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📖 きみはポラリス 📖 三浦しをん 著 新潮文庫

2020年09月24日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*


11篇の密やかな愛の形が書かれた短編集。
本のタイトルから想像していた内容とは大きく違いましたが、
最初の1篇と最後の1篇が繋がっているところも読ませてくれますね!!!!
しをんさん❢奥が深いですね!










₍ᐢ. ̫.ᐢ₎.。 中村うさぎさんの解説から

この本の中に『きみはポラリス』という名の短編はない。では、著者はわざわざ、この短編集のために
『きみはポラリス』というタイトルを考えたのか。
ポラリスとは、北極星のことであろう。だとすると、表題にもっとも近いタイトルは
『冬の一等星』のように思える。十一篇の中で、私が一番好きな作品だ。
ただこの短編には、実際には「北極星」は登場しない。

その代わり、次のような美しい一文がある。

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「八歳の冬の日からずっと、強く輝くものが私の胸のうちに宿っている。
夜道を照らす、ほの白い一等星のように。それは冷たいほど遠くから、
不思議な引力をまとっていつまでも私を見守っている。」

       ・'゜🌠.:*:・'゜★゜'・:*:・'゜🌠:*:

そう、それが「愛」だ。遠い日の「恋」は胸の奥に押し花としてたたみこまれ、
「愛」は夜空の「北極星」となって、あなたを守り導く。
「恋」と「愛」が繋がってこその「恋愛」。この短編集には、そんな「恋愛」が
いくつも煌き、われわれの心をほのかに照らし続けるのだ。






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