東京Fancy Free Life♪

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デュピルマブ(デュピクセント)使用報告

頭のいい人、悪い人の話し方

2005-11-13 | 気ままな日記

今年も流行語大賞の季節がやってきた。
2005ユーキャン新語・流行語大賞 に今年200万部以上も売れたという
「頭のいい人、悪い人の話し方」 まで入っていた。

という私も、今年6月イタリアに行く機内の暇つぶしに、小さくて軽くて
読みやすい本を求めてブックショップに入り、その平積みになったタイトルが
目に付いたので何気なく買ってしまった一人。

内容は、

「何気ない会話に、その人の知性が現れる。難しい議論をしたわけではない、たわいのない世間話をしただけなのに……。
社会に出れば話し方ひとつで、仕事ができるかどうか判断されてしまう。
本書では、巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。」


最初はいくつか、身近の思い当たる人のところで飛ばし読み。面白いなと思った。
次に、旅行の場所柄、イタリアの海には全く会わない内容なんで読むのをやめた。
愉快になる内容じゃないしね。
そして、放っておいたのをもう一度、読んでみたら....

ン?なんだこの不快感は? 何、なに? なんだ~ 

そうか!私じゃん、これっ てのがあった。だからか。

でもまだなんかスッキリしないなぁ。 

読み進めば進むほど、「傾向と対策にはならんな」としか思えなかった。
上司だった場合は、“ガマンするしかない”、こればっか。
いずれにせよ、どの話し方も一度もせずに生きてきた人はまずいないんじゃ
ないかなぁ。

そうか、わかった。 表現のくどさとしつこさだ。
揚げ足取り的な、重箱の隅をつっつく書き方が不快感の原因かも。

「頭のいい人の話し方」の例が一つも書かれていないのもどうかと思う。

これはただ、“あーいるいるこういう人”って思いながらササッと読み飛ばす本。
最後の半分はほとんど、斜め読みで読み終えた。

あとがきで読者がこういっている。
「本書に示した話し方のほとんどにモデルがいる」  

ほとんどって?! こんなクセありタイプが沢山周りにいるとは、
すてきな人間関係をお持ちのようで。 類友って言うけど、
一体どういうスタンスで人の話を聞いてるのだろう?
この著者とだけはお知り合いになりたくないな。 怖いよ。

あるブロガーでとっても上手い表現をしてる方がいた。
この本は「頭の悪い人の話の聞き方」であると。 
とても的確な表現だと思う。本の帯か副題にしたいくらい。 

ところでなんでこの本が200万部以上も売れたんだろう?

わかりやすいタイトル、区切りが短い、本のサイズ、ベストセラーというクチコミ、
まあ色々あるんだろうけど、バカの壁(まだ読んでない)なんかが売れたのと
共通するところがあるんだろうな。
バカ とか 頭が悪い というタイトルがヒットのキーワードか?
大きく見るとコミュニケーションという項目にも該当、時代を反映している。

予約準備できたらしいから、図書館に取りに行かなきゃ。

これもノミネートの、のまネコ   
 大賞はとれないだろうな。
 でも、カワイイ  


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2 Comments

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Unknown (マーヤ)
2005-11-16 08:01:49
 マーヤもこの手の本は気になって手に取りますよ。何故売れるか?何故かなぁ~? 

 マーヤがこの本を手にした理由は題名〝頭のいい人、悪い人の話し方〟(当たり前か…)。そして何故その題名に惹かれたか…。ズバリ!!!〝頭の悪い人の話し方にあてはまっていたら直さなきゃ〟と思ったから。それなりに、自分のオツムの程度は把握していて、〝ヤバイな…〟って思っているから、出来るだけ〝おばかチン!〟って思われないように参考にしたいな…と思いました。でも、根本から直さないと(頭も性格も)無理だけどね
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Unknown (Rav)
2005-11-16 21:27:24
私はこういう本、めったに買うことはなく、パラパラ立ち読みうするだけなんですけどね。そんな売れるほど為になる内容なんかと勝手に勘違いして、うっかり買ってしまいました。

おかげで、ネガティブ思考で人の話を聞いちゃいけないなと、作者の意図しない解釈をしてしまうのでした。私ってアマノジャク 
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