トロント旅行－１

（トロント旅行記Ｉｎｄｅｘ）

超激安優待航空運賃は社員または同行家族と同行する友人が適用できると言うことで、かねてから行きたいと言っていた義姉夫婦に声をかけると、渡りに船とばかりに即決で行きたいとの返事。

今回の優待路線は成田－トロント往復限定で最低３泊、最高１０泊まで、出発は３月中に限る条件。

トロントには義姉夫婦の娘、つまり私の姪が１年前から夫の赴任と共にトロント郊外に住んでいます。そのため、義姉夫婦が兼ねてから一度行ってみたいと言っていましたが、飛行機も海外も初めてなので、我々が同行することで、大いに助かるようでした。

久しぶりの個人旅行なので、ホテルの予約から現地での行動予定もすべて事前に手配や下調べが必要です。最初はトロントだけではつまらないので他の都市にも行く可能性もあったので、列車や飛行機の時間、料金、チケットの買い方なども念のため調べました。

ホテルはインターネットで格安のホテルを探して予約完了。
レンタカーは予定がはっきりしないので現地で手配する予定。



（日程）
　３月２０日（木）ＡＣ－２便　成田発１９：２５　トロント着１１：４５／２４日
　３月２４日（月）ＡＣ－１便　トロント発１５：２５　成田着１７：３０／２５日


成田－トロント間は約１２時間のフライト時間
機種はＢ－７７７型

優待運賃は激安でしたが、燃油サーチャージは優待運賃の３．４倍もかかりました。オイルさえ安ければ本当に安く行けたのですが。


いつものように、空港近くの駐車場に車を預け第１ターミナルへ。
第１ターミナルは全日空のアライアンスグループの航空会社のカウンターがあります。いつも第２ターミナルからの出発がほとんどだったので、久しぶりの第１ターミナルですが、第２に比べるとスペースは小さいです。


１８時４０分頃搭乗し、１９時２５分ほぼ定刻通りに出発。

機内アナウンスは英語、仏語、日本語を３回繰り返す。



02

エアカナダ２便の機種はＢ－７７７の新型。シートは横に３－３－３。
空いていたので３列のシートに２人で座ることができた。

各シートには横長の液晶モニターがついている。
すべてタッチパネルで操作する。

メニューは映画、ＴＶ、ＮＥＷＳ、音楽、ショッピング、ビデオ、地図。
映画はハリウッド、各国映画、その他で分類され、それぞれ１２本くらいずつ選択できる。
映画のタイトルによって、複数言語が選択出来るが、ハリウッド映画で日本語があるのは１２本中３本だけだった。

とりあえず日本語が選べる映画から鑑賞した。
１本目はジョージ・クルーニー主演の「Michael Clayton」（邦題はフィクサー）

２本目もアカデミー賞受賞作品のコメディー　　「Juno」


３本目はチャーリーとチョコレート工場に出演した子役フレディ・ハイモアが音楽の天才的才能を発揮する映画　　「August Rush」

４本目は各国映画のメニューで唯一日本の映画、宮沢りえ主演の　「オリオン座からの招待状」




03

ヘッドホンは今まで他のキャリアで使用したものとちょっと違って、耳と耳をつなげて頭に乗せる部分がなく、耳に引っかけるタイプです。

右の写真はビジネスクラスのシート。個室風で足も伸ばせ、水平に寝られるようです。たまには経験してみたいものです。








04

出発してまもなく一回目の食事が出ました。フォーク、ナイフ、スプーンはすべてプラスチックの使い捨てです。

２回目の食事は一寝入りしてから軽いメニューで、サンドイッチ、フルーツ、とクッキーです。




05

２回目の食事が配られたあとすぐに、噂で聞いていたカップ麺が登場。
食欲はなかったけど、何となく食べたくなって食べてしまいました。
Ｎｉｓｓｈｉｎのカップヌードルですが、味付けが日本製とはちょっと違い薄味でした。

そして到着の１時間半ほど前にまた食事が出ます。この時は日本食が選べました。現地時間に合わせるとすれば早めの夕食になります。夜出発して夜到着するので機内で夕食を２回食べた計算。




06

約１２時間のフライトでほぼ定刻通りにトロント国際空港に到着。
到着ロビーには姪の夫が出迎えてくれ義姉夫婦は姪の家に行き、我々はダウンタウンまでAirport Expressという主要ホテルを回るバスでホテルまで行きました。

バスのチケット売り場で１００ドル紙幣を出したら、Ｎｏと言われた。
仕方なくクレジットカードはどうかと聞くと、ＯＫだった。
小銭を用意するため、空港内の売店で水を買った。

２０時２０分発のバスでダウンタウンへ。
２１時頃ホテルに到着しチェックイン。
初日は早めに就寝。






07

２日目。この日は一日トロントの市内観光です。
我々が予約したホテルはロケーションが良く、地下鉄Ｄｕｎｄａｓ駅まで２分、メインストリートのＹｏｎｇｅ　Ｓｔｒｅｅｔにも２分と便利がいいロケーションです。

この日はグッドフライデーで企業や官公庁、お店の大半が休みです。
日本を発つ直前にイータスターホリデーがあることを知りちょっとリサーチ不足を反省しました。

朝８時３０分頃ホテルを出て、ひとまず、地下鉄に乗ってＵｎｉｏｎ駅まで行くことにしました。

日本を発つ前にトロントの天気予報を調べてありましたが、この日の朝はマイナス３～４度。やはり寒いです。特に耳が寒いのでイヤーウォーマーをかぶりました。




08

地下鉄や路面電車、バスともに共通で１回２．５カナダドル。
旅行者用に１日乗り放題のＤａｙ　Ｐａｓｓが９ドルなので、Ｄａｙ　Ｐａｔｈを購入。しかも家族の場合１枚のパスで４人まで乗れるので安上がりだ。

駅のゴミ箱はリサイクルのため分別されています。




09

地下鉄Ｄｕｎｄａｓ駅のホームに下りるとイースターホリデーと朝早いせいかあまり乗降客がいません。







10

山手線のようにトロントの中心を南北に環状線のように走るYonge University Spadina線で南へ３つ目の駅が鉄道の中央駅でもあるＵｎｉｏｎ駅。ひとまずここで下ります。





11

街では休みのお店が多かったですが、ここは東京駅か上野駅のような地下コンコースで、さすがに色々なカフェや売店がオープンしています。

我々はまだ朝食を食べていなかったので、慣れたマックで買って食べました。




12

Ｕｎｉｏｎ駅で朝食をとった後、駅の南側にあるオンタリオ湖のハーバーフロントに歩いて向かいます。途中振り返るとトロントのシンボルタワーである世界一高いＣＮタワーが見えました。あとで、このタワーに登ります。





13

Ｕｎｉｏｎ駅から歩いて２０分ほどでハーバーフロントに来ました。
オンタリオ湖畔に向かい側のトロント島へのフェリーが発着するところで、観光地として普段はにぎわっているはずですが、イータスターホリデーのため、お店もクローズしていました。

トロント島に船で渡りたかったのですが、船も運休です。日本では祭日もにぎやかなはずですが、こちらではしっかり休むんですね。





14

静かなハーバーフロントを歩いていきます。

スケートリンクがあり、市民が楽しんで滑っていました。







15

水と船と青い空。
絵になる美しい光景です。







16

ハーバーフロントを一巡りして、Ｕｎｉｏｎ駅方面に戻るとドーム式のロジャーズセンターとその隣にＣＮタワーがありました。

ロジャーズセンターは大リーグのブルー・ジェイズとフットボールのアルゴノーツのホームグランド。高さ３１階建てのビルに相当する巨大な前開閉式ドーム。

この日は試合がなく閑散としていました。

そのま隣にそびえるＣＮタワーに向かいました。




17

ＣＮタワーのチケット売り場でチケットを購入し、高速エレベータであっという間に展望台に着きます。

ＣＮタワーは世界一の高さ５５３．３３ｍを誇るトロントのシンボルタワーです。







18

上からの眺めはすばらしく３６０度の展望です。







19






20

展望台にはグラスフロアというのがあり、文字通りガラスの床で下が丸見えです。
足を踏み入れるのには、少々怖い感じでした。

若者達はそこに寝て上から写真を撮っていました。



21

ＣＮタワーを下りたところはおみやげ売り場。
カナダの動物の大きなぬいぐるみがありました。
そのぬいぐるみの横に立って写真をとる観光客がいました。


つづく

（トロント旅行記Ｉｎｄｅｘ）