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映画2019まとめ[涙とまらんよ部門]

2020-01-04 20:32:00 | 映画
2019年みた映画をまとめます。

涙とまらんよ部門
30を超えて涙脆くなっていますが涙ぐんでしまった感動のおすすめ映画をピックアップします。

- 劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ 
とにかく演奏の描写がすごい。合奏の空気感も描いている作品の最終章。
青春部活ものです。ここまでがんばってきた彼ら彼女らの見せ場の舞台ですので
関わっている人たち全員の気迫を感じた作品です。
音楽もこだわっているので音響の聴き比べに使えるのですが、この作品に合う劇場と合わない劇場があったのが割とショックでした。

- 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない 
『青ブタ』の愛称で呼ばれる作品
いままでこのシリーズで謎であった『翔子さん』の人生の話。
過去と未来が錯綜しなんとか翔子さんを救おうとがむしゃらにがんばる主人公咲太たちの青春ものです。
TVシリーズを観てないと世界観がわからないのでご注意を

TVシリーズ
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない


- 風をつかまえた少年
入場者特典として舞台となったマラウイのドリップコーヒーのパックをいただきました。
その時は鑑賞前だったのでどうコーヒーと絡んでくるのかと期待してましたが、特にでてこないので土地つながりということだったようです。
提供してたのはこちら https://warmheartscoffeeclub.com/
コーヒーを買うことで寄付もできる活動をしているところもあるのかと知りより感動しました。
なぜこういうところに感動したかというと災害による飢餓、政府の失策、教育施設が成立しなくなるというメタメタなところなのです。
そんな地方で勉強の大切さを感じ必死に知識を求め考え、廃材で作った風力発電で村を救う少年の話です。


- ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形 
血のつながっていない姉妹が生き別れ、そのあと妹が微かな姉の記憶だけを頼りに主人公ヴァイオレットに助けを求め探す話。
一連のストーリーには複雑な事情があり入り組んだ感情が垣間見えるのでそこがよりいっそうの涙を誘った作品です。

- ジョーカー
バットマンの『ジョーカー』の誕生する話
ただただいろんなかたちの暴力を観ることしかできない強烈な体験でした。
主演ホアキン・フェニックスの演技が本当に素晴らしいので、心が弱っているときは観ることはおすすめしません。
この救いのない暴力の世界に囚われてしまうでしょう。

観た後ジョーカーの印象が変わることを期待してその後のジョーカーがでてくる映画を見返したくなるはずです。
  


映画2019まとめ[考えさせられる部門]

2020-01-04 19:09:15 | 映画
2019年みた映画をまとめます。

考えさせられる部門
映画の中にちりばめられたメッセージを受け止めた瞬間から考えなくていけなくなるおすすめの映画です。
感動にもいろいろあると思うのですが、これも一種の心が動かされる感動作です。

- フロントランナー 
主演 ヒュー・ジャックマン なので観ました。
時代と選挙の潮目が変わったアメリカ大統領選の話。
ヒュー・ジャックマン演じるカリスマ政治家ゲイリー・ハートは最有力候補だったのにも関わらずとあるきっかけで簡単に脱落してしまった。

アメリカも昔はこうだったんだということと今も引きづっているところもある。
時代の変わり目がこうも変わるとかついていけないよね。現代だと乗り切ろうとして乗り切ってしまうのが必須能力になってますが。

- グリーンブック 
差別って意識してなくても日常の何気ない言葉と行動に隠れている。
そこを意識して脚本を作ったのだそうで大変見ごたえがある作品です。

現代では結構ありそうなコンビだと思うんですけどこの時代のことを考えると本人たちも戸惑うことばかりだった。
ぜひ中学生に見せたい作品です。

- ビリーブ 未来への逆転 
法律での男女平等を実現するため徹底的に戦った実話を元にした女性弁護士の話。
中盤から名門ハーバードの伝統というか理念をちゃんと受け継いでいたのが伝わってきてハーバードへ突きつける場面は感動ものでした。
ここまでしなかったら今でもアメリカの法律の中に残っていたのかと思うと信じられません。

- バイス

ジョージ・W・ブッシュ政権でものすごくやばかったのは副大統領に就任した彼が原因でした。
その彼がどうしてこうなったのか、徹底的に調査をして組み立てたストーリーになっています。
ストーリーもものすごいのですが主演のクリスチャンベールの演技と役作りがものすごく別人にもなれるというのがわかる作品です。
クセの仕草とか完璧であまりメディアに出てこなかった人物であるはずなのに「あ、これ見たことある人だ」と分かったくらいです。

- アマンダと僕 

まだ若い主人公が姉の子供を引き取る話。
主人公がイケメンすぎるというので観た作品です。
現代だからこそ起こる問題とEU内での法律で災難が主人公に降り注ぎます。
フランス映画のつくりとかも観れるのですがここのところの日本では貴重ですね。
あとヨーロッパで市内でロケすればすぐ画になる街並み、公園とかでてきて制作側としてはものすごくうらやましい環境なんだと気づかされました。

- この世界の(さらにいくつもの)片隅に
『この世界の片隅に』からもうちょっと内容を追加したのが『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』です。

実写ドラマ化されたのがこちら

第二次世界大戦の始まりから終わりにかけての日本
戦地に行かず残った人達の日常のお話です。
ヒロインのすずさんは天然でおっとりした人柄で当時だと困った人ですが現代にいたらきっともっと慕われていたのではないでしょうか。
時代が変われば人情の受け止められ方も変わるということなんですよね。
当たり前なんですけどそんなことなかなか気づきませんて…

舞台になる呉は海軍の軍港があるため軍需産業がそばにあり工場の需要があるため戦時中でも賑わっている街です。
国際法上狙われる施設が多くある街ということで空襲の激しさ、怖さが日常の町
そして呉は、広島の近くです。歩く分には遠いですが、歩いてきた距離を思うと胸が締め付けられます。


映画2019まとめ[ほっこり部門]

2020-01-04 16:29:15 | 映画

2019年観た映画でよかったと思うものをまとめていきます。

制作側の苦労とか考えるとみんな違ってみんな良いとしか言えない人なんで部門別におすすめを書いていこうと思います。

ほっこり部門

日常に疲れた時とかに観ると元気がもらえそうな作品をピックアップしました。

- そらのレストラン
田舎で農業や酪農をしてたんだけどレストランやろうぜ!というお話。
主演 大泉洋 ということで観たら出演者みんなが光ってた。
大抵のシーンに大泉さんいるから当たり前なんだろうけどロケ中は本当に楽しかったんだろうなーというのが演技にでてました。

- 名探偵ピカチュウ 
実写のハリウッドピカチュウということで観ました。
スタッフのポケモンへのリスペクトがありピカチュウの動きがかわいい。
キャストの演技が迫力あるのでハリウッドらしさもちゃんとありました。
家族で観ても大人だけで観てもちゃんと楽しめるメッセージがある作品です。

せっかくのハリウッド作品なので字幕版を観てから吹き替え版を観るのがおすすめ。

- 劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
おっさんずラブが話題になっていた頃なのでその流れで演技がどうなるのか楽しみだったので観ました。
その結果、吉田鋼太郎 の無駄遣い(良い意味で)でした。

いきなり退職した父にFFのオンラインゲームをプレゼントした息子と素性を明かさずオンラインでパーティを組む話。
blogの実話が元になってメディアミックス化されました。

現実世界では吉田鋼太郎演じる父はセリフ少ないんだけどゲームの中ではけっこうしゃべる。そのギャップが面白いです。
ゲーム内の映像の方が多いのでスクウェア・エニックス全面協力のおかげで実現できた作品です。

- 映画すみっコぐらし
大人も観て泣ける映画ということで何かと話題になってましたので観ました。
いろいろ流れてくる話ではどうやら、泣く人と泣けない人に分かれるようです。

普通に流しながら観てると大人が期待するような刺激の強い展開や演出はないので一見わかりにくいですが、キャラクター達の心情を汲み取れる人なら感動作です。

あらすじとしては大事件もなくどんでん返しもないなんの変哲もない映画なんですけど
すみっこ達は数々の理不尽を彼らなりに乗り越えてるんですよね。

そういえば声がナレーションのみのアニメって珍しかったなぁ

以上ほっこり部門でした。
次は 考えさせられる部門 です。