エロゲはやっぱり中古が一番

今、気になるのはエロゲよりも、藤井七段

最近はエロゲよりも藤井聡太七段に注目です。
ようやく開催された棋聖戦、あれよあれよという間に名だたるトップ棋士をなぎ倒し、屋敷九段を抜いて挑戦者最年少記録を打ち立てたばかりか、現在最強と目される渡辺三冠に先勝するとはね。ひょっとすると年内のうちに2冠なんて可能性も十分でてきましたね。
王位戦も23日の挑戦者決定戦を残すのみで、 私は厳しいけれども、ここで勝利すれば王位を獲得すると思っています。奪取してもらいたいとかではなく、谷川九段が「あの羽生九段でさえ十代後半でも持っていなかった力、急な勝負の流れを緩やかにもどす『ギアチェンジ』を身に着けた」ことを絶賛していたからです。21歳で名人位についた天才棋士の谷川九段だからこそ、天才藤井七段のすごさがわかるのでしょう。
そういえば谷川さんが名人になられてまもなくの頃、故米長邦雄永世棋聖曰く、名人獲得は谷川さんの力ではなくご両親のお力だ、と。それを確かめるために実家に訪れたところ、やはり私の考えは間違っていなかった、とも。かなり有名な話です。
さて、23日の対戦相手は先日と同じ永瀬二冠です。
棋聖戦では藤井七段に幸いしましたが、今回はどうでしょうか?
今からとても楽しみです。
その前に師匠との対決がありましたね。
20日竜王戦3組決勝で、勝てばこれまた史上初の4期連続優勝(初出場のデビュー1年目の6組から4組まで毎年優勝)になります。実は6組から2組まで昇級したのは行方尚史九段 (94年~97年の6組から2組)だけで、4組こそ3位昇級でしたがあとは全て優勝しています。
中1日おいた25日は、順位戦B級2組でこれまた宿敵(連勝記録を止められた)佐々木勇気七段と、さらに中2日の28日が棋聖戦第2局と対局が超過密。
勝てば勝つほど対局数が増えるのは当たり前とはいえ、今年はコロナのせいで1年間のスケジュールが10か月に短縮ですからね。タイトルホルダの渡辺三冠も、現在豊島名人に挑戦中で7番勝負の1局目が終わったばかり(渡辺挑戦者の先勝)。
28日の棋聖戦2局目こそタイトルの行方が決定されるほどの大勝負。
渡辺三冠が勝てば東京アラートですが、藤井さんの連勝ならば通天閣の緑色でニッコリマークのおまけつき?

余談になりますが、プロ棋士といえばご存知の通り将棋と囲碁。両者とも古くから親しまれてきましたが、息が長いのは囲碁の方だと考えられています。これはゲームの本質の違いといえるかもしれません。将棋は左脳、囲碁は右脳がメインといわれています。それを証明するような出来事が次の通り。
とある有名な実験で、認知症にかかった将棋好きと囲碁好きな方。各々と対戦したところ、かっての将棋の高段者の方は全く指せなかったが、囲碁のアマチュア五段の方はほとんど力が落ちず、対局したアマ三段の医者が驚いたそうです。因みにそのあと診察したのですが、相変わらず喋ることも満足にできなかったとのことでした。
将棋の最高齢タイトル者は昨年46歳で王位の座についた(うまくいけば藤井段七段が挑戦することになる)木村九段がすぐに思いつきますが、あくまでも初タイトルであって真の最高齢者は大山15世永世名人の54歳棋聖です。(一般棋戦では60歳でNHK杯獲得)
それに対して囲碁の方は藤沢名誉棋聖の66歳で王座獲得、翌67歳防衛が最高齢の記録だと思います。タイトルは別にしても、現役棋士は相当の年齢でも第一線で活躍されていることからも明らかですね。
また将棋には女性で真のプロ棋士はいませんが、囲碁はプロと名がつけば男女平等です。将棋でプロの女流棋士がいないのは、左脳の働きが劣っているからではなく、右脳の方が男性よりも遥かに優れているからで、囲碁の方ではおおいに活躍していますね。
あと将棋は首を取るか取られるかという厳しい勝負、一手間違えれば奈落の底。それが耐えられないともいわれています。それに対して碁はいろんな手段があり、それも一局、これも一局などと表現されるように、必ずしも正解手が一手だけとは限りません。厳密には多少の差はあるかもしれませんが、ごく僅かで、勝敗に大きく影響するほどではないというのが正しいかもしれません。先が長く少々の失敗は十分挽回できるほど、とても緩やかな勝負です。要は最終で相手よりもたったの1目だけ余計に地を多くとれば勝、というゲームです。
だから女性に向いているのかしれません。攻めは苦手でも守るのは遥かに女性の方が優れていますからね。
にもかかわらず何故か囲碁では攻めを得意とするのは女性なんですけどね(笑)。真偽のほどはともかくも文献などから清少納言は大変な剛力だったともいわれています。陣取りゲームとはいえ相手の石を取ることがこの上なく快感なのでしょう。

女性の特権の一つに執着心が強い、といえば御幣があるかもしれませんがよく言えば決してあきらめないというのが世間では通り相場になっているようです。ところが美少女でありながら性さえも超越したような非常に淡泊が売りの類い稀なエロゲがありました。といっても、ごく一般的にエロく、美しく、爽やかな物語ですよ。やっとエロゲに持ってこれましたよ。よかったよかった。(ほんのちょっぴり強引だったかも??)
それがスイセイギンカ(17/2/24 暁WORKS)です。
メインヒロインはもちろん美少女です。スタイル抜群、魅力もタップリ、気遣いもできるし申し分ないのですが、如何せん性に執着がありません。というかSEXも好きなのですが、それ以上に友情を大切にするメチャクチャ男前の女の子で、主人公の安藤哲生と親友なのです。
他の3人も魅力タップリですが、同様に妙にサッパリとした性格で、男にとってパラダイス、浮気
しようがハーレムを作ろうが、それほどヤキモチは焼かないとても都合のいい美少女ばかりです。残念ながらそのルートはありませんが・・・


あらすじ 
海の近く、港の側の街・瑞穂。
10年前に化学薬品の運搬事故や、その後に殺人事件などが起きるも、
今となってはすでに過去のこととなっていた。
瑞穂に暮らす少女・相馬いざな。
彼女は10年前に大親友と突如離れ離れになり、納得のいかぬ時間を過ごしてきた。
しかしこの夏。
その親友が、いなくなった時と同じように前触れもなく街に帰ってきた。
再会を喜ぶいざな。
しかしその親友は、彼女にとんでもない事実を伝えたのだった――

メーカーによれば、キミとの友情を明日へ繋ぐADVだそうで、主人公の安藤哲生とメインヒロインの相馬いざなの友情が肝。ただ哲生はいざなのことをずっと男だと勘違いしていただけのことです。


攻略は4人。
星井青香、城ヶ崎 桃、阿見マリアの3人攻略後にメインの相馬いざなルートが開放されます。前の3人の順は自由ですが、いろんな感想を見た上で私は攻略順通りに名を挙げたのですがこの順が一番しっくり来ました。少なくともマリアルートは最後の方がシナリオ的にもいいでしょうね。
システムは使いやすく、ジャンプ機能も充実しています。選択肢も複雑ではないですし、ノーマルエンドやバッドエンドまで入っており、ボリュームもタップリ。これで¥2,000足らずとは値打ちがありました。 


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

最近の「PCゲーム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事