神奈川県中郡大磯町東町日記

2004年にCIDPっていう病気が発症。
今はなんとかごまかしながらサーフィン楽しんでいる。

少年は桜を下から見たかった

2006年03月31日 16時23分51秒 | たわいないこと
いつもこの時期になると、毎年恒例の行事をたんたんとこなすかのごとく「きれいやなぁ」と思いながらなんとなく桜の花を眺めています。
しかし今年は少し違う。毎日病室から見下ろしている木がほぼ満開になっていることに気付いたのをきっかけに

下から見たい!!

という強い気持ちが生まれてしまったため、外に出るなという主治医の言いつけを破って行ってきました。
ナースの目を盗み、アニメに出てくる泥棒並の忍び足。
しかし、余計目立つ気がしてきたので忍び足中止。スピード遅いし。
なんとかばれずに下までついて、戦場カメラマンばりの決死の覚悟で撮ってきた写真を載せることにします。

知ってますか?1週間以上病院内で同じ時間に寝起きし、同じ時間においしくない食事をし、同じ時間にトイレに行く(決められてるわけではないのに、びっくりするぐらい分単位まで同じ時間に大が出る)生活をしてると、桜の花が異常に美しく見えるのですよ。

機会があれば是非やってみてください。

いいともにみる日本人のモラル低下

2006年03月29日 14時46分07秒 | たわいないこと
自分の前をミニスカートの女性が歩いていると、追い抜いて顔をチェックしてしまうのと同じ感覚で、入院中はどうしても「笑っていいとも!」を欠かさず観てしまうものだ。たいして見たいわけではないのだが、ついつい。

その いいとも の目玉コーナーであるテレフォンショッキングで気になることがある。
最後のお友達紹介のところなのだが、紹介されたゲストとタモリさんの間で
タモリ:「明日なんですけど、大丈夫でしょうか?」
ゲスト:「はい、大丈夫です。」
タモリ:「それでは明日、来てくれるかな?」
ゲスト:「いいとも!」
というやりとりを行ってCMにはいるのが暗黙のルールのはずだ。

ところが最近このルールが守られないケースをよくみる。
タモリ:「明日なんですけど・・・」
ゲスト:「いいとも!」
みたいな感じで、なんだったらタモリさんの言葉に食い気味に叫んでいる。タモリさんが機転を利かせてなんとかなっているが、何かぎくしゃくした感じは否めない。

中年より上の世代のゲストにこの傾向が強いように思う。
被紹介者に対して事前に連絡がいっていることぐらいもうわかっているし、確かに時間の無駄かもしれない。でもそれでいいのか?あの掛け合いは一種の儀式だ。吉本新喜劇における島木譲二のパチパチパンチであり、のりおよしおの漫才におけるツクツクボーシである。なくてはいけない、儀式だ。

本来、日本人はこういう形式的なことを大事にしてきたはずだ。
それをよりによって自分よりも上の年代の人たちによって崩されていくことを悲しく思う今日この頃である。

アホなTV番組

2006年03月28日 16時39分59秒 | たわいないこと
富山県の病院で患者7人の人工呼吸器が外され、全員が死亡。医師は患者の希望と家族の同意の下だとし、遺族は同意していない、と主張が食い違っている。
という事件を受けて、今朝の情報番組で偉そうなおっさんやおばさん達が(尊厳死に)「賛成」「反対」の札をそれぞれあげて議論をしていたが、この内容に激しい違和感を覚えた。

こんな風に「賛成」なのか「反対」なのかということを議論の起点にしてしまうとその間にある大事なことが無視されてしまう。
この事件での1番の問題点は、人工呼吸器を外すという行為に至ったプロセスが全く不透明であるということだ。医師にとっても苦悩の末の決断だったのかもしれないし、患者本人や家族の考えもあるだろう。その中で今後こういう事件が起こらないようにするためにはどうするべきかを考えなければならない。

その議論の結果、尊厳死の厳格なルールを作り、きっちりと法制化する必要がある。というふうになるかもしれないし、逆に、いかなる状況においても尊厳死は認められない。ということになるかもしれない。すなわち、「賛成」か「反対」かなんてことは自然に導きだされてくるものだ。
しかし、出演者のなかにそのようなことを発言する者は1人もおらず、各々の尊厳死に対するごもっともな思想を語っていた。さらには途中から進行役が尊厳死と安楽死を混同して話しだすというひどいありさまだった。

という感じでイライラしてると 「なるトモ!」 が始まった。
陣内智則と黒田有、どっちの自伝映画がみたい?という多数決をとっていたので、 
心のなかで「黒田の貧乏伝説が観たい!」と叫んでいたら、出演者満場一致で「黒田」の札をあげていた。うれしかった。



ひまひまひまひま

2006年03月27日 21時58分26秒 | たわいないこと
治療といっても朝昼の食後に薬を飲むだけ。副作用対策のため外にも出れない軟禁生活。良くも悪くもならない体。

今日ふと気付くと暇すぎて自分の爪に話しかけてた。
「おいおまえら、なんで伸びんや、切るのだるいわ。とくにおまえ、おまえや!足の小指についとるおまえ!形変やし!」

たわいないこと

2006年03月25日 20時11分32秒 | たわいないこと
スポーツの話題を少し。
・プロ野球パリーグ開幕 
  WBCの興奮冷めやまぬままシーズン突入!やっぱ野球はおもしろい。
・大相撲春場所大詰め
  力士太い。やっぱ相撲はおもしろい。
・元サッカー日本代表監督フィリップ・トルシエ、改宗してイスラム教徒に。
  オマール・トルシエになるとかならないとか。やっぱ宗教って奥が深い。
  
これを機にイスラム教もキリスト教も仏教もそと他もろもろ全部ひとつにまとめちゃえ!そうすれば改宗の儀式とかの手間はぶけるし。トルシエも忙しかったろうに。

いよいよ

2006年03月24日 22時52分49秒 | たわいないこと
検査を終え、明日から治療開始です。予定通り、プレドニンというステロイド剤を飲みます。もちろん完治が目標ですが、悪化がとまれば今ある症状はある程度仕方ない。というのが現実的なところのようです。

現在の症状を書いておくと、、、
・お箸が使えない
・字が書けない
・歩くとややフラつく
などなどあげればきりがないですが、すべては免疫異常により末梢神経(特に感覚を伝える神経)が炎症を起こしてしまっていることからきてます。

今回の治療は、薬で免疫反応を正常にもどしてあげようという試みです。
免疫に関わることなので、薬を飲んでる間は感染症にかかりやすくなります。面会は大歓迎なのですが、体調の悪い方はご遠慮ください。
また、薬が糖尿病をうながしてしまうことがあるらしく、病院食以外禁止されてます。ご来院は手ぶらで結構です。
それでも何か、っていう方には、おすすめDVDか気の利いた雑誌かミネラルウォーターか院内用テレビカードをお願いします。
決して持って来いってことではありませんよ。

それでは休日寝るしかやることがないあなたのご来院を待ってます!


深層心理!?

2006年03月23日 21時48分52秒 | たわいないこと
今日は嫌な嫌な髄液注射。
前回激しい頭痛の引きがねになったため、嫌やなぁ・・・と思っているところにやってきたのは若くてとても美しい女のお医者さんさっそくズボンをずらし、半ケツを見せる。個人的趣味ではなく、腰に注射するのでやむを得ず。

針が体に入ってくる。
やっぱりだれがやっても痛いものは痛い。でも処置してくれているのは美人女医だ。
「もう少し痛くして欲しい。。。」みたいな自分でも想像し得なかったM心が生まれそうになる。しかしなんとか理性で、湧き出てくる変体心を抑えている間に処置終了。

その後頭痛も起こらず、変体M男になることもなく、一安心な一日となった。

いまどきの女子高生

2006年03月22日 19時11分04秒 | たわいないこと
いや~、大変でした。大量の荷物を不自由な体で持って電車・バスを乗り継いで約2時間かけて病院きました。普段は車で通院してるのですが入院患者の駐車スペースは無いらしく、久しぶりに電車に乗りました。

電車に乗っていた女子高生が、連れの子に対して
「ってゆうか王貞治超カッコよくない?」
って言っていました。

WBCでの優勝の功績はとてつもなく大きいと実感しました。