はなまるシエスタ

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2019年観た映画の数は?

2020-01-06 22:31:24 | 映画
この1年間何気なく映画の半券を取っておいたらさて何枚になっていたのか…
同じタイトルを数回観たのも入っていますし少し違うバージョンが出るたびに観たのもあります。
単純にもう一度観たいと思ってみた作品は一番少ないですがありました。
けれども1回きりの一期一会がほとんどです。

1枚ずつ数えた結果
97枚!

2018年は47枚です。
この差はなにがあったの?それは…

- 『POPLETA』というメディアと出会ったこと
これまでの自分であればそうそう出逢うことがない系統の新作映画の情報を見ただけなんですが、その後もなんとなく興味があって観に行ったんですよね。
そこから上映前の予告でさらにつながり観るかどうかのハードルも下がっていきました。
どの映画も何かしら満足していたので、ひど過ぎる作品はなかったです。


- 映画館が新しくできたり新しい動きがあったこと
前から動きはありましたが、今新しくオープンした映画館が相次いでいることでオリジナリティを出そうとする動きも活発化してきたので、イベント上映系が増えました。
いろいろな企画が出てくるようになったのもよりいっそう広がりを見せてきたように思います。

今月は『カイジ ファイナルゲーム』の吉田鋼太郎さんと藤原竜也さんの掛け合いを観たいので楽しみです。

映画2019まとめ[涙とまらんよ部門]

2020-01-04 20:32:00 | 映画
2019年みた映画をまとめます。

涙とまらんよ部門
30を超えて涙脆くなっていますが涙ぐんでしまった感動のおすすめ映画をピックアップします。

- 劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ 
とにかく演奏の描写がすごい。合奏の空気感も描いている作品の最終章。
青春部活ものです。ここまでがんばってきた彼ら彼女らの見せ場の舞台ですので
関わっている人たち全員の気迫を感じた作品です。
音楽もこだわっているので音響の聴き比べに使えるのですが、この作品に合う劇場と合わない劇場があったのが割とショックでした。

- 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない 
『青ブタ』の愛称で呼ばれる作品
いままでこのシリーズで謎であった『翔子さん』の人生の話。
過去と未来が錯綜しなんとか翔子さんを救おうとがむしゃらにがんばる主人公咲太たちの青春ものです。
TVシリーズを観てないと世界観がわからないのでご注意を

TVシリーズ
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない


- 風をつかまえた少年
入場者特典として舞台となったマラウイのドリップコーヒーのパックをいただきました。
その時は鑑賞前だったのでどうコーヒーと絡んでくるのかと期待してましたが、特にでてこないので土地つながりということだったようです。
提供してたのはこちら https://warmheartscoffeeclub.com/
コーヒーを買うことで寄付もできる活動をしているところもあるのかと知りより感動しました。
なぜこういうところに感動したかというと災害による飢餓、政府の失策、教育施設が成立しなくなるというメタメタなところなのです。
そんな地方で勉強の大切さを感じ必死に知識を求め考え、廃材で作った風力発電で村を救う少年の話です。


- ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形 
血のつながっていない姉妹が生き別れ、そのあと妹が微かな姉の記憶だけを頼りに主人公ヴァイオレットに助けを求め探す話。
一連のストーリーには複雑な事情があり入り組んだ感情が垣間見えるのでそこがよりいっそうの涙を誘った作品です。

- ジョーカー
バットマンの『ジョーカー』の誕生する話
ただただいろんなかたちの暴力を観ることしかできない強烈な体験でした。
主演ホアキン・フェニックスの演技が本当に素晴らしいので、心が弱っているときは観ることはおすすめしません。
この救いのない暴力の世界に囚われてしまうでしょう。

観た後ジョーカーの印象が変わることを期待してその後のジョーカーがでてくる映画を見返したくなるはずです。
  


映画2019まとめ[考えさせられる部門]

2020-01-04 19:09:15 | 映画
2019年みた映画をまとめます。

考えさせられる部門
映画の中にちりばめられたメッセージを受け止めた瞬間から考えなくていけなくなるおすすめの映画です。
感動にもいろいろあると思うのですが、これも一種の心が動かされる感動作です。

- フロントランナー 
主演 ヒュー・ジャックマン なので観ました。
時代と選挙の潮目が変わったアメリカ大統領選の話。
ヒュー・ジャックマン演じるカリスマ政治家ゲイリー・ハートは最有力候補だったのにも関わらずとあるきっかけで簡単に脱落してしまった。

アメリカも昔はこうだったんだということと今も引きづっているところもある。
時代の変わり目がこうも変わるとかついていけないよね。現代だと乗り切ろうとして乗り切ってしまうのが必須能力になってますが。

- グリーンブック 
差別って意識してなくても日常の何気ない言葉と行動に隠れている。
そこを意識して脚本を作ったのだそうで大変見ごたえがある作品です。

現代では結構ありそうなコンビだと思うんですけどこの時代のことを考えると本人たちも戸惑うことばかりだった。
ぜひ中学生に見せたい作品です。

- ビリーブ 未来への逆転 
法律での男女平等を実現するため徹底的に戦った実話を元にした女性弁護士の話。
中盤から名門ハーバードの伝統というか理念をちゃんと受け継いでいたのが伝わってきてハーバードへ突きつける場面は感動ものでした。
ここまでしなかったら今でもアメリカの法律の中に残っていたのかと思うと信じられません。

- バイス

ジョージ・W・ブッシュ政権でものすごくやばかったのは副大統領に就任した彼が原因でした。
その彼がどうしてこうなったのか、徹底的に調査をして組み立てたストーリーになっています。
ストーリーもものすごいのですが主演のクリスチャンベールの演技と役作りがものすごく別人にもなれるというのがわかる作品です。
クセの仕草とか完璧であまりメディアに出てこなかった人物であるはずなのに「あ、これ見たことある人だ」と分かったくらいです。

- アマンダと僕 

まだ若い主人公が姉の子供を引き取る話。
主人公がイケメンすぎるというので観た作品です。
現代だからこそ起こる問題とEU内での法律で災難が主人公に降り注ぎます。
フランス映画のつくりとかも観れるのですがここのところの日本では貴重ですね。
あとヨーロッパで市内でロケすればすぐ画になる街並み、公園とかでてきて制作側としてはものすごくうらやましい環境なんだと気づかされました。

- この世界の(さらにいくつもの)片隅に
『この世界の片隅に』からもうちょっと内容を追加したのが『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』です。

実写ドラマ化されたのがこちら

第二次世界大戦の始まりから終わりにかけての日本
戦地に行かず残った人達の日常のお話です。
ヒロインのすずさんは天然でおっとりした人柄で当時だと困った人ですが現代にいたらきっともっと慕われていたのではないでしょうか。
時代が変われば人情の受け止められ方も変わるということなんですよね。
当たり前なんですけどそんなことなかなか気づきませんて…

舞台になる呉は海軍の軍港があるため軍需産業がそばにあり工場の需要があるため戦時中でも賑わっている街です。
国際法上狙われる施設が多くある街ということで空襲の激しさ、怖さが日常の町
そして呉は、広島の近くです。歩く分には遠いですが、歩いてきた距離を思うと胸が締め付けられます。


映画2019まとめ[ほっこり部門]

2020-01-04 16:29:15 | 映画

2019年観た映画でよかったと思うものをまとめていきます。

制作側の苦労とか考えるとみんな違ってみんな良いとしか言えない人なんで部門別におすすめを書いていこうと思います。

ほっこり部門

日常に疲れた時とかに観ると元気がもらえそうな作品をピックアップしました。

- そらのレストラン
田舎で農業や酪農をしてたんだけどレストランやろうぜ!というお話。
主演 大泉洋 ということで観たら出演者みんなが光ってた。
大抵のシーンに大泉さんいるから当たり前なんだろうけどロケ中は本当に楽しかったんだろうなーというのが演技にでてました。

- 名探偵ピカチュウ 
実写のハリウッドピカチュウということで観ました。
スタッフのポケモンへのリスペクトがありピカチュウの動きがかわいい。
キャストの演技が迫力あるのでハリウッドらしさもちゃんとありました。
家族で観ても大人だけで観てもちゃんと楽しめるメッセージがある作品です。

せっかくのハリウッド作品なので字幕版を観てから吹き替え版を観るのがおすすめ。

- 劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
おっさんずラブが話題になっていた頃なのでその流れで演技がどうなるのか楽しみだったので観ました。
その結果、吉田鋼太郎 の無駄遣い(良い意味で)でした。

いきなり退職した父にFFのオンラインゲームをプレゼントした息子と素性を明かさずオンラインでパーティを組む話。
blogの実話が元になってメディアミックス化されました。

現実世界では吉田鋼太郎演じる父はセリフ少ないんだけどゲームの中ではけっこうしゃべる。そのギャップが面白いです。
ゲーム内の映像の方が多いのでスクウェア・エニックス全面協力のおかげで実現できた作品です。

- 映画すみっコぐらし
大人も観て泣ける映画ということで何かと話題になってましたので観ました。
いろいろ流れてくる話ではどうやら、泣く人と泣けない人に分かれるようです。

普通に流しながら観てると大人が期待するような刺激の強い展開や演出はないので一見わかりにくいですが、キャラクター達の心情を汲み取れる人なら感動作です。

あらすじとしては大事件もなくどんでん返しもないなんの変哲もない映画なんですけど
すみっこ達は数々の理不尽を彼らなりに乗り越えてるんですよね。

そういえば声がナレーションのみのアニメって珍しかったなぁ

以上ほっこり部門でした。
次は 考えさせられる部門 です。

映画館2019総括

2020-01-01 17:18:08 | 映画
映画を観終わった後、チケットの半券はどうしていますか?
大抵は周辺のお店で見せると割引をしてくれます。なのでいつも財布に入れっぱなしにしてそのままにしてしまって忘れてしまうのですね。
そしてそんな半券たちを数えれば一年間どれだけ観たのかもわかってしまうのです。
そんなことを気付いてから何気なく毎年数えているんですが、2019年分は明らかに観たのが多くなって大半は仕事場に置いているんですね。なので何枚かはまた後日の発表します。

ちなみに2018年はこちら

2019映画まとめ第一弾は 『映画館総括』を書いていきます。


なんといっても音響ミキサー志望だった自分としてはDOLBY ATOMOS(立体音響)の映画に最高の映画館で違いを聴き比べできるほど作品にも映画館にも充実していました。
そして、日本での立体音響の制作で普及にも活動している『岩浪美和 音響監督』が登壇する映画のイベント上映に参加できて裏話や苦労した点、立体音響制作に至るまでの業界の態度などお聴きすることができたんです。
自宅からふらっと行ける幕張新都心で結構行われるのでそれなりに参加してました。

そんな中その幕張新都心で結構お世話になっているscreen 8 の大きなスクリーンが張り替えが行われたということでその際長回しで撮っていたスクリーンの張り替え動画を見る機会がありまして、その際参加者プレゼントとして旧スクリーンの一部をじゃんけん勝ち抜きでいただきました。
もらった直後撮ったのが↓の写真です。


いつも観ていたスクリーンが手元にあり尊敬する音響監督のサイン入り、映画製作に携わっていたころもあったので人生を凝縮したようなものを感じてしまい感動しました。
ただの廃棄分のシルバースクリーンもらって感動する人間ってあまりいないと思いますよ。

ということで、プロからの視点なども参考にしつつ立体音響で上映する映画があればチャンスと思い追加料金払ってでも積極的に観てきました。

ここからは行ってきた映画館のまとめです。

- イオンシネマ幕張新都心 の screen 8 (DOLBY ATOMOS + ULTIRA)
追加料金なしで観られるすごくありがたい箱なので観てる回数も多いこともあり印象などすべてここを標準としています。

- 成田HUMAXシネマズ のIMAX
郊外のIMAXとして成田空港経由で行ったりバイクを買ったので直接行ったりしました。
行くまでに時間がかかるのですが、その分都内の混雑と無縁でそんな詰め込まれていない設計になのか1シートあたりがゆったりしているのです。
その中でもプレミアムシートが音響的にもスクリーン的にも一番良い席にある。
ちゃんとしたプレミアムシートなんですね。プレミアムシートなのにそこらへんおざなりの都内とはすごい違いです。

ということで普通のIMAX規格はここで体験しました。
独自スクリーン規格と立体音響で没入感ぱない。IMAXは主にアメリカ作品に多いのでそこらへん好きな方はIMAXを意識して観ることをお勧めします。

まさに映画を『観る』から『体験する』になるんです。

- T・ジョイPRINCE品川 のIMAX
上映の時間のためだけに渋々いったところです。
かなり混雑するところなのでゆっくりする場所も少なく苦手な箱です。
少しでも席数を入れようとそれなりに詰めているため都内では普通の席です。
ですが外周近くの席でなければIMAXの規格のおかげで大抵は立体音響を楽しめて大スクリーンも楽しめます。

- TOHOシネマズ 新宿 の IMAX レーザー
11月に新しくIMAXレーザーが始まりました。
これってなんなの?そんなに変わるの?と思ったので体験しに行ってきました。
観てみたらあら不思議、家でいつも観ている大画面の2Kテレビが4K HDRになってましたよ。というのが大スクリーンで実現していたのです。
画としては詳細になったのと輝度の範囲がすごく広くなったので明暗がくっきりしている。これにつきます。

ただここまで違うと制作時に意図してたものとけっこう差が出てしまって修正が必要なのではないかと思ってしまうくらい。
なので「IMAX レーザー用に作りました」という作品が出てくるまでは意図していない画としてそのまますんなり受け取ってしまってはいけない気もします。

- シネマイクスピアリ の 4K上映
スクリーンは今まで出てきた映画館の中で一番小さいのですがたまに4K上映している作品があるのです。
おそらく4Kでの配給があるものを4K対応映写機で実現しているものと思います。

これで『永遠の門 ゴッホの見た未来』を観たときは色彩の豊かな作品でしたので4Kで観て正解と思えるほどぴったりでした。
太陽の光と絵画の鮮やかなブルーと立体感のあるイエローがゴッホのテーマでもあるのでうってつけでしたね。

以上2019の『映画館』の総括でした。

次は映画作品です。