さくら会(2005年)&BIGママのFA育児日記(2006年~)

★食物アレルギー(FA;Food Allergy)の子をもつ親の交流会in三鷹&武蔵野 と ★BIGママのFA育児日記

保育園&幼稚園調査(その1)

2005-06-19 02:53:47 | 地域密着!幼稚園・保育園関連
保育園&幼稚園調査(その1)

◆1-1
 アレルギー食材のお店や宅配の関連からの調査結果は以下の通り。
・ 小平マナ→三鷹には納品している園はなし
・ 辻安全食品→椎の実子供の家(認可保育園、私立)
・ 大地宅配→三鷹には納品している園はなし
・ ラディッシュボーヤ→三鷹には納品している園はなし
・ 生協→三鷹には納品している園はなし
・ やさい村→→三鷹には納品している園はなし(ただし、以前はあかね保育園(認可保育園、私立)納品していた。)また、現在は武蔵野の給食センターに納品している。(武蔵野は力をいれているが三鷹はまだまだらしい。ただし、給食センターでは除去食は対応不可とのこと。)
・ グルッペ→三鷹市大沢のはちのこ保育園(無認可)と武蔵野市の境南小学校
・ ナチュラルハウス→


◆外観調査
お散歩がてら近所の園を見に行ってみました。外観しかみていないので、園の雰囲気等はわかりませんが、参考まで。

【認可保育園(私立)】
・ あかね保育園
園庭は狭い、バス通り沿いにある。近くの公園に散歩に行っているのを見かける。
離乳食関連の本をM医師と共著であかね保育園の栄養士さんが書いている。
(ただし、除去食関連の記述はなし。M医師にも聞いたが知らない様子。)
HPには、食への安全にこだわっている記述がみられた。(天然塩、甜菜糖使用等)
・ 三鷹小鳥の森保育園
園庭は狭い、バス通りからほんの少し離れている。
(バス通りはせまくガードレールがないので送迎時に気をつける必要がある。)
園の後ろに遊具のある公園と横に野草公園があり、園庭相当で開放感はある。
(井の頭公園や西園も近いので、自然環境には恵まれている様子。)
FAについて実績あり。医師の診断書のもとに除去食対応をしていたとのこと。
(たまたま園の方と話せた。ただし、何の除去かまでは聞けなかった。)
HPには、食への安全にこだわっている記述がみられた。(有機野菜使用等)
HPには、アレルギー対応についても以前から実施している旨の記述あり。

【認可保育園(市立)】
・ 高山保育園
園庭は広く、子供たちが元気に遊びまわっていた。
市立のためか、建物はそれなりに古い感じがした。
住宅街の中にあるので静かな環境である。
(見に行った日に、たまたま避難訓練を実施していた。)

・ 下連雀保育園
すくすく広場の隣に位置し、園庭は広く、子供たちが元気に遊びまわっていた。
市立のためか、建物はそれなりに古い感じがした。
駅前の大通りから1本内側に入った通りにあるため、静かな環境にある。

・ 南浦東保育園
園庭はかなり広い。通りに面しているが交通量はそれ程でもない。
大きな遊具もあり、子供たちが元気に遊びまわっていた
市立のためか、建物はそれなりに古い感じがした。

・ 南浦西保育園
園庭は今までみた中で一番広い。
都営(市営?)住宅の1階部分を利用した保育園であり、建物はそれなりに古い。
見に行った時はちょうどプールの改修中だったが、小さなプールもあった。
まわりが住宅なので静かな環境である。


【認証保育所】
・ 保育園トキ
園庭は広く、最近できたのか建物も新しそうに見えた(ピンクの園舎)。
住宅街の中にあるので静かな環境である。
地域に開放された園を目指しているらしく、一般の方の来園を促す施設あり。
→トキレストラン(園児と同じ給食の提供。ただしHPでは洋食メニューだった。)

【保育室】
・ さくらんぼ保育室
住宅街にあり、大通りから離れているので静かな環境である。
道路から小道を入った奥まったところに普通の一軒家(古い木造)としてある。
→普通の一軒家であるため、隣家の火災などの際の非難ルートがちょっと心配。
HPでは、現行の制度や保育園の方針に疑問をもち、開園に至ったとある。
子育て掲示板では、アットホームでよかったという投稿あり。

・ 三鷹ベビーホーム
三鷹駅から歩いてすぐのところにあるが、大通りから外れているので割りと静か。
建物の正面しか見えなかったのでよくわからないが、建物は古い感じであった。


【幼稚園(私立)】
・ 杉の子幼稚園
園庭は広く、バス通りから離れているため静かな環境である。
園庭にはカラフルな遊具があり子供たちが楽しそうに遊んでいた。
基本はお弁当で、希望給食も週2日可能。
→牛乳提供は希望者のみらしいが、見に行った時は多くの子供たちが飲んでいた。
3年保育だが、2歳4ヶ月からのひよこ組クラスがある(午前2時間、週2日)。
→今年は既に満員とのこと。
延長保育と園の送迎バスあり。

・ 三鷹小鳩幼稚園
閑静な住宅街の中にあり、静かな環境である。
建物はこじんまりとしているが、花などがあり清潔感があった。




【病後児保育】

・ あきやまルーム

・ 病児保育室 ポポ(武蔵野市西久保3-8-13)

【その他 NPO等】
・ ケンパ
*ケンパは、国籍、民族、宗教などの違いにとらわれない多様で自由な「学び」(Learning)と「出会い」(Community)の場創りを目指して1990年から子育て支援活動をしているNPO(非営利法人)で、発達心理学に基づくアメリカの幼児教育カリキュラムを利用した、インターナショナル・チャイルドケアセンターです。http://www.kenpa.org/

三鷹駅北口より徒歩3分程の所のビル1階にある。
入り口がガラス張りの大きな開放式ドア(窓)になっているので、開放感はある。
園庭がないため、近くの公園などに遊びにいくとのこと。
部屋には創造性を育むような玩具およびピアノがあった。
(見学に行った時はちょうど子供たちのいない時であった為子供の様子は不明)
保育士さんは丁寧に説明して下さり、先生も個性豊かな方が多いとのこと。
最高でも子供4人に一人の割合で先生が担当する為、きめ細やかな対応が可能。
基本的にお弁当を推奨している。おやつも持参可能。(おやつには麦茶が出る様子)
食物アレルギーの子供も受け入れている様子(牛乳や米)。
→食物アレルギーの詳細(ショック等)については認知度は低いように感じた。
保育園&幼稚園ではなく、週3日等の習い事(英語系)の延長に位置づけられる。
連日預けるには保育料は高額。ただし、一時スポット的に利用する分には良い。

・ はちのこ保育所
・ かっぱの家(東急の裏あたり)
・ ありんこ保育所


保育園&幼稚園選びについて(その1)

2005-06-19 02:46:53 | 地域密着!幼稚園・保育園関連
保育園&幼稚園選びについて

園選びの指針になればと思い、頭の整理もかねて簡単にまとめてみました。
各御家庭でいろいろと相談する際の参考になれば幸いです。

そもそも、保育園&幼稚園って???
実際は、義務教育ではないので入園させなくてもよいわけですが・・・
そこで、入園の必要性について改めて立ち戻ってみることも必要かもしれません。
一般的には、下記のような要因で入園させる必要性がでてくると考えます。

【一次要因】子供の立場から
子供同士のふれあいを求めて(お友達づくり)
集団生活において培われる協調性などの子供の成長を期待して
親と子の1対1の関係から、先生や子供同士との1対多の世界を求めて
外遊びや夏のプール等家庭ではなかなかできない子供の遊び場を求めて

【二次要因】親の立場から
共働き等の親の就業に伴う保育
二人目出産や介護などの事情に伴う保育
母子密着型の生活からの解放

上記の各要因の中で、どれに重きをおくのかまたはどのケースに当てはまるかによって、園選びの方針(スタートライン)が各家庭で違ってくると思います。
しかし、スタートラインは違うにせよ、ゴールは子供に“安心”&“安全”な場と時間を提供するというところにあり、特にFAの子供の場合は食の“安心”&“安全”を確保しないとアナフィラキシー等による重篤な症状を招く可能性もあるので、園選びには人一倍熟慮が必要になってくると考えます。



補足1)保育園と幼稚園の違いって?
保育園の入園を申し込めるのは、児童の保護者がその児童を保育することができないと認められる場合であって、かつ、同居の親族その他の者もその児童を保育することができないと認められる場合です。
幼稚園は満3歳~小学校就学前の幼児を対象とし、保育園と違って、入園の基準はありません。標準4時間の保育で、適当な環境を与えて、その心身の発達を助長する事を目的としています。

補足2)認証保育所と認可保育所との違いって?
認証保育所とは、東京都が平成13年度から開始した新たな形態の保育所です。
国の基準である認可保育所にでは難しい大都市での保育所の設置や従来より長い保育時間、0歳児保育などのニーズに応えるかたちでの東京都独自の制度です。
設置の申請は東京都ですが、市区町村も実施主体として指導することになっています。
特色として、全施設において0歳児受け入れ・13時間保育(認可は11時間)があげられます。
また、利用者と保育所が直接利用契約を結びます。(認可は区市町村に申し込み)
保育料は国基準を上限としますが、保育料の他に経費としてかかるものが保育所によって違いますので、実際に掛かる費用にはバラツキがあるようです。

補足3)認可保育所の待機児童
2歳児からの入園の場合、募集人数は0歳から入園している子供たちが進級してくるため、若干名(2~3名)の場合が多く、待機児童がいる。従って、認可保育所への申請をしつつ、認証保育所へのアプローチをしている家庭がほとんどとのこと。



%第3回さくら会では図入りの資料配布となりましたが、こちらのブログでは図が記載できないため省略しています。

保育園&幼稚園の準備にむけて

2005-05-27 22:18:37 | 地域密着!幼稚園・保育園関連
来年復職予定であり、保育園&幼稚園情報の収集をそろそろしなくてはならない時期になりました。さくら会のメンバーの中にもやはり保育園&幼稚園の入園を控えていらっしゃる方もいるので、一緒に協力して情報収集や対応依頼などできればいいなと思っています。

情報収集とはいっても何から手をつけたらいいのか???という感じだったので、とりあえず先駆者の皆さんの知恵を拝借して、”おでびびはうす”の「入園のための園選び・入園前後の話し合いなど重要だと思われるポイントのダイジェスト版」をベースにし(●印)、さらに今年保育園に入園させた私の友人のアドバイス等を含めて(◆印)、地域密着型で進めていくことにしたいと思います。
なお、▼印は私が取り急ぎ考えたものですが、さくら会の皆さんからの意見ということで随時反映していきたいと思います。

とりあえず、入園前の事柄について下記にまとめてみましたので、コメントを宜しくお願いします。

~~~園選びの手順~~~
1.入園前

1-1 園の情報収集
●アレルギーに理解をしてくれる園の情報集めをすること(経験豊富かどうかなども重要事項)。実際に通われている保護者や卒園者の方に聞くことも重要なポイント。
▼三鷹子育て掲示板で候補の園についての情報収集。
◆アレルギー食品のお店や野菜などの宅配の方に問い合わせをして、納品している園がないか調査。
(アレルギー用の調味料を納品していればおそらくアレルギーや除去食への理解があると考えれれる。または、無農薬の野菜等を納品していれは少なくとも食材へのこだわりがあると推定できる。)

1-2 園のアレルギー対応の意思確認
●園見学などにより、実際に先生方とお話をして、アレルギー対応の意思がどの程度あるか、実情はどうかなどを確認すること。また、先生方と信頼関係を築けるかどうかの判断も必要となること。
▼三鷹子育て支援室に問い合わせをして、市から園に対して調査を行ってもらう(個人で行うと実情を言わなかったり、もしくは個人を特定できるため入園を敬遠される懸念がある為。)もしくは、既に調査結果があるならみせてもらう。
→アレルゲンの対応状況(5大or3大アレルゲン?)、対応範囲(除去食までか?アレルギー食までか?コピー食までか?)、除去食対応児童数、アナフィラキシー発生件数・混入件数・誤飲件数
◆HP等でアレルギー対応についてはご相談下さい等の記載があったとしても、実際に話をしてみると米・小麦までの除去を想定している園は少ないので、今までの実績等を詳しく聞くこと。
また、市立の場合は、栄養士さん等が転勤することもあるのでノウハウの蓄積がしずらいという点がデメリットとして指摘できる。また、転勤によってアレルギーに関する事前調整していたことが引き継がれていないということもあるので、ノウハウの伝授についての対策等についても確認が必要。

1-3 体験入園
●一次預かりができるなら、対応を見るために、試し預けをしてみること。また、預けるまでに少し期間の余裕があり、開放日がある園であれば、積極的に参加をして、園の様子を伺うこと。食事の席に同席をさせてもらうなども名案かも。
▼最近の保育園では、家庭で子育てをしている親子等を対象に、保育園の生活を体験するコースが設けられている。入所児童とともに、遊び、食事、基本的生活をしながら、育児に関する心配事や悩みなどについても保育士や看護師に相談することもできるらしい。また、公園等への出前保育もあるようなので、雰囲気を確かめるためにこういうものを有効活用する。
また、幼稚園では未就園児クラスというのがあるので、同じく雰囲気を確かめるためにこういうものを有効活用する。(なお、余談だが未就園児クラスに入っていることが入園に有利に働くというような記述が子育て掲示板に会った…。)

1-4 園での生活
●アレルギーを含め、生活全般(食生活・環境・運動など)がお子さんに適応しているかどうかを判断すること。
1)食生活
余裕があるなら、弁当持参のところを選ぶこと。給食の場合、どの程度のアレルゲン対応があるか、もしくは現時点で行っているかを調査すること。万が一の場合は、弁当持参対応できるかどうか、もしくは弁当と給食の良いとこどりができるかどうかなど。
2)環境
動物を園の建物内に飼わないこと、カーペットやジュウタンなどダニやカビ、ハウスダストなどの原因となるものがない、もしくは極力少ないことなどを確認すること。できれば、園の周囲の環境(排気ガスやごみ焼却場など)も確認すること。
3)親子で負担(ストレス)にならないように、なるべく自宅もしくは職場の近所の園を選ぶこと。
▼保育士一人あたりの園児数も確認しておくことが望ましい。
1)食生活においては、有機野菜など安全な食材を使っているか?、給食の献立(メニュー)は和食中心か洋食中心か?等についても確認する。また、飲み物については牛乳や麦茶のところが多いようなので、食事だけでなく飲み物に関しても確認を忘れずに。
2)環境
保育園の場合は、お昼寝の時間があるため布団の衛生面も重要な確認事項である。定期的に布団やおもちゃ等を洗濯しているか確認。
3)生活リズムが我が子にあっているかも重要なことであるため、園での一日のスケジュールを確認し比較検討すること。

1-5 服薬
●服薬がある場合、服薬対応をしてもらえるか否かは重要なポイントであるため、必ず調査すること。できれば、服薬経験をしたことがある保育士さんがいる方がベスト。
▼薬ではないが、保湿剤や日焼け止め等の対策についてもとどこまで手をかけてもらえるかを確認する必要がある。

1-6 緊急時対応
●緊急時のために、園の近所の小児科、総合病院などにカルテを残すこと(自宅やかかりつけの病院から遠くなる場合)。その際、アレルゲンや使用できる薬なども伝えたカルテ作りにすること。
▼アナフィラキシーの発生時の対応方法を認知しているかについても確認する必要がある。(緊急時の呼吸方法などの訓練はうけていると思われるが、食物アレルギー特有の対処などは認知度が薄い可能性がある。)

1-7 子供の心構え
●子供(3歳位以降)に、食べられるものと食べられないもの、食事中の注意や症状などを根気よく教えて、心構えをさせること。
▼3歳未満の場合は、食べられるものと食べられないもの、食事中の注意や症状などを保育士が変わってやってくれるため、できれば食事は同じ保育士さんが担当制で面倒をみてくれる方が好ましい。その点も確認が必要。

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