どうも!
はじめまして!KaNaDeと申します♪
これから色々なレビュを載せるつもりなんでヨロシクお願いしますね☆
とりあえず初回というコトで俺の大好きなゲーム
『fate』について感想を述べたいと思います♪♪

タイトルにもあるようにネタバレ満載なのでプレイ中orプレイ予定の方は閲覧控えた方がいいかと・・・
それでは、一周目・セイバールートの感想に移ります!!
まずプロローグ。
予備知識全くのゼロである俺は凛が主人公であると勘違いする。
・・・・・あ!帰らないで!!
ホントに何にも知らなかったんですよ!友人に借りるまでほとんど何にも知らなかったんです!
聖杯戦争すら知らなかったんです;;;だからめちゃくちゃ興奮できました!!
プロローグではいきなりアーチャー出現。めちゃ態度でかくて気に入りました。

部屋とかぶっ壊しといてこの座り方!!
まぁ、凛がいけないみたいなんですけどね。
そんで何だかんだで士郎刺されて死亡。
凛により復活。そして帰宅。でもランサー襲来。
ポスターか何か強化して対抗。無理。ぶっ飛んで土蔵へ。
絶体絶命で最後の一突きが繰り出される。そこでセイバー登場で攻撃を弾く。

『問おう、貴方が私のマスターか?』
は?ますたー?って感じの俺。完全に士郎とシンクロしております。
だって何にも知らないんだもの!!
そしてセイバーV.sランサー

セイバーが押します。とっても強いです。
なんやかんやで闘いは終わり、外でアーチャーぶった切って凛とお家へ入り説明を受けます。これでやっと俺はこのゲームの本質を知れた訳です。
さてここからはfate/stay night セイバールートの本格的な感想に移ります。
まずこのルートは
王として男を演じなければならなかった一人の少女のお話と、物語の本質を理解させるためのものだと思います。
主人公の話は2周目、3周目だと俺は思っているので。
セイバー
凛
桜
それぞれのルート、どれも大好きですが、どれが一番かと言われれば
きっとこのセイバールートと答えると思います。やはりラストの感動は規格外の破壊力です。
3日ほど引きずりましたからね・・・なかなか凛ルートに入れませんでした。
2月15日
教会でのシーンはこの物語でもっとも重要とも言えるのではないでしょうか?
―――似ていると思ったのは自分だけ。
似ている筈などなかったのだ。
あの少年の心は強く。
彼の言葉を否定するだけだった自分こそが、その道を間違えていた―――
「―――自らの救いではなく、自らの願いを取ったか」
それはこの上ない赦し、消去による自己の救罪だ。
彼女は王としての責務をまっとうすると誓った。たとえ結末が滅びであろうとも、その誓いは最後まで守られたのだ。
なら―――自分には、それ以上必要なモノなどない。
―――そうだ。
私は全てが欲しかった訳じゃない。
初めから欲しかったものは一つだけ。
それを手に入れる為に多くのモノをこぼしてきて、それでも、最後まで守ったモノがある。
それを胸に納めたまま、せめて。
叶わなかったこの夢を、最後まで見続けよう。
「聖杯は欲しい。けれど、シロウは殺せない」
「判らぬか、下郎。そのような物より、私はシロウが欲しいと言ったのだ」
「聖杯が私を汚す物ならば要らない。私がほしいものは、もう全て揃っていたのだから」
……そう、全て揃っていた。
騎士としての誇りも、王としての誓いも。
アルトリアという少女が見た、ただ一度のとうといユメも。
士郎の生き様を心に焼き付けたセイバーは、自分の間違いに気付きます。
国を守ると言うセイバーの誓いも、尊い誇りも、全て無くなった訳ではないから。
士郎の本当の強さを理解したシーンなんじゃないかと思います・・・・・
そしてボロボロになった士郎を助けるためランサーとの闘いを決意します。
まぁ、最初から戦う気だったんですけどね。
そこで言峰は切り札であるギルガメッシュを呼び出します。
絶体絶命のピンチです。
そして一斉に襲い掛かって来ます。
ここでランサーの兄貴、神の如きカッコよさを発揮します。
ギルガメッシュの攻撃を防ぎ、
『気が変わった、降ろさせてもらうぜっ!』
かっこいいーーーーーーーー!!!!やべーよ!!
この間に逃げるよう二人に促します。当然不思議に思う2人ですよ。
『俺は、俺の信条に肩入れしているだけだっ!!』
これはホントかっこよすぎだって!!
そして外に出た二人は聖杯の破壊を決意するんですね。
遂に終わりを迎えるんだなと意識してきました。
何とか家に帰った二人。そこには----

血だらけの凛。
言峰に破れ、イリヤを連れて行かれた事を詫びる。
この辺りで凛のこともかなり愛しくなりましたね。
『じゃあ最後。―――貴方じゃ綺礼にはかなわない。それでも、戦う?』
当たり前だ!!と即答してやりたかったですよ!!
『士郎。やるからには死んでも勝ちなさい。わたしが起きた時、アンタがくたばってたら許さないから』
そんな言葉を胸に焼付け、死地へと赴きます。
そして言峰・ギルガメッシュとの最後の一戦。
勝っても負けても別れが約束された闘い。
どんな気持ちで長い長い階段を上っていたのか。
階段を上りきった先では

ギルガメッシュが待っていた。
この場をセイバーに任せ、本堂へと向かう士郎。
同時進行のこの場面はホントに燃えましたよ!!
『侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。
この世全ての悪?は、我を染めたければその三倍はもってこいというのだ。
よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。
―――この世の全てなぞ、当の昔に背負っている!』
このセリフでギルガメッシュがかなり好きになりました。
セイバーは懸命に闘いますが、ギルガメッシュの圧倒的な力に苦戦を強いられます。

士郎も言峰のアンリマユにかかり絶体絶命!!
そんな中士郎の心にはただ一つのイメージが浮かびます!!
『全て遠き理想郷』

そしてアヴァロンの同時使用


ギルガメッシュと聖杯の泥を破壊!!
士郎、断腸の思いでセイバーに聖杯の破壊を命令。
もう完全に入り込んでる俺はそれまでのセイバーとのシーンが順々に思い浮かびます・・・
そして最後のシーン・・・・・もろ泣きです。
もうこれ以上ないって程セイバーらしい別れでした・・・・・
鎧もはがれ落ち、一人の少女となったセイバー。
それまで抱いていながらも決して口に出せなかった言葉を、思いを、清清しい笑顔で言葉にします。

『士郎-----貴方を、愛している。』
やられましたね・・・
もうダメでしたよ・・・
どんな気持ちで口にしたのか。
士郎が自分の鞘だったと知った日の夜、士郎を拒否できず肌を重ねたセイバー。
全ての感情が詰まったこの言葉を聴けたからこそ、きっと士郎は最後に

『後悔なんて、きっとない』
『こんなに近くに感じるのに、手を伸ばしても掴めない。
それでも、届かなくても胸に残るものはあるだろう。
同じ時間にいて、同じものを見上げた・・・
それを覚えているのなら、遠く離れていても共にあると信じられる。』
そんな言葉を言えたんでしょう・・・
俺は士郎と言う少年を、最初嫌っていました。
力がある訳でもないのにセイバーには戦わせないと言い張ったり、正義の味方に憧れているところなんか特にです。
でも俺は士郎という少年をこれっぽっちも理解していなかったんです。
士郎という正義の味方を夢見ていた少年は、ただ真っ直ぐで、目の前の人全員を救えたらいいなんて本気で願ってる男でした。
そんな事を本気で願ってるヤツだったから、正直嫌いでした・・・
アーチャーの言う通りだと本気で思っていました。
でも士郎の願いは、その気持ちは、誰もが持っているはずの純粋な気持ちだったんです。
それを普通の人は『そんな事不可能だ』と諦めるでしょう。俺だって、どちらかと言えばみんな幸せの方がいいに決まってます。
でも結局理想です。
いや俺の場合はホントに少し思うだけで、もし一つ願いが叶うなら絶対自分の事を願います。
士郎だってゲームの登場キャラだから本気でそんな事言ってるんだって思ってました。
たしかにそれはそうです。当たり前です。現実にそんな人はいないでしょう。
それでも士郎の純粋な気持ちは、本物だと思うんです。
目の前の人を、自分を犠牲にしてでも救いたい。
その考えだけは、決して間違いじゃない。そう本気で思える程に士郎という少年に惚れ込んでしまったんです。
士郎を好きじゃない人、結構いると思います。その気持ち分かりますしね。
でも、やっぱり忘れないでほしいのは、この男だったからこそ、fate と言う素晴らしい物語が誕生したんです。
アーチャーとバーサーカーの一戦。
敵わぬとわかっているのにアーチャーに任せた凛の震える声、
敵視しながらも的確な言葉で士郎を批難し続けた男の大きな背中。
この場面で士郎は大きく成長したんではないでしょうか?
『イメージするのは常に最強の自分。』
この言葉を本当の意味で理解したのはこの時が始めてでしょう。
そんな士郎だからこそ、カリバーンを投影できたんでしょう・・・
士郎に対する俺の考察はこの辺までにしておきましょう。
それでは俺の一番好きな、セイバールート・ラストのシーンに移ります。
聖杯を破壊し、死の直前に戻って来たセイバー。
士郎に対して確実に募っていった密かな恋心。
きっとアーサーと言う王ではなく、アルトリアと言う一人の少女が願った、たった一つの叶わぬ夢なんでしょう。
弱りきった体を大きな木で支え、まるで眠るように逝ったセイバーを見て、セイバーと士郎の出会ってからの事を思い出しました。





どれもセイバーらしい強く美しい思い出です。
最後になりましたが、俺はこの作品に出逢えて本当によかったと思います。
『fate/stay night』製作にかかわった全ての人に感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。
瞳をつむり、夢を見るセイバーは・・・

とても綺麗でした・・・

はじめまして!KaNaDeと申します♪
これから色々なレビュを載せるつもりなんでヨロシクお願いしますね☆
とりあえず初回というコトで俺の大好きなゲーム
『fate』について感想を述べたいと思います♪♪

タイトルにもあるようにネタバレ満載なのでプレイ中orプレイ予定の方は閲覧控えた方がいいかと・・・
それでは、一周目・セイバールートの感想に移ります!!
まずプロローグ。
予備知識全くのゼロである俺は凛が主人公であると勘違いする。
・・・・・あ!帰らないで!!
ホントに何にも知らなかったんですよ!友人に借りるまでほとんど何にも知らなかったんです!
聖杯戦争すら知らなかったんです;;;だからめちゃくちゃ興奮できました!!
プロローグではいきなりアーチャー出現。めちゃ態度でかくて気に入りました。

部屋とかぶっ壊しといてこの座り方!!
まぁ、凛がいけないみたいなんですけどね。
そんで何だかんだで士郎刺されて死亡。
凛により復活。そして帰宅。でもランサー襲来。
ポスターか何か強化して対抗。無理。ぶっ飛んで土蔵へ。
絶体絶命で最後の一突きが繰り出される。そこでセイバー登場で攻撃を弾く。

『問おう、貴方が私のマスターか?』
は?ますたー?って感じの俺。完全に士郎とシンクロしております。
だって何にも知らないんだもの!!
そしてセイバーV.sランサー

セイバーが押します。とっても強いです。
なんやかんやで闘いは終わり、外でアーチャーぶった切って凛とお家へ入り説明を受けます。これでやっと俺はこのゲームの本質を知れた訳です。
さてここからはfate/stay night セイバールートの本格的な感想に移ります。
まずこのルートは
王として男を演じなければならなかった一人の少女のお話と、物語の本質を理解させるためのものだと思います。
主人公の話は2周目、3周目だと俺は思っているので。
セイバー
凛
桜
それぞれのルート、どれも大好きですが、どれが一番かと言われれば
きっとこのセイバールートと答えると思います。やはりラストの感動は規格外の破壊力です。
3日ほど引きずりましたからね・・・なかなか凛ルートに入れませんでした。
2月15日
教会でのシーンはこの物語でもっとも重要とも言えるのではないでしょうか?
―――似ていると思ったのは自分だけ。
似ている筈などなかったのだ。
あの少年の心は強く。
彼の言葉を否定するだけだった自分こそが、その道を間違えていた―――
「―――自らの救いではなく、自らの願いを取ったか」
それはこの上ない赦し、消去による自己の救罪だ。
彼女は王としての責務をまっとうすると誓った。たとえ結末が滅びであろうとも、その誓いは最後まで守られたのだ。
なら―――自分には、それ以上必要なモノなどない。
―――そうだ。
私は全てが欲しかった訳じゃない。
初めから欲しかったものは一つだけ。
それを手に入れる為に多くのモノをこぼしてきて、それでも、最後まで守ったモノがある。
それを胸に納めたまま、せめて。
叶わなかったこの夢を、最後まで見続けよう。
「聖杯は欲しい。けれど、シロウは殺せない」
「判らぬか、下郎。そのような物より、私はシロウが欲しいと言ったのだ」
「聖杯が私を汚す物ならば要らない。私がほしいものは、もう全て揃っていたのだから」
……そう、全て揃っていた。
騎士としての誇りも、王としての誓いも。
アルトリアという少女が見た、ただ一度のとうといユメも。
士郎の生き様を心に焼き付けたセイバーは、自分の間違いに気付きます。
国を守ると言うセイバーの誓いも、尊い誇りも、全て無くなった訳ではないから。
士郎の本当の強さを理解したシーンなんじゃないかと思います・・・・・
そしてボロボロになった士郎を助けるためランサーとの闘いを決意します。
まぁ、最初から戦う気だったんですけどね。
そこで言峰は切り札であるギルガメッシュを呼び出します。
絶体絶命のピンチです。
そして一斉に襲い掛かって来ます。
ここでランサーの兄貴、神の如きカッコよさを発揮します。
ギルガメッシュの攻撃を防ぎ、
『気が変わった、降ろさせてもらうぜっ!』
かっこいいーーーーーーーー!!!!やべーよ!!
この間に逃げるよう二人に促します。当然不思議に思う2人ですよ。
『俺は、俺の信条に肩入れしているだけだっ!!』
これはホントかっこよすぎだって!!
そして外に出た二人は聖杯の破壊を決意するんですね。
遂に終わりを迎えるんだなと意識してきました。
何とか家に帰った二人。そこには----

血だらけの凛。
言峰に破れ、イリヤを連れて行かれた事を詫びる。
この辺りで凛のこともかなり愛しくなりましたね。
『じゃあ最後。―――貴方じゃ綺礼にはかなわない。それでも、戦う?』
当たり前だ!!と即答してやりたかったですよ!!
『士郎。やるからには死んでも勝ちなさい。わたしが起きた時、アンタがくたばってたら許さないから』
そんな言葉を胸に焼付け、死地へと赴きます。
そして言峰・ギルガメッシュとの最後の一戦。
勝っても負けても別れが約束された闘い。
どんな気持ちで長い長い階段を上っていたのか。
階段を上りきった先では

ギルガメッシュが待っていた。
この場をセイバーに任せ、本堂へと向かう士郎。
同時進行のこの場面はホントに燃えましたよ!!
『侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。
この世全ての悪?は、我を染めたければその三倍はもってこいというのだ。
よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。
―――この世の全てなぞ、当の昔に背負っている!』
このセリフでギルガメッシュがかなり好きになりました。
セイバーは懸命に闘いますが、ギルガメッシュの圧倒的な力に苦戦を強いられます。

士郎も言峰のアンリマユにかかり絶体絶命!!
そんな中士郎の心にはただ一つのイメージが浮かびます!!
『全て遠き理想郷』

そしてアヴァロンの同時使用


ギルガメッシュと聖杯の泥を破壊!!
士郎、断腸の思いでセイバーに聖杯の破壊を命令。
もう完全に入り込んでる俺はそれまでのセイバーとのシーンが順々に思い浮かびます・・・
そして最後のシーン・・・・・もろ泣きです。
もうこれ以上ないって程セイバーらしい別れでした・・・・・
鎧もはがれ落ち、一人の少女となったセイバー。
それまで抱いていながらも決して口に出せなかった言葉を、思いを、清清しい笑顔で言葉にします。

『士郎-----貴方を、愛している。』
やられましたね・・・
もうダメでしたよ・・・
どんな気持ちで口にしたのか。
士郎が自分の鞘だったと知った日の夜、士郎を拒否できず肌を重ねたセイバー。
全ての感情が詰まったこの言葉を聴けたからこそ、きっと士郎は最後に

『後悔なんて、きっとない』
『こんなに近くに感じるのに、手を伸ばしても掴めない。
それでも、届かなくても胸に残るものはあるだろう。
同じ時間にいて、同じものを見上げた・・・
それを覚えているのなら、遠く離れていても共にあると信じられる。』
そんな言葉を言えたんでしょう・・・
俺は士郎と言う少年を、最初嫌っていました。
力がある訳でもないのにセイバーには戦わせないと言い張ったり、正義の味方に憧れているところなんか特にです。
でも俺は士郎という少年をこれっぽっちも理解していなかったんです。
士郎という正義の味方を夢見ていた少年は、ただ真っ直ぐで、目の前の人全員を救えたらいいなんて本気で願ってる男でした。
そんな事を本気で願ってるヤツだったから、正直嫌いでした・・・
アーチャーの言う通りだと本気で思っていました。
でも士郎の願いは、その気持ちは、誰もが持っているはずの純粋な気持ちだったんです。
それを普通の人は『そんな事不可能だ』と諦めるでしょう。俺だって、どちらかと言えばみんな幸せの方がいいに決まってます。
でも結局理想です。
いや俺の場合はホントに少し思うだけで、もし一つ願いが叶うなら絶対自分の事を願います。
士郎だってゲームの登場キャラだから本気でそんな事言ってるんだって思ってました。
たしかにそれはそうです。当たり前です。現実にそんな人はいないでしょう。
それでも士郎の純粋な気持ちは、本物だと思うんです。
目の前の人を、自分を犠牲にしてでも救いたい。
その考えだけは、決して間違いじゃない。そう本気で思える程に士郎という少年に惚れ込んでしまったんです。
士郎を好きじゃない人、結構いると思います。その気持ち分かりますしね。
でも、やっぱり忘れないでほしいのは、この男だったからこそ、fate と言う素晴らしい物語が誕生したんです。
アーチャーとバーサーカーの一戦。
敵わぬとわかっているのにアーチャーに任せた凛の震える声、
敵視しながらも的確な言葉で士郎を批難し続けた男の大きな背中。
この場面で士郎は大きく成長したんではないでしょうか?
『イメージするのは常に最強の自分。』
この言葉を本当の意味で理解したのはこの時が始めてでしょう。
そんな士郎だからこそ、カリバーンを投影できたんでしょう・・・
士郎に対する俺の考察はこの辺までにしておきましょう。
それでは俺の一番好きな、セイバールート・ラストのシーンに移ります。
聖杯を破壊し、死の直前に戻って来たセイバー。
士郎に対して確実に募っていった密かな恋心。
きっとアーサーと言う王ではなく、アルトリアと言う一人の少女が願った、たった一つの叶わぬ夢なんでしょう。
弱りきった体を大きな木で支え、まるで眠るように逝ったセイバーを見て、セイバーと士郎の出会ってからの事を思い出しました。





どれもセイバーらしい強く美しい思い出です。
最後になりましたが、俺はこの作品に出逢えて本当によかったと思います。
『fate/stay night』製作にかかわった全ての人に感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。
瞳をつむり、夢を見るセイバーは・・・

とても綺麗でした・・・
