
今日は朝から大騒動!
数日前、かみさんが、「15%のプレミアムが付いた商品券が売り出されるので買おうと思うねん、どう?」と言うから「それはええやんか」と答えると、「じゃあ発売当日並んで買っといてんか」。
えええ・・・・ 「僕が並ぶの?!」
日頃スーパーで大安売りがあって、買いたいなあ、と思うのがあっても行列に並ぶのは、どうも気が引けるというか格好悪いというか、やったことが無いのだが、今回も多分大変な行列になるだろうというので後ずさりしてしまう。
発売場所は近くではかみさんが勤めるスーパー、勤めているかみさんが並ぶというわけにはいかないのは分かっているが、どうも気が重い。でも1万円で1500円のプレミアムは指を加えて見逃すには惜しい気もする。
とうとう今日、発売当日だ。これでやめると、かみさんから嫌味の一つも言われて、喧嘩の火種になってもあほらしい、「ええい、やったろか」と勢いをつけて並ぶことを決意。
スーパー開店の10時、途中の道が車で停滞している。平日の車の量ではない。「まさか・・・・」
そう、そのまさかだった。行ってみると、なんと長蛇の列。小走りに最後ろを探す。
販売場所はスーパーの中だが、列は入口を出て建物に沿ってぐるっと取り巻いている。とにかく並んだ。するとすぐに後ろにもう10m位の人が並んでしまった。
見渡すとやっぱり主婦が圧倒的に多い。百貨店での安物品争奪戦での主婦を見ているので、当然のことだと納得。男の人は私のような年配ばかり。多分かみさんから「行って来て!」と尻を叩かれて並んでいるに違いない、と思って見ていた。
少し前に進んだ。そんなに時間は係らないだろう、と思っていたら、スーパーの係りの人がやってきて、こう言うのだ。
「相すみません、本日の販売セットは1000セットです。一人10セットまでとしていましたので、ここらの方は売り切れになってしまうかもしれません。このようなことになるとは予想していなかったので
1000セットしか用意していませんでした。もし売り切れになりましたらお許しください。今 半分ぐらいが売れてしまっている状態です。ざっと500人様がお並びのようですので、申し訳ございません」。
エエエ・・・・ ええええ・・・・、ほんまかいな、意を決してならんだのに・・・・。
「もっと仕入れておかんかいな、見通しの悪いスーパーやな」「一人1セットの販売にせんか!」、主婦の猛攻だ、やっぱりおばちゃんは怖い。
それでも列の人は離れなかったのだが、しばらくして係員がまた同じアナウンスをし、「他にも××などで販売しているところがあります」。
これで少し人垣が崩れ始めた。私は迷ったが行くとこまで行こう、と決め、列に残った。
そして10分位たっただろうか、前の方の列が崩れ、人がクモの子を散らすがごとく動きだした。
売り切れたのだ。入口から3、40mも離れた地点だった。
この話にはオチがあるので終いまで読んでくださいませ。
無言で散った主婦たちは、次の販売所に急いでいる風だった。私は、もういいか、やることはやったんだ、と自分に言い聞かせて帰宅、一息入れたのち、他のところも一度見てくるか、と今度は面白半分で、ある電気量販店に行った。
そこは閑散としていた。店内は何時もの平日の客数だった。
見渡すと例のプレミアム付き商品券の販売チラシが目に付いた。
「もう売り切れたんだ、そりゃ先のスーパーの状態から見ると中心地にあるここではもっと早く売り切れになっても仕方がるまい」そう考えた。だから、尋ねるのも「今頃何さ」と思われるのがいやで、何するこなく店内を歩いていた。
そこへ店内放送「プレミアム付き商品券、もう残りわずかですので・・・」と言っているような気がした。
ほんまかいな、急いで窓口へ、そして尋ねた「まだあるのですか?」、「ハイ、向こうの販売所で売っています」って。
販売所では一人も並んでいず、定員さんが手持無沙汰で立っていた。私はとにかく買い求めた。
それでも心配で「ほんまに買おうとしている商品券かいな」と店を出て確かめ、確認できてホッと。
「でもこんなに簡単に買えるなんて、どういうこと、あのスーパーでの行列はなんだったんや」帰りの車の中でのつぶやきでした。


ごめんなさい。
商品券の売り場は多数あることは知っていましたが、どこの販売所も同じ状況と思っていました。だから一番近いところを目指したのですが・・・。
いろんなことがあるのですね。
から聞いたよ!!
Jデンキだってね「銀行へ行って大金おろして
Aスーパーへ行ったらとっくの昔に売り切れだ!」って「デンキ屋の話はさっききいたんやわぁ」
ママは無反応でしたなぜか
おばちゃんたちは何でも話のタネになるんで、おもしろいね。