金曜ロードショーの映画『タッチ』

タッチを観ました。母が録画しておいたらしいのを弟が観るというので便乗。
お前課題はどうした、というツッコミは受け付けたくない。

以下独断と偏見で埋め尽くされた実写映画『タッチ』の感想。↓
読みたくない人はスルーしましょう。

言いたいことはたくさんあったんだけど、まずこの映画は原作を知っていて、細かい所までよく覚えていないと観られないと思う。
観る人にはとにかく、和也がいかに努力家で優秀なのかってことと、その双子の兄の達也は飽きっぽくて頑張ることも好きじゃない所謂落ちこぼれだってことを、和也が死ぬ前に覚えておいてもらわないことには話は始まらないわけで。そこが描写されてないと、野球部員と達也(和也）の関係だってわからないから、原作を知らない人はどうして達也があんな嫌われ者みたいになってるのかよくわからないんじゃないかしら。そもそもあの嫌われ方は大袈裟だし、あの話の流れだとどうして達也に対してコータローが嫌な顔するのかだってさっぱり理解できない。原作の記憶があやふやだった場合も然り。
それと達也のお母さん。タッチを２時間の映画にしようと思ったらエピソードなんていくら削っても余るくらいなのに、原作ですらそんなに出張ることなく「和也の本当に嬉しそうな顔を見るのは大変だった、だってそれには達也を褒めなくちゃいけないんだから」と達也が野球をすることに対して否定的な表情は一切見せなかったのに、どうしてそんなにヒステリックなおばさんにする必要があったのか。南ちゃんにしたって、体操部の件が省かれているのに野球部やめる意味もわかんない。鬼が出てきてやめさせられたわけでもないのに(というか南ちゃんは鬼が何と言おうと野球部をやめたりしない)、あの子そんな子だったっけ？と思わされた。
っていうか、失礼な言い方かもしれないけど完璧すぎる南ちゃんを演じるのは長澤まさみには荷が重いのでは？『ラフ』の二ノ宮亜美は別に「全てにおいて完璧な日本中の憧れの的」じゃないから長澤まさみが演ることに何の不満もないけど…
既にアニメ化してる有名マンガを実写化するのに全部原作通りのエピソードにしても面白くないとは思うけど、それで物語の流れがわからなくなっちゃったら本末転倒。西村・吉田・新田由佳・鬼を存在ごとカットするくらいなら、原作を知らない人にももう少しわかりやすく話を進めるべきなんじゃないかなあ‥

西村・吉田は、どちらか片方だけが登場するってことはなかったとは思う(達也が変化球を覚えるのは確かアニメの方の映画「大リーグ編」だったから、この場合変化球のくだりは丸ごと彼らのエピソードと言っていいから)。でも、①変化球(ピッチャーとしての投球スタイルとか、和也がいなくなった後の達也の努力の過程とか)の話をまるごと削除して、②須見工を共学にして(超ブラコンの新田由佳が原作で言うことには「もし須見工が共学だったら私はお兄ちゃんと同じ高校に行くに決まってる」そうなので、由佳の登場を阻むために須見工を共学にしたというならあり得なくはない)、③鬼を登場させないために学年詐称までさせ(明青の監督は原作で入院し臨時監督として手違いで鬼が呼ばれたが、鬼が出てくるとややこしくなるので本当は３年生になってからのはずだった新田との対決を２年次に変更したと思われる。おけげで黒木さんの学年が不明になった)、そこまでして結局この実写映画では何をしたかったのかと問いたくなるほどのスカスカぶり。
ハリーポッターと炎のゴブレットを観た時にも思ったけど、これほどの長い物語を２時間(長くても２時間半)に凝縮しようとしても無理があるのは当然。話題にはなるし売れはするはずなんだから、２時間×２回の上映にしてもよかったんじゃないかと思った。この内容を映画館に行ってお金出してまで観たいとは思わない。DVDレンタルもお金かかるからそこまでして観たくないし、金曜ロードショー万歳だわ。
この分だと今やってる(よね？）ラフにもそんな期待はできないかな。そもそも圭介役を速水もこみちがやること自体謎。そこまでしなくても話題性はあるんだし、速水もこみちを使いたいなら仲西さん役にすればいい(キャラ違う気もするけどそれをいうなら圭介だって厳しい)。配役の時点でがっかりさせられたしもういいやって感じではあるけど、これ以上ファンをがっかりさせるようなことがないといいな。もちろんラフもお金を出して映画館まで見に行こうとは思いません、まあ理由は「お金がないから」ということになってますが本心はそうでもないかもしれません(何

ぐだぐだの感想終わり↑

今日も弟に私のメモリーカードでBASARA２をやってもらってます(決してやらせてるわけでは…)。
私はこんなことをしていないで早く課題をやっつけなければいけないのに、どうしてこう、締め切りとか試験の前になると突然違うことをしたくなるのでしょうか。あ、従妹の課題はちゃんと終わりました！(自分のは？

毛利先生はオクラだけどサンデーさんなの！

久しぶりに会う友達が、予想以上にびっくりしてくれて楽しかった(何

Keiちゃんの妹は本当に美女だった。すごい可愛いよあの子！もう顔ちっちゃいし細いしさあ、２年後には存在が凶器になってるんじゃないかと思うよ。

やっぱり人に会うと楽しいな。
今はぎりぎりの課題をいくつか抱えてるから時間とか体力とかも厳しいし何よりバイトしてないからお金がないんだけど、苦しくてもちょっと無理して行ってよかった…うん元気になった。
みんなホントに超ありがとうでした！
そしておかしなテンションのＴ子の相手をさせてしまってごめんですι

ああ、楽しかったなあ。
ちょっと疲れたかも。眠い。でも従妹の課題だけはやってしまわないと。