長瀞・樋口駅から国道140号を寄居方面に進み、左側少し奥に入ったところに国指定文化財の「野上下郷石塔婆」があります。これをさらに上ると、意外や意外!「こんなところに?」と思うような場所に一面の菜の花畑が広がっていました。
まだあまり知られていないため人もほとんど来ず、とても静かな穴場的なスポットです。菜の花の香りが辺り一面に漂い、音といえばミツバチの羽音と鳥の鳴き声くらいでしょうか。黄金色に輝く菜の花畑を前に、ただ呆然と時の移ろいを感じていたい…そんな気持ちにさせてくれます。
※菜の花畑として一般に公開しているわけではなく、駐車場などもありませんので、付近の迷惑にならないようご配慮願います。
今回の目印となった「野上下郷石塔婆」の方も、近くに行って見てみました。
この塔婆は「仲山城」城主阿仁和直家が落城の際討死して、13回忌の1369年に夫人の芳野御前(妙円尼)が追善供養のために建立したものなのだそうです。
正面から見ると柱状と思いきや、横に回ってみると…
な、なんて薄い!ある意味すごいかも?!
高さ約5メートル、幅約1メートル、厚さ13センチのこの塔婆は、現存する板石塔婆としては日本一の大きさを誇ります。こんな大きくて、薄い石塔婆が当時のまま現在まで残っていて、しかも長瀞のこの場所にあったというのには、とてもびっくりしました。
この時期は桜でにぎわう、花の長瀞。今回は意外な発見だらけでした。あなどりがたし…
まだあまり知られていないため人もほとんど来ず、とても静かな穴場的なスポットです。菜の花の香りが辺り一面に漂い、音といえばミツバチの羽音と鳥の鳴き声くらいでしょうか。黄金色に輝く菜の花畑を前に、ただ呆然と時の移ろいを感じていたい…そんな気持ちにさせてくれます。
※菜の花畑として一般に公開しているわけではなく、駐車場などもありませんので、付近の迷惑にならないようご配慮願います。
今回の目印となった「野上下郷石塔婆」の方も、近くに行って見てみました。
この塔婆は「仲山城」城主阿仁和直家が落城の際討死して、13回忌の1369年に夫人の芳野御前(妙円尼)が追善供養のために建立したものなのだそうです。
正面から見ると柱状と思いきや、横に回ってみると…
な、なんて薄い!ある意味すごいかも?!
高さ約5メートル、幅約1メートル、厚さ13センチのこの塔婆は、現存する板石塔婆としては日本一の大きさを誇ります。こんな大きくて、薄い石塔婆が当時のまま現在まで残っていて、しかも長瀞のこの場所にあったというのには、とてもびっくりしました。
この時期は桜でにぎわう、花の長瀞。今回は意外な発見だらけでした。あなどりがたし…