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東海道五十三次街道を29回に分けて歩くツアーがあったので、参加してみました。
日本橋からスタートして最終地は京都の三条大橋
東海道ウォークツアーの第一回は日本橋から品川宿まで歩きます。
ツアーの集合場所は日本橋。 地下鉄三越前で降りると案内プレートを持ったスタッフが。
日銀近くの常磐公園で受付を済ませグループごとにウォークリーダー1名とツアコンダクトタ1名が付き、軽く体操をしたあと、出発しスタート地点の日本橋に向かいました。
日本橋にある五街道の起点でウォークリーダーの説明があります。
橋の下に日本国道路元標が設置されています。 ここが0メートル起点。
道路脇の東京市道路元標と書かれた下に日本橋から主な市への距離が刻まれている。
道路元標地点での説明を受けたあと、いよいよ、当時と同じ道を品川宿に向けて出発。
日本橋由来記碑を見たあと、双十郎河岸の石碑が建つ川沿いのところへ
ここで、3つくらいのグループが一緒に説明を聞きます。
説明してくれる人は、"ひげの梶さん"こと、梶本晃司先生。
江戸時代当時の人々の暮らしや街道を行きかう人々の様子などを面白おかしく話をしてくれました。
ちなみに参加者一人1台、小型のレシーバーが配られ、イヤホンで説明を聞きました。
そして再び中央通りを歩きます。
日本橋から銀座方面に歩くと、新しいビルや変わったオブジェなど初めて見るものが。
次にやってきたのは、地下鉄京橋付近にある江戸歌舞伎発祥の記念碑
1624年に猿若勘三郎が櫓を挙げたのが江戸歌舞伎の始まり。
歩行者天国の銀座四丁目を通過。
次に来たポイントは芝大神宮。港区芝大門一丁目にある神社。
1805年に起きた町火消し「め組」の鳶職と相撲の力士たちの乱闘事件がこの神社のエピソードとして残っている。 ここでは結婚式を挙げる人が多いがこの日も行われていた。
続いて有名な芝増上寺へ。
増上寺前の公園で、受信機を使って説明を聞く。
増上寺は徳川家の菩提寺。 徳川将軍15代のうち、6人(秀忠、家宣、家継、家重、家慶、家茂)が葬られている。
増上寺の説明を受けた後、増上寺前の公園でスタッフから弁当を受け取り、昼食タイム。
昼食休憩のあと、田町駅手前にある勝海舟と西郷隆盛会見之地に。
江戸無血開城の立役者二人が会見したのは、三田の薩摩藩邸蔵屋敷
当時はこの裏手に藩邸がありすぐ前は海だったようだ。
次は高輪大木戸跡。 石垣が残っているが、江戸の南の入口として夜は閉めて通行止めとし、治安の維持と交通規制の機能を果たしたようです。
次は泉岳寺にやってきました。 私はここには始めて来ました。
中に入ると大石蔵之助の立像がありました。
泉岳寺でも日本橋で説明をしてくれた梶本晃司先生が再び説明をしてくれました。
泉岳寺のあと品川駅前を通過。
品川駅を通り過ぎてしばらく行くと品川宿の手前に解説版がありました。
そして北品川の駅近くの商店街入り口に品川宿の入口を示す標識が立っています
京急線の踏切を渡ったところからが品川宿のようです。
当時の面影はないので、ちょっと物足りないところです。
そしてこの日のゴールは品海公園でした。
ゴール地点でウォークリーダーから最後の説明とねぎらいの言葉がありました。
そして、ここで、スタートの日本橋と1番目の宿場である品川宿のスタンプが押された東海道宿駅のスタンプ帳を受け取り、最後に軽い整理体操をして解散となりました。
この日の歩行は8キロちょっと。途中での説明も含め江戸時代の歴史の一部を知って興味深く感じました。
私もリチャードさんと同じく泉岳寺だけ行ったことがないです。都心部散歩も楽しいもので、私はGoogleや電子版古地図をみながら名所札を読み歩いていました。自転車が多いですが。最近すっかり出不精になっているので見習いたいと思います(^_^;)
歩くのは楽しいですね。健康にもいいし。そして昔の人が歩いた同じ道を歩き、歴史の名残がところどころに残り、それらの説明を聞くと、さらに興味深くなりました。
車で通ってもわからない、隠れたいいところも見られますね。