コロナ禍の影響がアチコチにでてますが、エロゲ業界もその一つ。特に通販ショップが軒並み値上げ、消費税増税の時以上かもしれません。特にここ半年くらいは、売買の価格差がより大きくなった様に思います。
運賃をはじめ固定経費がこれまで以上に膨れ上がっているのですから、価格に反映されるのは仕方ないこと。もともと中古ソフトを買い取ってもらえるだけでもありがたいんですが、万年金欠病を患っているダメオヤジには、￥1,000～2,000で遊べたこれまでに比べて買取価格が下落したために実質￥2,000～3,000ほどで￥1,000以上のコストアップ。この差額がきつい。それでつい￥2,000未満のものばかり漁ることになるのですが、以前ほどいいものが少なくて、どうしても相当に古いものになってしまいます。
ところが古いソフトはwin10との相性が良くなくて、インストールさえできないこともあります。まあソフトそのものがせいぜいwin7くらいまでの対応だから、仕方ないといえば仕方ないんですけどね。結局は月に2～3本のところを1本に減らすか、バーゲンの時にまとめ買いするかくらいしかありません。
今回は、クロガネ回姫譚が高額のためPrincess×Princessを買うつもりだったんですが、評判が悪すぎます。しかもどうやら未完のまま。一部のシナリオがカットされているばかりかCGまで欠落していることが発売時当日の夕方にメーカーから発表、しかもボリュームもたったの十時間前後とか。さすがにこれでは前作の後日談とはいえパスするしかありません。体験版は面白くて、期待してたんですけどね。
これもコロナのせい？いやいや、原画の方は可能性が無きにしも非ずですが、明らかに隠蔽工作といわれても仕方ないですよね。まさかこのメーカーがこんなことをするとはねえ、予約された方は災難としかいいようがありませんが、ご愁傷様でした。
さて天結いラビンスマイスター、やり取りは面白く、キャッスルマイスターの続編ですが、前作込みなら間違いなく楽しめますね。いわゆるFDになるので、前作をやってなければ微妙かな。ネタがほとんどそれ関連になってますからね。
順調に初回こそクリア（70～80時間）しましたが、レベルはまだ40前後。周回プレイが必須になっているようでtrueルートはそこでしか語られません。
今回はメイド天使見習いのアナスタシア。お馴染みのナスですが、この物語は3章の前回やった魔錬火山（レベル15）に追加された「溶岩の溜まり池」なる迷宮を攻略することで語られるんですが、レベルが45のためメチャクチャきつい。ラスボス攻略に大活躍したメインヒロインのアンベルでさえまだレベル38ですからね。
しかもお手軽のヘタレ称号、レベル70というヘタレキングを倒さなければずっとついたまま。45のレベル迷宮で苦労している当方としては、まだまだ道半ば。おまけに簡単にレベル上げをやろうにも虎の巻の攻略wikiはほとんど手付かずのまま。せいぜい小ネタがある程度で、アクセス数にしてもまだ7万足らず。発売されたばかりとはいえ前作のキャッスルマイスターは100万以上ですから思ったよりも人気がなかったのかな。さすがに2年前のコンキスタよりは多いとは思いますが。
当分はこのラビリンスで遊べそうですが、コロナ禍のせいで大っぴらに出かけることがありません。たまには本でも読んだら、といわれるのですが・・・
学生時代は海外ミステリーが好きで、未だに本箱にはあふれていますが、なかでも好きだったのがエラリークイーンです。最後の謎解き直前に突き付けられる「読者への挑戦状」、これを推理するのが楽しみでした。国名シリーズなんですが、なかなかエラリーのようにスッキリ解決できるわけがありません。
どうやらその一つを娘が読んだらしくて、これを読めといって渡されたのが、東野圭吾の「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」。
寝る前にチョコッと読んだのが悪かった。これメチャクチャおもろいやんか。
おまけに出版が去年の11月で、コロナ禍の真っ最中。もちろん本文も今の世相にピッタリのマスクに消毒が当たり前。それが推理小説となれば・・・
世間では本離れに加えてAmazonをはじめネットオフなど家から一歩も出ずに簡単に手に入るようになったせいもあり、近くの本屋がつぶれたとよく言われますが当方も同じ。よく利用していた古本屋が無くなり、最近ではサッパリ本は読まなくなってしまいました。
そんなダメオヤジへの「挑戦状」を娘に突き付けられたんですから受けざるを得ません。
結果見事に惨敗。
既に「危険なビーナス」を渡されています。さらには何かを準備しているみたい。気持ちはありがたいけど、エロゲする時間がなくなるやんか。それにやっぱりオレはそっちの方があってるんやけど・・・
