goo blog サービス終了のお知らせ 

宇宙人れいこのひとりごと

人呼んで「宇宙人れいこ」の日ごろ考えている事。

医療制度の崩壊

2007-09-29 11:32:34 | Weblog
父親が月に一回、近所の総合病院に検診に行く。
その度に馬のような薬をもらってくる。
やれ、血圧、尿酸値、血糖値etcをコントロールする薬だというのだが、父は人間ドックに行って基準値以下のものがない。
その薬のお陰なのかどうかはわからないが、別の病院で検診をうけている母の主治医は薬はなるべく使わないタイプである。
それでもまったく異常なしである。

小さいころからアレルギーで悩んでいた私は長年病院に検診に行っているが、昨日三ヶ月ぶりに行きつけの5年通っている国立大学病院に行った。
驚いたのは、国立大学行政法人となってから、三ヶ月受診していない人には初診料を徴収するという事だった。
5年通っていて同じ症状で主治医も同じで初診料というのもあまり納得いかない。
どうやら患者が集中する大学病院から地方病院に患者を分散させるというのが意図らしいが、医療費の増大は多くの人の家計を圧迫するであろう。

地方の病院の経営状態も困窮している。だから父のように大量の薬を処方しそれで利益を得ている病院も多い。

新聞の投書で「ジェネリックを使いたい」と行った患者が、「それだったら他の病院にいってくれ」といわれたというのが載っていた。

医師不足なのに、多くの病院の経営が困難。一方、美容整形などでは過剰。
医療制度までがおかしくなっている。

東京の病院が新患・救急受け入れ休止、来月末で全科休診(読売新聞) - goo ニュース

ミャンマー暴動

2007-09-27 22:37:40 | Weblog
軍事政権下のミャンマーで大掛かりなデモがあり、それを鎮圧する為流血の惨事になっている。
海外にいて、このような事態に遭遇したら真っ先に避難すべきであるが、この方は報道カメラマン、わざわざ現地に行かれて昨日入国したばかりと言う。
よく入国が許可されたものと思うが(外国人の報道記者)このような悲しい結果になってしまった事はまったくもって遺憾である。

ミャンマーについてはまったく知らない。
ただ本当に国連のガンバリさんに頑張ってこの問題の平和的解決が一刻も早く訪れるように願いたい。

それにしても僧侶に対してあんなに暴挙をおこなうとは。。。


邦人カメラマン死亡か ヤンゴンで発砲受ける(共同通信) - goo ニュース

さもありなん、

2007-09-27 22:32:47 | Weblog
英語にどうやって読みかなを?
と思ったらどうやら固有名詞。それだったら別に責められる事でもないだろうに。

賢いクリントン夫妻だって、その位やっているでしょう。(ただフランス大統領の
名前くらいはフルネームでインプットされているのは間違いないだろうけど)

日本人の名前だって難しい。だから読み方が書いてあっても不思議ではない。
しかしそれが大きくより上げられるのはやはり、あまり読み書きが得意そうじゃないブッシュさんだから?

日本でも福田さんや小沢さん、だったら読み仮名がついていても悪くとられないけど、安倍元首相やタイゾー議員だったら悪く(いかにも頭が悪いように)面白おかしく取り上げられるに違いない。

やはり人間イメージが大切なのである。

米大統領は固有名詞が苦手、演説原稿は「読み仮名」付きで(読売新聞) - goo ニュース

賛否両論あるだろうが

2007-09-26 20:57:55 | Weblog
今日は非常に興味深いニュースが2つあった。

一つは鳩山法務大臣の退任会見における発言、。そして大阪地裁の判決である。
鳩山大臣は再任はないと思って口が滑ったのか、「ベルトコンベアー式死刑執行」と提言した。
これは非常に問題発言ではある。しかし多くの国民は或る程度この趣旨を理解できるのではないだろうか?
死刑廃止論者の亀井静香氏などは非常に憤慨していた。確かに「人の命の重さ」をこのような表現を使うのは妥当ではない。
しかし日本の法制度に死刑が存在する。死刑に値する罪も存在する。
何もパン一枚盗んだから死刑になるわけではない。人の命を残忍な手段で奪い、情状酌量の余地がない究極の罰則が死刑である。
それに値する罪を犯し、更生の余地がない者にはそれ以外の償いようがないのではないだろうか?
この発言には確かに問題はある、しかし法務大臣のはんこが無い為に100人近い死刑囚が待機している状態を解決するのに一石を投じたと考える。

そして、大阪地裁で、求刑以上の刑が宣告された裁判。
十中八九、被告、弁護側が控訴するであろうから、確定はしていないが、裁判官が被害者の気持ちを察し、このような判決を下した(普通量刑は求刑の60-70%位)のは非常に興味深い事である。
おそらくこの判決も物議を醸し出すであろう。
しかし、裁判員制度が始まればこのような判決が多くでてくるようになる。

法務大臣や法務局に課せられた課題も大きい。

私は女性として、個人として、大阪地裁の裁判官の判決を人間性があらわれたものとして評価したい。

ステーキ店女性客拉致乱暴、元店長に求刑上回る懲役12年(読売新聞) - goo ニュース


「死刑執行、自動的に進むべき」 鳩山法相が提言(朝日新聞) - goo ニュース

意外な驚き!

2007-09-25 21:37:26 | Weblog
第一次福田内閣が発表された。
殆んどが留任。これは意外だった。新しく閣僚になったのは渡海氏、不破氏(再任)のみ、あとは殆んど同じ顔ぶれか横滑り。

権力を得ると力を使ってみたいと思うのが心情であろうが、福田氏は混乱を避ける為かそれを抑えたように感じる。

案外、この内閣総理大臣しぶといかもしれない・・・

それにしても安倍さん・・・政治家辞めないのかな?

外相に高村氏、防衛相に石破氏 文科相に渡海氏(朝日新聞) - goo ニュース

戦後レジーム復活

2007-09-25 10:12:47 | Weblog
戦後レジームからの脱却!
安倍首相が「うちゅくちいくに」と共に繰り返していた言葉である。
自分で言っている事と行っている事の意味があまりわかっていなかった方だから、「戦後レジームとは何?」という記者の質問に答えられなかったのもうなずけるが、今回の人事、まさしく戦後レジームの復活という気がする。

小泉さんが「ぶっこわした」自民党を立て直すにはこういう安定路線が必要なのかな?
しかし、不景気な顔の人ばかりだな・・・
容姿と政治は関係ないが、まあ唯一悪人顔じゃないのは谷垣さんくらい?

古賀さんは悪徳代官、二階さんはえちご屋さん(悪徳商人)、伊吹さんは悪徳奉行っぽい容姿だけど案外いい人かもしれないし、又、ここまで信頼を失墜させた政治の信用を内外取り戻す事に邁進してもらいたいものである。

せっかく入閣した人もわずか一ヶ月の閣僚。寂しいだろうな・・・



自民四役人事、民主は「古い自民党体質むき出し」と批判(読売新聞) - goo ニュース

もはや何をいっても虚しいだけ

2007-09-24 20:58:25 | Weblog
首相の会見を見ていた。
まず一緒に見ていた人たちの共通する感想「老けた」
顔の肉がたれさがり一気に何年も年を重ねてしまったようであった。

最悪のタイミングで辞めたことを認めながらもいっている事は言い訳にしか聞こえない。最初に国民にわびるべきだったが、国民への謝罪は最後となっていた。

要するに彼には責が重すぎたという事である。

しかし政治家は辞めないという、自分が政治家としてどれだけの迷惑を国民、政党そして海外(公約とたくさんしてきてしまった)そして彼を応援してくれた人々にかけたかを認識していたら、自分の身の置き所に関してはもう少し慎重に考えてから言明すべきであったと感じる。

彼にとっては人生で今最もつらい時期ではある、しかしもう誰も助けてくれない、
それは認識すべきだ。

安倍首相、病院で会見 「体調悪化」で辞任決意(朝日新聞) - goo ニュース

言語明瞭なれど・・・

2007-09-23 20:56:01 | Weblog
新しい自民党総裁に福田氏が選任。
下馬評通りではあるが、麻生氏が思いがけず善戦したのに驚いた。
330VS197。なかなかいいバランスではないだろうか。

福田氏の会見を見ながら、何と回りくどい話し方をする人なのかとイライラしてきた。そつはない。しかしもっと無いのは瞬発力。
論旨にたどり着くまでの前置きが流すぎて、結局何を言わんとするかがはっきり見えてこない。

新内閣の優先事項第一位はテロ特措法」である。
自民党にも民主党の言い分にもそれなりの利はある。
どこで歩み寄るかである。
福田氏は安倍氏よりは根回しができるであろう。これは早く解決してもらわないと困る、何といっても国民にとってもっと重要な問題が山積しているのであるから。

明日安倍首相が会見をするらしい。
お医者様からの許可がでればというのだが、一体どのように言い訳をするのか、
聞くまえからわかっているようにも思うが、いい意味でそれを裏切ってせめて最後は一人の首相として立派な人物といわれるような会見を行って欲しいものである。

しかし外国にもこの人が首相だったというのは恥ずかしいですね。
(めちゃくちゃかかれています)


多くの票に感謝、新総裁と一緒に党再生=麻生幹事長(ロイター) - goo ニュース

フジモリ氏は独裁者か否か?

2007-09-22 23:25:28 | Weblog
フジモリ氏がチリからペルーへと引き渡される。
ペルーの裁判所で彼が大統領在任中に犯したとされる罪の裁判がおこなれる見通しである。

フジモリ氏を現政権は「独裁者」と呼ぶ。
しかしフジモリ氏が独裁者であろうか?
非常に権力欲は強い。ペルーのみならず、日本の国政まで食指を伸ばす位である。
フジモリ政権下でペルーの人々の暮らしは悪くなったのであろうか?
いや改善されたはずである。
たしかに彼の政治は非常に厳しかった。
国内で跋扈していたテロの撲滅には容赦なかった。多くのテロリストたちを血祭りにあげた。これはアメリカだってやっている事であり、日本だってそれに支援している。お陰でいくつかの急進的なテログループはほぼ壊滅状態となった。

インフレ4000%という経済も回復した。
国民が経済にある程度の信頼を置けるようになった。
無論まだ貧しい、しかし、前政権よりよくなった事はまぎれもない。
日本の資本もたくさん入り、経済も安定した。

黒い資金流出というが、今までの大統領に比べたら横流し額は圧倒的に少ない。
その証拠に南米の大統領の多くは、退任後アメリカやヨーロッパに国の財産ごと持って消えてしまう。

フジモリ氏が批判されるのは人種的な面もあるのであろう、人種差別の激しい南米でアジア系の大統領をもつ白人の富裕層には耐え切れないものもあったかもしれない。又先住民の血をひくものも、アジア系の大統領に対し尊敬の念がわかなかったという事もある。

しかし、ペルーにおけるフジモリ政権は評価されてしかるべきである、そう感じる。

ただし、それと日本の選挙は別である。
日本政府の対応には非常に疑問を感じる。日本の戸籍法では成人の二重国籍は認めていない。戸籍の留保をした結果二重国籍であったフジモリ氏も、それが発覚した時点でどちらかを選ばなくてはならない。
政治家は何かあると「法にしたがって、法令にしたがって」というが、フジモリ氏への対応は違法である。
彼が日本国籍を捨てたら、特別滞在許可を与えるのはやぶさかではない。
しかしこのように不法行為をしている人間を国政の候補者に担ぎ上げる日本の政治家、彼らへの不信はぬぐえない。

フジモリ氏の裁判の行方、見守りたい。
悪い事だろうか?


フジモリ氏、再起へ強気 引き渡しは「想定内」(朝日新聞) - goo ニュース