心理士の子ども発達支援

発達や療育、教材の紹介

たまごパズルで落ち着いて集中

2017-03-03 12:46:40 | 発達:目と手の協応

たまごは幼児の人気物です。

なぜでしょう?

動きの速いお子さんの注意を引くおすすめ教材です。



↑割れていないたまごを1つ「ほら!たまご!」と言って見せると

多くの子どもは、ハッとなり注目します。

「トントン、パカン」と言いながら、本物のたまごを割るようにたまごパズルを割ります。

子どもは、またまたハッとしてニコッとします。

形の名前を言い、「たまごぴったんこして!」と渡します。

「よ~く見ながらしてね」と声掛けすると

たまごに集中しているので見ようとする努力が現れます。

もちろん、1つずつ出して見せて渡すようにします。

まずは、わかりやすく失敗の少ない丸や四角、-(横棒)と言った形から入るといいと思います。

渡す1個以外はお子さんに見えないように工夫し、取られないように気を付けます。

興味を持てて、やってみたいので、1個もらえることを待つことが出来ます。

いつもの早い動きよりは、落ち着きますが、そう何回も使えるわけではありません。

お子さんの年齢やその他の特徴にもよりますが、4、5回ほど療育で使えたらよい方でしょうか!?

しかし、ほんの4、5回でも確実に支援者を見るようになり、

1回1回、次が出て来るのを待てるようになります。

もらったたまごをしっかり見るようになります。

パズルをする動作もゆっくりになります。

少し待ったり、面白いな、楽しいなという気持ちや支援者とのやり取りに意味があり、

そんな4、5回の積み重ねが大切だと思います。



↑本物のたまごの空き容器にピッタリ



★たまごパズルは、10年ほど前に100均で購入しました。

当時は何と10個100円でした

現在はどうなんでしょう?4個100円?2個100円?

 

 



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