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デュピルマブ(デュピクセント)使用報告

映画 「天使と悪魔」

2009-06-02 | Viva Italia
映画館で映画を観たのはいったい何年ぶりでしょう… 

迫力画面で見たい作品がずっとなかったのと、
DVD宅配レンタルという便利なものができたせいで、
映画館に足が向きませんでした。

今回はイタリア・ローマが舞台の「天使と悪魔」
前から六本木ヒルズシネマにいってみたかった  というのが
10年ぶり!!くらいで重なりました。 

もともと、ダン・ブラウンの原作は2005年、ヨハネ・パウロ2世が
亡くなった時にちょうど読んでたところで、小説と実際のコンクラーベ
が同時進行して面白かったのを覚えています。
宗教と科学というとても専門的で緻密な内容だけど、
意外な展開にスラスラと読めて、“ダ・ヴィンチ・コード”より
むしろ先に書かれた“天使と悪魔”のほうが私は好きです。
ダ・ヴィンチ…のヒットでこれも映画化されるだろうとは思ってました。
でもそれにしてもキリスト教総本山のヴァチカンがよく
この映画に全面協力したなぁって思います…内容的に考えて。

最初の1時間はちょっと思考が別のところへ飛んでしまったりしたけど、
 FIRE  のあたりからグングン吸い込まれました。
ハラハラ、ドキドキのスピードある展開でした。
やっぱりデジタル大画面と音響の迫力  ってすごいですね。

あとローマでもほとんど数回行ったことがある場所が
舞台となると、食い付き良好ですw 
ベルニーニやラファエロなどなじみの画家も出てくるしね。
例のごとくこんなツアーもあるらしいけど、
地図で確認するとポポロ教会とヴィットリア教会以外は
いったことがあるので、美術映像的に楽しめました。
特にシスティーナ礼拝堂のミケランジェロのフレスコ画は圧巻です 

ただやっぱり想像通り、密度の濃い上下2冊を2時間強で
映像化するには限界がありますね。
いとも簡単に謎解きしてしまうあたりが 
本を読んでたから私は理解できたけれど、読んでなかったら
きっと  展開が理解できなかったかも。
まあ、ダ・ヴィンチ・コードよりはマシかな。

ネタバレになるから書かないけど、 
犯人がなぜ連続殺人に及んだのかという理由を説明してません。
これを省くなんて 
すごく大切なポイントだと私は思うんだけどなぁ…

まだ両方知らない方は、上巻と下巻の半分、計1.5冊読んだところで、
映画を見るのがいいです。 
犯人を知ってると面白さが半減するので。

とってもハリウッド映画らしいエンターテイメント作品でした。
ラングドン教授、インディとキャラかぶってない?w

 


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2 Comments

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Unknown (リンリー)
2009-06-03 18:34:14
天使と悪魔いってこられたのですね!
私も数年前に小説を読んで、当時は、一気に吸い込まれました!面白いですよね~
映画化すると、どうしても時間をはしょるので核心に迫る部分とか複線部分が省略されちゃって残念なのですが、ダンブラウンの映画化作品はそれなりに雰囲気がちゃんと踏襲されていていいですよね!
でもほんと小説読んでないとわからないだろうなってところ多そう・・・ダヴィンチコードもそうだったし・・・。
ローマはすごーく昔に行ったきりなので懐かしいなぁ・・・。
最近は、留守番ばかりです・・・^^;

マチュピチュに行きたいんですが・・・(笑
Unknown (Rav)
2009-06-04 01:07:19
ダン・ブラウンの小説ってちょっとシドニーシェルダンっぽい展開しますよね。内容は前者のが専門的で深いけれど、一気にもってかれるところが似てます。

>それなりに雰囲気がちゃんと踏襲されていていいですよね!

パリやローマが舞台なので、映像が美しいのは約束されたようなもんですね  考えてみたら、映画を見越して書いたのかも?と思えてきました。

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