実るほど頭を垂れる稲穂かな

稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように
人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり
小人物ほど尊大に振る舞うものだということ
稲穂の緑が眩しく輝いています先日
父の法要がありました
在りし日の父はお盆が近づくと
精霊馬を作っていた
(今年は母が置いていた)
精霊馬(しょうりょううま)とは
お盆に帰って来られる御先祖様の乗り物で
キュウリとナスに爪楊枝を4本挿して足にします
キュウリは足の速い馬に見立てられ
あの世から早く家に戻ってくるように
ナスは歩みの遅い牛に見立てられ
この世からあの世に帰るのが少しでも
遅くなるように、また、供物を牛に乗せて
あの世へ持ち帰ってもらうとの願いが
それぞれ込められています
ウイキペディアより
それをお供え物と一緒に置いて飾ります
ご先祖様を、想う気持ちと
父の生き方に改めて敬意を表し
なんか素敵やん

心が温まりました
それからこちら

妹ガール作
お供えアートです
これも意味が込められていて
心が豊かになった1品

さて一方
制服はネクタイ無いので結べない甥っこボーイに
制服はネクタイあったので結べる次男ボーイが
結んでやっていた

(*´ー`*)かわい~

よし、出来た!!
(;¬_¬) じ~っ

短っ
(≧◇≦)
ちょっとー、、短いし
(゜ロ゜;)ェェエエ工工!
俺長い結び方わからんねんけど
工工エエェェ(゜∀゜;)ェェエエ工工
なんでー!!!
みたいな事から
次男ボーイ茶番劇が始まります
ネクタイも無事に装着出来ました所で
ハイ握手


なんてね

実際は次Bが変顔ばかりするので
負けるものかとカシャカシャ撮ってたら
もーええやん行くで、貸してと
長男ボーイに言われてる様

お寺では法要が始まり
席を立って1人1人お参りをする時に
僧侶の方々に一礼をして行く場面で
(ちなみにお坊様6人です)
次男ボーイの笑顔の一礼には恐れ入った
まるで仕事使用の一礼と笑顔
(買っていただいて)ありがとうございましたー

みたいな笑顔の一礼のあとの満面の笑顔
もの凄い感じのいい印象ではありますが
ここはお寺の法要であって
笑ってる人など誰もおられません(-人-)
実るほど頭を垂れてはいるけれど
場違いな一礼を見てしまい
目が飛び出して「えー!」って声が出た私

目立つーしウケルーし
(≧◇≦)やめてー
こういう時ツボにはまると非常につらく
笑いをこらえるほどオエツ的な声が出て
そこからの法要は笑いをこらえるのに必死で
ずーっと頭を垂れていたという~

暑い日が続きますが
いちいち面白い次男ボーイのお陰で
毎日楽しく暮らしております
皆様もどうぞ御自愛下さいませ

