の奴だとしえみを助ける為に攻撃しようとするのは当然のことだよね。
ただ事情を知らないしえみがそれを止めるのも当然のことで。
修道院を襲った奴と言われた、現にしえみを人質にしようとした、だけど、しえみにしたらお婆ちゃんの庭を天原の庭と褒めてくれて悪い人に見えないというのも仕方ないんじゃないかな。
ミシェルが気を失ったのもあるけど、しえみの剣幕に引いてみせた燐はしえみに甘いなと思うのです。
アーサーと対峙したのは、気に入らないアーサーが居丈高に乗り込んできたから反発心を抱いたというのが大きいと思うんだけど、ネイガウス先生が土下座して頼んでる姿を見たり、問答無用で殺されそうになるミシェルに自分を重ねたんだろうなぁと思う。
理解出来ないのは自分達の為に戦う燐を見て銃弾から彼を庇い息も絶え絶えになったミシェルを抱え去ろうとしたネイガウスに襲いかかろうとした騎士団の連中から守る為に植物の根？を夫婦の周囲に出現させ囲った展開。
「これで良かったのか」と問う燐に答えるしえみの超理論…。
「大丈夫。きっと見つけられるよ、二人で静かに暮らせる天原の庭を」
？？？？？
ちょっと…何を言ってるのか、分かりませんね。
ミシェルの最期の言葉を受けての発言だと思うし、ミシェルにかけた言葉だと思うんだけど、今話しかけてるのは燐なので、燐と会話のキャッチボールをしてあげてください。
それにしてもキャベツみたいに夫婦を囲むんじゃなくて、壁のように隔てるとか、騎士団達の足を触手＾＾で捕まえるとか、逆に騎士団達を根で囲むといった感じで足止めしたら良かったんじゃないだろうか。
緊急招集があって撤退せざるを得なかったアーサー達だけど、しえみや燐には何らかの処罰がいりますね。

ミシェルの復活にネイガウス先生は関わっていなかった。
どんなに愛していても、愛しているが故に死者を蘇らせるという手段を彼が取るとは思えなかったので安心した。
ただ死体を冷凍保存していたというのはちょっと薄ら寒い。
ヤンデレ怖い!!
では彼女を復活させたのは誰なのか、死者甦生の研究をしていたのは誰なのか。
ここで名前が上がるのがエルンスト・フレデリク・エギン、ユリ・エギンの父で雪男の祖父。
バチカンによって悪魔の子を宿した娘を時代遅れな魔女裁判で処刑されたと恨みを抱き、悪魔も憎み、死者を蘇らせる理由がある人物じゃないかな。
…あ、火にかけられてたら死体が無いから無理か。
ネイガウス夫婦を選んだのは…実験を兼ねた囮にするため、とか？
ちょっと無理ある推理だなぁ。
しかしバチカンの三賢者を排除し乗っ取りに成功しているようなので、あり得なくもない。
というか、バチカン簡単すぎるだろ。
最強の祓魔師である聖騎士も弱すぎならバチカン周辺が雑魚すぎて本当にサタンを倒す気はあるのかっていうレベル。
っていうか悪魔がいるなら天使もいるはずだよね、そこは人間の力頼りなの？

…で、雪男は何で、そんなことになってんの？
バチカンに裏切られたとか思ってんの？


次回「悪魔狩り」