正体不明の不安がしのびよってくるって感じることがある。
他の言い方もしてみる。
空虚みたいなものに包まれる感じ。
寂しさ。悲しみ、に似ているような感じのもの。
果てしなく落ち続けていくような感じ。
冬の北風の中で電線とかが鳴る虎落笛(もがりぶえ)のような、
それはやたらと寂しい感じ
まだ小学校にあがる前くらいから、
そんな感覚があったような気がする。
突然にやってきて、
包まれてしまったり、
しばらく包まれたまま日常を過ごしたり、
自分だけの感覚なのか、
他の人にも似たようなことが起きるのか、どうなのかな。
で、
ムンクの叫ぶ人みたいな気分でじっと耐える。
今はだんだん慣れて、
たぶんある程度同居させられるようになったのかな。
包まれている時は、いろんなことに
何も手がつかないって感じだったりはするけど。