NPO法人コミュネット楽創就労支援委員会

活動の報告・活動予定・障がい者就労支援の情報など

IPS勉強会 + リカバリーワークショップ + WRAP1Dayワークショップ

2007年08月30日 | お知らせ

だいぶ涼しい季節になり、朝職場にきても「まず窓開けなきゃ・・・」とは思わなくなってきました。

来る9/3(月)19:00~ ロイヤルホスト南郷店で
IPS勉強会を行います。
内容は、情報交換とワーキングライフを読んでのディスカッションです。

前回は、ワーキングライフの読んでいるところが、いろいろな施設でのIPS導入の試みをや躓き、課題などを実例に沿って解説しているところでした。
また、ESとジョブコーチの違いなども話し合いました。

興味のある方はどなたでもどうぞ。


セミナーのご紹介です。
新聞などでも紹介され、いま注目されつつあるリカバリーとWRAPについてのセミナー二つをご紹介します。
興味をもたれた方はぜひどうぞ。


①リカバリーワークショップ

リカバリーという言葉が以前より身近になりながらも、リカバリーについてふれることができる機会は意外と少ないのではないでしょうか。
今回、WRAP(Wellness Recovery Action Plan)について実践している方たちにご協力いただき、自分のリカバリーやリカバリーがもたらしたものについてお話していただく機会を設けることになりました。また、リカバリーについて多くの方からのメッセージーをビデオレターとして上映します。
それぞれのリカバリーについて一緒に考えて見ませんか。
※WRAP(元気回復行動プラン:WRAP研究会訳)とは、Mary Ellen Copeland さんを中心にアメリカの当事者たちが開発したプログラムです。「日常生活管理プラン」、「注意サインに対処するプラン」などを活用しながら毎日を楽しく元気に過ごし、自分の目標に向かって前進できるよう、さまざまな工夫をするプログラムです。

日時:9月14日(金)  受付18:30~  開始19:00  終了20:30
内容:「私のリカバリー リカバリーがもたらすもの」
    講演およびリカバリーについてのビデオレターの上映
講師:大石泰治さん(WRAP研究会 WRAPファシリテーター)
坂本明子さん(久留米大学病院精神神経科教室 PSW WRAP研究会)
大川浩子さん(北海道文教大学人間科学部作業療法学科講師)
司会:池田望さん(札幌医科大学保健医療学部作業療法学科教授)
対象者:精神医療保健福祉に関心のある方(家族・当事者・専門家など)
「リカバリーワークショップ参加」と明記の上、受講希望者の氏名、連絡先
(電話、FAX、Eメール)、所属を下記の申し込み先にFAXまたはEメール
にて平成19年9月13日(木)までにお申し込みください。
定員:100名(先着順)
場所:札幌医科大学記念ホール(札幌市中央区南1条西18丁目)
※地下鉄東西線西18丁目駅下車、6番出口徒歩7分 
※駐車場がありませんので車での来学はご遠慮ください
参加費:1000円(当日受付にてお支払いください。)


②WRAP1Dayワークショップ

日時:9月15日(土)  受付9:15~  開始9:30  終了16:00
内容: 9:30~12:00 リカバリーに大切なこと 元気に役立つ工夫あれこれ集 12:00~13:00 昼食(各自でご用意下さい) 13:00~15:00 元気回復行動プランをつくる 15:00~16:00 まとめ
ファシリテーター:大石泰治さん(WRAP研究会 WRAPファシリテーター) 大川浩子さん(北海道文教大学人間科学部作業療法学科講師WRAPファシリテーター)
対象者:精神医療保健福祉に関心のある方(家族・当事者・専門家など)「WRAP1dayワークショップ参加」と明記の上、受講希望者の氏名、連絡先(電話、FAX、Eメール)、所属を下記の申し込み先にFAXまたはEメールにて平成19年9月7日(金)までにお申し込みください。
定員:15名(先着順)
場所:札幌市こぶし館(札幌市白石区川北2254番地6)
※地下鉄東西線白石駅より中央バス22・23・24番線白石営業所行き ※JR白石駅より中央バス23・24番線白石営業所行き ※地下鉄新札幌駅より中央バス38番線白石営業所行き
参加費:4500円(テキスト代込 当日受付にてお支払いください。)
※テキストが不要な方は事前にお申し出ください。テキスト代を参加費より お引きします。

☆共通
申し込み先:札幌市こぶし館内 リカバリー&WRAPワークショップ運営委員会 FAX:(011)874-6717 E-mail:recovery-wrap-sapporo@hotmail.co.jp
主催:リカバリー&WRAPワークショップ運営委員会
共催:NPO法人コミュネット楽創

「知る・気づく・感じる」セミナー

2007年08月28日 | セミナー 勉強会 参加報告

ものすごい暑さもひと段落した感じですが、今年の残暑は少々暑めです。
それでも、風が吹くともう秋の風を感じます。

先週末、表題のセミナーに参加してきました。
以前も同様のセミナーに参加した報告を書きましたが、何度参加しても新しい発見のあるセミナーです。
それは何故かというと、自分との対話や他の人との関係を学ぶ場だからこそ、自分は今どういう風に感じているんだろう?」と毎回環境によって感じることも違いますし、「もっとこうしてみたら、相手との関係はどう変わるんだろう?」と考え実行してみることができるからだと思います。

今回は、グループワークの間に「プロセスタイム」という、“いま自分が何を感じているか?どうしようと思っているか?”ということを見直し、共有するタイミングが設定され、これは普段の会議の中でつかえるのではと感じました。

CSR

2007年08月24日 | ちょっと役に立つかも?!

やっと、寝苦しい夜から開放されつつある我が家ですが、今日明日はまた気温が上がりそうな雰囲気・・・。

表題の「CSR」という言葉を御存知でしょうか?
先日とある勉強会で、障がい者雇用の話をしていたときに便利屋が何気なく発してしまった「CSR」という言葉を知っていた方が誰もいなく、意外と知られていないんだなぁと感じたのでここでちょっとご紹介。

「CSR」=「Corporate Social Responsibility」の頭文字をとった言葉で、日本語では「企業の社会的責任」と訳されることが多いです。
これは企業が、その企業の利益を経営者・従業員・株主だけではなく、それらが存在する世界・社会に対しても道義的な責任を持ち分配していく必要があるということです。(便利屋解釈)
そのため、企業は現在環境問題等の社会問題にも積極的にかかわりを持っていく姿勢が求められています。また、CSRを果たして行くことで企業価値を高めコンシューマーに受け入れられていき、逆にCSRを果たして行かなければ見放されて行くことにもなりかねないのです。

障がい者雇用というのもこのCSRの一環として行われているという部分もあるのです。

コンサルテーション

2007年08月22日 | その他

やっぱり暑いです。My homeは、安普請の木造アパートのため日中の熱が逃げず、夜も寝苦しいままです。ちょっと寝不足気味・・・。

先日、仕事で利用者の勤める職場を訪問した際に伺ったことですが、その企業でも年に数名ずつストレス(主に人間関係)により辞めて行くという方がいらっしゃるらしい。
話をお伺いした方は、管理職で「私のところを駆け込み寺にして、発散してもらおうとは思っているのですが・・・」とおっしゃっていましたが、ご苦労が絶えない様子。
それを聞いて「そのような部分では、もっとも苦手なAさんが勤めるのですから、私たちもお力になれることがあるかもしれませんね」と。

これからの時代、雇用のためのコンサルテーションも就労支援で重要と再認識した瞬間でした。

精神療養講座

2007年08月20日 | セミナー 勉強会 参加報告

「暑さも彼岸まで・・・」と書いたばかりですが、昨日からまた暑さが戻ってきてしまった札幌です。
それでも、先週よりマシか・・・。

先週末土曜、表題のセミナーに参加してきました。
これは札家連が毎月開いているセミナーで、今回は障がい者の雇用・就労をめぐってという内容で、北星大学の上野先生が国際労働機関ILOによる国際基準とわが国の現状についてを中心にお話されました。

次回は、9/15に発達障がいについてこころのセンターの中野先生がお話してくださるそうです。

中小企業の障がい者雇用

2007年08月16日 | ちょっと役に立つかも?!

雨が降ったおかげで気温が下がり、ぐっと過ごしやすくなりました。
暑さも彼岸までといいますが、まさにそのとおりですね。

厚生労働省が、いよいよ中小企業の障がい者雇用に力を入れだしたようですね。
先日も書きましたが、まず納付金制度、そして、中小企業向けに相談窓口も設置する方向で考えているようです。

また、他の部分では、週20時間未満のパートにも奨励金を出すという構想や、障がい者雇用のための企業規模の分母に30時間未満のパートを0.5で参入するという案もあります。

これらのことを考えると、今後障がい者雇用をする上で、一部首都圏で起こっている「障がいのある労働者の不足」が起こり争奪戦になりかねないということが、札幌でも起こるかも知れませんね。
大企業に比べ経営体力の小さい中小企業は、早期に雇用ノウハウを考える必要性に迫られるのではないでしょうか?

そんなときに我々も企業へのコンサルテーションをする力を持って、就労支援に挑みたいですね。
そのために今やるべきことをして、きたるべく時代への準備です。

就労支援委員会

2007年08月14日 | 活動報告

暑いです!
いまの北海道は沖縄より暑いらしい。
どうなってるんでしょうか?

昨晩、就労支援委員会がありました。
主な議題は、研究事業プロジェクトEのことと先日のセミナーの反省でした。

次回委員会は、近いのですが8/27(月)19:00~ こぶし館です。

精神障害者の短時間雇用 奨励金制度設け、促進 厚労省

2007年08月10日 | ちょっと役に立つかも?!

毎日蒸し暑い日が続いていますが、今朝は風もあり涼しいいですね。

昨日の新聞報道で、精神障がい者の週20時間未満の短時間雇用をした企業に月額一人当たり3万円の奨励金を出す制度を08年度に行う方針を固めたそうです。

実際に施行されなければわからないところも多く、おそらく現状では検討するべき課題も含んでいるとは思いますが、法制度から障がい者の就労を後押しする一手にはなるのではないでしょうか。

前述のとおり、課題も含んでいますが、この法律もどのようにうまく使って行くかが問われると思います。
ルール違反や、ずるがしこく使って行くとコンセンサスが得られずこの施策自体が使いにくくなったり、なくなったりしかねないので、モラルを持って使って生きたいですね。


一方で、厚労省は「ネットカフェ難民」といわれる方たちへの一般正規雇用にも力を注ぐことを表明しました。
ネットカフェ難民の多くは、便利屋と同じ世代です。
私は運よくそうはなっていないだけで、ちょっとの違いでその中に入っていたかもしれないと思います。
いま力を注ぐべき政策のひとつは、まさにそこなのだと感じています。

久しぶりに2日連続投稿でした。
書きたくなるニュースだったので。

最低賃金UP

2007年08月09日 | ちょっと役に立つかも?!

北海道らしくない蒸し暑い日が続いています。
でも、今日は朝から少し風がある札幌です。

最低賃金の大幅アップを中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)が計画しているようです。
全国平均で14円ですが、6~19円と地域によって大きな開きがある金額です。
これは、経済状況により格差があるわけですが、その格差は広がる一方といったところでしょうか。

私の住む北海道では9~10円の上げ幅になるようですが、そうなると現在の647円が656~657円になるのでしょうね。
このことは、労働者サイドにとってはよいのですが、企業サイドにとって障がい者雇用へのハードルが高くなるということもあるのではないでしょうか?
それでも、障がいを持つ方を雇用することはメリットがあり、戦力になるということを私たちは示さなくてはならないのです。

あと、最賃UPの影響を福祉の中で大きく受けると思われるのが、就労継続支援A・B型。
自立支援法により、最賃または最賃の1/3を確保することが求められ、利益増に四苦八苦しているところも多くあるのではないでしょうか?

いろいろな難題を抱えることも事実ですが、最賃UPは喜ぶべきこと。
もっとがんばっていきましょ!

IPS勉強会

2007年08月07日 | 活動報告

昨晩は、IPS勉強会でした。
私がこの2週間の間に、学会があったり、石井さんの講演があったり、実践セミナーがあったりと、かなりIPS漬けな期間だったので、しゃべりすぎました。すいません。

今回も、情報交換とワーキングライフを読んでのディスカッションです。
内容的には、ワーキングライフの読んでいるところが、いろいろな施設でのIPS導入の試みをや躓き、課題などを実例に沿って解説しているところでした。
また、ESとジョブコーチの違いなども話し合いました。

次回は、9/3(月)19:00~
ロイヤルホスト南郷店です。
興味のある方はぜひ御参加ください。