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Walk in Jesus

「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、たましいの砕かれた者を救われる。」(聖書)

口下手な人への守り

2006-07-07 | 日々のみことば


私は、どちらかというと口下手な方で、何か難しい用件などを人に正確に伝えなければならないような場合は、かなり緊張します。そんなときに、いつも読んで励まされるのは、出エジプト記の中で、モーセが神様から、ユダヤ民族のエジプト脱出を指揮するよう命じられる場面です。

出エジプト記3:7,10-11
7 主は仰せられた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の悩みを確かに見、追い使う者の前の彼らの叫びを聞いた。わたしは彼らの痛みを知っている。
10 今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。わたしの民イスラエル人をエジプトから連れ出せ。」
11 モーセは神に申し上げた。「私はいったい何者なのでしょう。パロのもとに行ってイスラエル人をエジプトから連れ出さなければならないとは。」

このあと、モーセは、自分に課せられた責任の重さに目がくらむ思いで、神様にいろいろな質問をしていきます。そして、ついには自信を喪失しかけて、自分が口下手であることを理由に、この大役から降ろしてもらうよう、神様に頼みます。

出エジプト記4:10-12
10 モーセは主に申し上げた。「ああ主よ。私はことばの人ではありません。以前からそうでしたし、あなたがしもべに語られてからもそうです。私は口が重く、舌が重いのです。」
11 主は彼に仰せられた。「だれが人に口をつけたのか。だれがおしにしたり、耳しいにしたり、あるいは、目をあけたり、盲目にしたりするのか。それはこのわたし、主ではないか。
12 さあ行け。わたしがあなたの口とともにあって、あなたの言うべきことを教えよう。」

 

ご存知の通り、結局モーセは大役を引き受け、エジプトの王であるパロ(ファラオ)を説き伏せて、最終的には、全ユダヤ民族を引き連れてエジプトから脱出するのに成功します。この出エジプトにおけるパロとの難しい交渉に際して、神様は約束どおり、徹底してモーセを守り、この大命を彼に無事果たさせます。この一連の場面を読むと、なぜか勇気が湧いてきます。

まず、あの偉大なモーセが、かなり情けない愚痴を神様にこぼしたり、子どものような質問を真剣にするところに、親近感を覚えます。不安なときは、それを正直に神様に訴えてよいということが分かり、安心するのです。もう一つは、こうした子どものような質問に、神様が一つ一つ正面から答え、また愚痴に対しては叱咤激励し、どんなときもモーセを見放さないところに、大きな安心感を覚えます。神様は、絶対に捨てない方であり、常に横にいてくださる方だということが、改めて分かるからです。

 

何をどう話してよいか分からないような難しい局面に置かれることがありますが、常に主が守ってくださることに感謝します。

ルカの福音書12:11-12
11また、人々があなたがたを、会堂や役人や権力者などのところに連れて行ったとき、何をどう弁明しようか、何を言おうかと心配するには及びません。
12 言うべきことは、そのときに聖霊が教えてくださるからです。」

 


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