ネアカな日常

息抜きしてって。
寄ってって。

(*'-')ゞ

草間彌生、カッコイイぜ。

2011年07月16日 | マスメディア

NHK BSプレミアムの番組、「世界が私を待っている 草間彌生」を見る。

3時間2部構成で、1部が「前衛芸術家 草間彌生の疾走」。

2部が「草間彌生・水玉@マドリード」。

いやぁ。見ごたえあった。面白かった

恐るべき82歳。

印象に残ったのが、ニューヨークにいた時、フロイト派の精神科医に

かかって、絵を描けなくなった話。

彼女は妄想や悩みをすべて芸術で表現したいのに、

「なぜこう描くんですか」と、創るエネルギーが無くなるまで分析された。

絵が描けなくなった状態が「治った」こととされ、草間さんにとって、

それは最悪の数年間だったと。

今、日本で精神病院からアトリエに通う日々だが、そこは彼女の意志で

入ったところだし、医師も分析派でない。(そこに40年いるそうだ)。

だから、エネルギッシュに作品を創り続けている。

彼女は幻視や妄想を芸術として吐き続けないと、生きてゆけない。

精神治療は、方向を間違えると天才や芸術家を潰したり、

抹殺することも可能だ。

非常に恐ろしく、勿体ないことである。

良かった。草間彌生が消されないで。

今や、草間彌生を知らぬ人はいないだろう。

「白い無限の網」なんて、5億5400万円とかで、落札されてるもんなぁ。

とにかく、常人にはマネできないエネルギー。

番組見てる間、圧倒されっぱなし。

なんか、充電させてもらった感じ。

それからね。

見ていて、ずぅっと思っていたんだけど、あのルックス、あの喋り。

もしも、彼女をドラマ化するんだったら、

キャストは絶対、樹木希林以外にありえないと思うの。

 


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