バルセロナ食い倒れ旅。

先日ここで告知したとおり、バルセロナへ4泊6日の旅をしてきました。
しかし、直行便がないバルセロナへは移動時間が長くて、実質3日くらいの旅行となりました。


まずは食い物編。

【7/14 木曜】
出発は9：30のフランクフルト行きの便。7時ごろ着いた空港で開いているのは少々の店舗。
朝早くてご飯はマンゴーとキウイフルーツのみだったので搭乗前に腹ごしらえ。

スープストックで。
けっこうな混み合いでした。
この写真を出発のお知らせでアップしようと思いつつ、思いのほか時間が迫って失念しました。

今回の航空会社は初乗り！ルフトハンザ航空。楽しみにしてました～
滞りなく搭乗、離陸。

高度が安定したら、お決まりのドリンクとスナックサービス。
写真ないけど、私のワンパターンでシャンパンをもらって、一気にかっくらって直ちに寝る。
今回初めてエア以外のネックピローを導入。

無印良品　フィットするネッククッション　ぶどう・約１６．５ｘ６７ｃｍ　￥1,900税込み
少々持ち運びが面倒だけど、ぐっすり寝られた！もっと軽ければ言うことない。

いつものことだけど、機上では食べているとき以外はほぼ寝ている私。同行した友人・お様にはさぞ同行し甲斐のなかったことでしょう。ごめんね。


しばらく寝落ちしていると、今度は機内食。（お様に起こしてもらった・・・。UAだとスッチーが激しく揺さぶってくれる・笑）
けっこう早く出るんだね～わざわざ食べてこなくても良かったかしら？
つうか、昼食という名目でこんなにボリューミー！

メイン：牛肉の柳川丼。

画像取り忘れたのですが、飲み物はもちろん白ワイン。

ルフトハンザ、メシ美味い。そしてサービス良い。
私は行き先の関係でずっとUAだったんだけど、サービス悪いんだよね～。好き嫌いのないグルメでもない私がご飯を残すこともあったし。
5年前？を最後にこの旅行まで海外行っていないので今はわかりませんが。
UAはその割りに安くないので、次の機会があればまたルフトハンザに乗りたいです。


で、食べてまた寝て。
数時間経過して軽食が出ました。（またお様に起こしてもらう＜頼りすぎ）
なんのケーキか忘れたけど美味かった。


そして、食べてまた寝る。何度でも寝られる(笑)


数時間後、美味しいにおいがして自然に目が覚めると到着前の夕食。

メイン：鶏肉の照り焼き・椎茸煮。

もちろんドイツビール。ライトなお味。カップ可愛い！

お様チョイス；ハーブ入りラヴィオリ。

デザートのガナッシュケーキｗラズベリーソースは期待してなかったけど美味しかった。完食。

また、到着まで寝ておりました。

やっとフランクフルトで入国審査、乗換です。
久しぶりの異国＆入国審査で、相変わらずダメな英語をたどたど思い出しつつ反芻。なのに、何も聞かれずあっさり入国審査完了。ドイツ人淡白すぎだわ。

乗換時間までは2時間弱しかないので、ここでの探索は帰国で寄るときの予習をかねて店舗を舐める程度で終了。
ところどころに流石お国柄、フランクフルトとブレッツェルのスタンドがあって目が欲しがる・・・しかし、機内食完食してはもう見るだけ。

な～んちゃって！

ひまわりの種まぶしタイプ。2.5ユーロくらい。

好奇心（食欲）に負けてとりあえず購入。でかい！！！
そう、躊躇したのはこのでかさ。比較物がないのですが私の顔くらいあった、いや、マジで(笑)
どこぞのフルムーン夫婦がフランクフルト（これも長い）をパッキンパッキン食べてて、非常に、非常に後ろ髪惹かれました・・・！！！うまそう～・・・っ

お様と帰りこそは！と心に誓いながらプレッツェルをちぎって食べました。＜結局食う。

そんなことをしている間に搭乗時刻に。バルセロナ便は国内用じみた小型機でした。
でもちゃんと機内サービスがあります。

クリームチーズとアップルのケーキ。美味し。

コーヒーをもらって一息つく間もなく、寝る。
着陸した衝撃で目が覚める始末。
何はともあれ、バルセロナに着きました。

頼んでおいた送迎スタッフにピックアップしてもらいホテルへ。

送迎バスの車窓から。

まさに弾丸ツアー、20時間あまりの異動を経てホテル到着が19時過ぎ。しかし、外は日本で言うところの16時くらいの明るさ。↑

お宿は市街地から少し離れた避暑地にあるALIMARA （Vall d'Hebron地区）

★★★★ホテル。

一見不便そうな立地ですが、なかなかどうして大当たり。
すぐ裏（徒歩1分強）に便利な地下鉄の駅Mundetがあって、観光地までの移動は楽でした。
（ちなみに我々は実質3日間の観光にピッタリな3日間乗り放題チケットを購入して乗りまくりました）
あと、重要なことにスーパーも徒歩1分のところにあって、夜は22時まで開いているのが助かりました。住宅地なのでほどほど大きいスーパーで、品揃えもいい。なんと肉売り場は生ハムだらけで量り売りしてます。その横にはチーズが以下同文。

到着日は空は明るいながら時間も遅いため、スーパーで水と晩ご飯調達（生ハムとサラダ、フルーツ等）して部屋で採りました。
生ハムに気を取られて写真撮り忘れたけど美味しかった～。空港で買ったプレッツェルはこれでも食べきらなかった！というかフツーの塩だけのにすればよかった。

翌日から本格的に観光サバイバルが始まるので、就寝。

---

【7/15 金曜】
スペインでは日曜日には店という店がほぼお休みなんで、勝負はこの2日間です。うっかりすると観光名所までお休みに。流石シェスタの国！！できるだけ働かないイイ！

この日は、私の今回の目的サグラダ・ファミリア【世界遺産】、それからカサ・バトリョ【世界遺産】とサン・ジョセップ市場へ。このレポは後日。

朝食は滞在中ホテルのサービスがあります。
ガイドブック情報や経験からぜんぜん期待していなかったんだけど、このホテルゴージャスだった・・・！
思わずがっついて写真撮影（というかカメラも持っていかなかった）忘れました。
次の日から撮ったよ(笑)

なのでいきなり、ランチタイム～
◆Restaurante Quixote
　Consell de Cent, 314, 08007 Barcelona, Spain （カサ・バトリョから1ブロック）
　+34 934880395

ぶらぶらしながら適当・・・いやインスピレーションで決めた店。
情報がないのでランチコース（12.25ユーロ）をいただくことに。飲み物、前菜、メイン、デザートにパンがついていて、それぞれ数種類からチョイスできます。

まあ、やっぱアルコールでしょ。きゅうってなる！

前菜～
私チョイス：サラダ。

お様チョイス：メロンのスープ　生ハム添え。

どちらもシェアして。サラダはフツーに野菜もチーズも美味しいですが、基本大量で薄味。
かんたんな調味料（塩、胡椒、ビネガー、オリーブオイル）がおいてあって自分でアレンジして食べるのが地元流のようです。オリーブの塩味でそのままでもいけます。

メロンのスープは・・・これがサーブされたときには2人とも「・・・」となって、失笑に近い噴出し笑いに包まれました(笑)でかい、量が多い、そしてこれデザートじゃね？的空気・・・
なかにメロンボール（くりぬいたデカいメロン玉）がふたつも沈んでいて削りかすの様な生ハムが2－3枚浮いている。繊細なようで大胆なこのスープ、美味しいです。つうか甘っ！もっとハム（塩味）プリーズ！
いやー贅沢過ぎてよくわかんない。なにこの前菜・・・

出足にアッパー食らって度肝を抜かれていると、メインが運ばれてきました。

お様チョイス：子羊のグリル？（メニューがスペイン語で調理法がわからない）

私チョイス：イカのフライ。

両方美味しかったんだけど、いかんせん量が多い！美味しかった～☆で終われない量。
私のフライは最後にはビネガーでヒタヒタにしていただきました。
久しくこんなにオイリーなものは食べていなかったので、お酢でさっぱり！櫛切りレモンじゃ足らなかったんです。

なんとかやっつけて、最終ラウンドのデザートです。
今まで無難なチョイスで来た私は、最後までフツー☆・・・のはずだったんです。
バニラアイスを頼んだんです。

トイレから戻ると、私の席には、

私チョイス：バニラアイス・・・？

え、ちょ、ナニコレｗｗｗｗｗ

バニラアイスバーでした(笑)わはは、ネタ的にもお味も美味し～

お様チョイス：なんとかジャングルケーキ。

お様のデザートは名前の由来やましてどんなものかがイマイチわからないチョイスだったのに、フツーに美味しそうでした。

コーヒーは別会計2ユーロ？（込みの飲み物は1点まで）

美味しい。コーヒーはどこで飲んでも美味しかった。


この日の夕食はタパスで。（店名失念）
特にあてどなく歩いていたら、お様が10数年前に訪れたときにあまりの美味しさに毎日通ったというタパスを発見。
ここの呼び込みのオヤジがセクハラまがいに勧誘するので、またホテルで済ませようと考えていた我々もつい入ってしまった。まあ、１回はこういうところで食べたかったから幸いだわ。

この陳列ショーケース！キレイ～

シャンピニオンとプルポ。ムール貝も頼んだ。
ビールは水です。

で。
残念なお知らせで、ここで食べたものシャンピニオンとビール以外は美味しくなかったの。お様が通った時代の輝かしい名声はもうなく。強引な客引きをする店はやっぱりダメよね。
食べながらテンションが下がっていく食いしん坊隊の私たち。
やっとこ食べ終えてホテルに帰るのでした。

こんなこともあら～な。

切り落とし生ハム。４ユーロ弱/100g。

こっちのトマトは堅めで食べるようです。

ホテルに戻って、この日市場で仕入れていた生ハム（美味しい！外れないわぁ！）と前日にスーパーで買ったトマトとオレンジを口直しにいただいて就寝。

---

【7/16 土曜】
今日は買い物という買い物を全力で終わらせなくてはいけない日。
観光はカタルーニャ音楽堂【世界遺産】、サン・パウ病院【世界遺産】、サンタ・カリーナ市場等々。それ以外は買い物するのが目的です。

ホテルの朝食～

朝から生ハム食べ放題。チーズもじゃがいものトルティーヤも。

おかわり。左側のはパンにトマトソース（名称失念）を塗った上にオリーブオイルを垂らして。美味すぎ。

朝から食べ過ぎるのに、昼にはシッカリお腹が空いている人体の不思議。

今日のランチは目的のひとつであるサンタ・カリーナ市場にあるレストランでパエーリャを食べる！
スペインに来たら試したい本場のパエーリャ。

サンタ・カリーナ市場。奥のカラフル屋根です。

レストランは市場の外側から出入りします。入り口を探して場内をうろつく私たち。しょ、食前の運動よ！
最初に着いたときには13時の十数分前で、13時からだと入店を断られ。うろつくのも飽きたので近くのスタバでお茶をして13時半ごろ戻ったら店内満員！いつの間に？
でも運良く待たずに入れました。

まずドリンク。お様のチョイス（緑）は個性的な味。私のはオレンジと人参。

ガスパッチョ。

このガスパッチョ、超美味しかった。この旅でいちばんかも。
酸味が利いていて本当にさわやか。この量、2人でシェアしてちょうど良かったです。

席の横にあったアジアン調理ブース（？）日本語の調味料やタイ語の調味料が混在してて面白い。（この隣のブースはフルーツ専門で忙しそうだった）

本命シーフードパエーリャ！（２人前）
少なく見えますがけっこう十分な量。

うわ～ん！いただきまっす～！パクッ　・・・・・しょ、しょっぱい～～～！(＠Σ＠；)
いや、味は悪くないんだけど濃すぎてしょっぱい。うそこれ本場の味？？もっとお米入れればいいんじゃない？分量間違い？？

お米はアルデンテで堅め。もっとお米がスープを吸うのを待つべきだったの？私たちがっつきすぎ？？
しかし、これでスープを吸ったコメは間違いなくしょっぱい・・・がーん。外れた・・・
海老は美味い。ムール貝がちょっと小さくてそれも残念。

ガスパッチョ２杯飲めばよかった(笑)

傷心を払拭するように、美味しいお菓子店を探しに行くことに。

ある店のショーウインドウ。

見ているだけで楽しい。

目的の店に到着。
伝統的なスペイン菓子を求めてイザ入店。喫茶コーナーがあるので口直しにお茶しました。

◆Caelum（ガイドブックに載っているよ）

道の股にちょこんとあります。

かわいいディスプレイ。小さい頃の夢のお菓子屋ですよ！

喫茶コーナーにあるお菓子たち。ここからお店の人がサーブしてくれます。



見た目だけでチョイス。
一口食べたお様が呟く・・・「これマジパンだ・・・」
え、マジパンって飾り菓子の人形作ったりするあれ？あれ食えんの？つうか美味しいの？？

食べるが早し。ああ、なんか懐かしい素朴な味。（甘い）なんていうか、美味しいとかそんな物差しじゃ計れない感じ。これも世界遺産なんじゃね？

とブツブツ言いながらなんとか完食(笑)

惨敗です。


この日の夜ご飯。

美味しかった。

しかし我々の連敗記録はまだ続く。
今度は殺人的行列のできるパン屋↑で、買った覚えのないパンの代金を支払うという珍事が(笑)
帰ってきてレシート見たら２個しか買っていないのに３個買った計算になって、しかも私らのパンと値段が違う・・・これ誰のパンなの？わたしたちのパン代は誰が支払ったの？？？(笑)

もう、ネタ的にもぐったりだよ。力尽きて就寝。

---

【7/17 日曜】
さて、今日は店がほぼ休みなので、マリーナのほうに出かけます。ポルト・ベイには日曜もオープンしているショッピングモールがあるのです。その前にグエル公園【世界遺産】へ。
お様のプランニングのおかげで無駄のないツアーとなりました。ありがとう！！！

で、今朝もがっつり朝食。

チョコクロワッサン（奥の皿）は美味しくてリピ。

アリマラの朝食最高！（チョリソは好みじゃなかったけど）


グエル公園は最寄り駅Lessepsから歩く歩く。
しかも坂の上です。私たちは一般的なルートを外れて一本手前で曲がって、坂を上がったらさらに巨大なエスカレーターを使って上がりました。着いたところが正面玄関じゃなかったのですが、結果天辺から下りながら見学できて楽チンでした。
正面から上がるのはきっと心が折れて出来なかったと思う！オブジェに群がる観光客の数を見ても心が以下同文！私たちバンザイ！（ミラクル☆）


で、そのコース上にあった気になる喫茶店で休憩を取ることに。

地味な佇まいなんですが・・・

ショーケースにこんなものが！（※肉まんじゃありません）

これ特大メレンゲです。右後ろのコーヒーカップが日本サイズのカップです。

比較対照があってもにわかに信じがたいこのスケール感異常。
しかもナイフがぶっ刺さってサーブされます(笑)
ちなみにこちらのアイスコーヒーはカップに熱いエスプレッソ、グラスに氷で持ってくるので自分でグラスに注いで飲みます。

勇気要るなあ・・・

想像を超えて甘かったです。疲れ切ったこの身体を持ってしてもこの甘さはきつい・・・
半分まで２人でがんばって食べて、のこりは持ち帰ります。食べるかはともかく(笑)
いつも以上にブラックコーヒーが美味しかった（遠い目）



このままマリーナでランチです。

この日は寒かった！

近辺はレストランで一杯。
そして、観光客を獲得すべく呼び込みが盛んです。
呼び込みにトラウマを抱えるわれわれは、当然レストランの下調べもなしなので散々迷って、結局一番最初に呼び込まれた店に決めました。（もうどうでも良くなってた）

こんなレストランでいっぱい。

店内（外だけど）

野菜不足を気にしてグリーンサラダ。味なし(笑)

海老のニンニクオイル。グラグラ言ってます。

昨日のリベンジ！今度はフィデウア。デカイ！これで一人前(驚)

皿もデカイ。そしてF1思い出す。

ここは美味しかった！
たぶん抜きん出ているわけではないけど、素材が新鮮なだけでも地の利でじゅうぶんな感じ。海老のニンニクオイルがパンにつけると最高で、メインのフィデウアが来る前に腹パンパンになりそうだった。

フィデウアも味がちょうど良くて美味しい。すこしオイリー気味なのが難点だけど、シーフードがどれも美味しい。ムール貝は小ぶりながら最高。思わぬリベンジも果たしたわ(笑)あとお魚のムース（白子っぽい）のが濃厚で美味しかったので、機会があったらまた食べたいです。

お様、本当にご馳走様でした！！！

と、ここで終わらないのが食い倒れ隊の旅。まだまだ食うぜ。

このあとショッピングモールを見物して（買い逃したバレエシューズの色違いがあって超悩んでやめた・・・すこし後悔気味←）、喉が渇いてきたのでお茶をすることに。

ここは行くつもりで調べておいた店。
◆Escriba（ガイドブックに載っているよ）

歴史を思わせる風格のある佇まい。

店の奥が喫茶コーナー（外にテーブル席もあります。こちらでは同じメニューでも外の席のほうが高く設定されています）

レモンタルト。5.25ユーロ。カフェオレは1.85ユーロ。

キレイで上品。大きさも日本と同じくらい。

このレモンタルト、本当に美味しかった。お腹が流石に苦しいのでひとつをシェアして食べたんですが、油ものの口直しにするにはお門違い。もう、至福の一口。

隣の席で大き目のおっさんが２人で身体小さくして食べてた（椅子とテーブルが可愛いサイズなんでｗ）ムースも美味しそうだったなー
ほかにも数種類あったのを全部制覇したかった。（そして２人きりで可愛い店に甘いものを食べに来るこの２人の関係も追及したかった）

チョコレートのラインナップが多かったのだけど、この気温で日本に持ち帰るのは無理と断念。焼き菓子が美味しそうだったのでお土産に購入。（あとで大きな間違いに気づく・笑）
この日、偶然か日本語を話せる店員さんがいて色々聞きながら買い物が出来ました。

お様の希望で、ここで売っていた一口大のプチパイを晩ご飯に買って帰ることに。

通りかかった美味しそうなパン屋でサンドウィッチも調達。

さすがの私も食べすぎと疲れで胸やけを起こし、晩ご飯を残す羽目に。
（トマトのパイは美味しかったんだけど、サーモンとミートは匂いがダメだった・・・）

さて、今日でこの旅も最終日。翌朝５時に迎えが来るので早く寝ようと支度をしていたのに、なでしこJAPANの活躍を前に夜更かししてしまいました。お様の盛り上がりっぷりはゲームよりもエキサイトしていたと私は思う(笑)

というわけで、歴史的優勝を見届けて就寝。

---

【7/18 月曜】
帰国です。今日は朝早すぎてホテルの朝ごはんが食べられません。とっても残念。＜にんにく（スペイン語でお願いします）

夜明け。

バルセロナの空港は早朝にもかかわらずカフェが開いていたので、軽くサンドウィッチとコーヒーを。
最後まで生ハムです。寝ぼけ気味なんで写真撮り忘れました。

それより私たちのミッションはまだ残っているわ！
フランクフルト空港でフランクフルトを食す！！（にんにく）

・・・・・とフランクフルト行きの飛行機では案の定の爆睡で夢にも見なかったんですが、空港へ着くと俄然張り切ります。もうお腹空いてますから。

しかし寒い！降り立った瞬間から寒い！！

なんなのここ、ゴールドコーストでもあるまいに！外気温16℃っておかしいじゃない？
そんな理不尽なことでプリプリしていても一向に身体は温まりませんよ。はは。内緒にしていましたが、私はこの旅行に長袖を一枚も持ってきていなかったのです。
半袖3枚＆リネンストール1枚だけ。だってあの日本の気温とスペインの気候を考えたら長袖の存在理由がわからないし！ええ、ええ、持って来てねーですよ。
万一寒かったら買えばイイやって思ってたけど・・・（ヒント：寒くなかった）

この期に及んで買いたくないので、根本的な解決方法を模索しました。
温かいものを体内に取り込む、そうです、熱いもの食べればいいんです。スープねーか？スープ・・・

もちろんフランクフルトを忘れてはいません。
けれど行きにあったスタンド形式の店は見当たらず・・・。セキュリティチェックインしたゲート付近じゃないとないのかもしれない、と仕方なくレストランを物色。幸い乗り継ぎの時間はたっぷりある（３時間）。
そんな状況で一軒、美味しそうなスープを扱っているお店発見。しかも、フランクフルト置いてる～～！
すごい、かみさまっているんだね。

お様チョイスで豆のスープ。たっぷり！

そしてフランクフルト～（タケコプタ～的口調で）

まずスープ。
お様に指摘されるまでもなく湯気が立っていない、明らかにぬるそうな予感。
恐る恐る食べてみたらやっぱりぬるかったけど、味は美味しい。何のカテゴリーに属するか不明だけどクセになる味で美味しかった。良かった・・・少しは温まった気がするし。

そしてわれわれ最後のミッション、フランクフルトは。。。ぬるい！！！
そしてパッキン加減も薄い・・・味は悪くないがわれわれシャウエッセン並みのパッキン感を求めていたので、若干の敗戦色が見え隠れ(笑)

でもさすがパンは美味い。もう勝ち負けなんてどうでもいいじゃないか・・・なでしこJAPAN感動をありがとう（なでしこは勝者ですが・笑）（そして、空港で飯屋を探している最中になでしこ行列に遭遇。一様に疲れ切っていたけど）
とりあえず、ミッションコンプリート！

 

搭乗時刻は守れたけど、離陸に時間がかかってた。
今思えば、なでしこご一行を乗せていたのね。寝てたから気にならなかったけど。

帰国便の機体。頭部に日本の国旗が・・・


さて、上空で最初の一杯はシャンパンです。
ガッと飲んで、ガッと寝たのでまた撮り忘れ。

すこしウトウトしたくらいで、昼食の時間。

私チョイス：鶏胸肉のメンフィス風　ピーマンとポテト。

お様チョイス：和風ビーフカレー、豆ご飯。

私の飲み物はカンパリオレンジを作ってもらいました。そして、白ワインをおかわりで。
すっかり忘れていたけど、ドイツでじゃがいも料理を食べそこねていたので機内食だけど芋をチョイス。美味しい～外側カリッとしていて中はしっとりねっとり。
ルフトハンザ大好き！（にんにく、にんにく）

この便は夜行フライトになるらしく、軽食のサーブはなしでセルフサービスになりました。
要は自分で好きなものを好きなだけもらってきて食べる。ということで、私はぐっすり寝てました。途中のどが渇いて数回水を取りながら、4～5時間寝てたんじゃないかしら？
最後に起きたら小腹が空いていたので、キャビンに寄ってお菓子をもらって食べ、また寝る・・・

いや～よく寝たなあ。毎度のことですが、眠れるおかげで時差ぼけしません。
翌日から普通に仕事へ行けるし、私の体は海外旅行に向いているんですよ。残念なのは面倒くさがりで語学が苦手ってところかしら。

そんな誰のためにもならないことを思っていると、この旅行最後の食事が。
到着前の朝食～

オムレツとじゃがいもの千切り、ほうれん草ペースト添え（メニューに予告されていないので勝手に命名ｗ）いい加減にアルコールは自粛。

この子には最後までぶっ掛けられました。

オムレツはフツーですが、添えてあるポテトとほうれん草ペーストが美味しい。ケチャップとともにオムレツに絡めて食べるといい感じでした。

そして、このポーションはどんなに静かに開けようとも必ず「プシッ」と飛び散りやがるんですわ。どんなつくりなの？油断すると顔にも飛ぶんだけど、ドイツ人の趣向なの？？(笑)

食べて最後の一眠り。寝すぎで目が腐るんじゃないだろうか・・・（視点はもとより腐っています）

 

台風の影響で、成田空港に近いところで多少揺れましたが無事に着陸。
予定より遅れて8時半に到着しました。

時間が早いので、それぞれの電車の時間までスタバでお茶をしながら休憩。

お様、おつかれさまでした！