磊落マンの歩み!

「年弥々(としいよいよ)高くして徳弥々たかし」(前漢末の思想家・揚雄)の教えを心情とし「いま」を生きるようにしています!

「ひろしま遊学の森(広島県緑化センター)」身近なやすらぎのスポットです!(№2)

2023-12-12 14:57:53 | 日記

前回(2023年11月12日付)、「イノシシ」とのほっこりする出会い体験談のつづきとして・・今回は「野生のシカとクマ」との遭遇エピソードについて、お話しします・・・!

私の元実家は、過疎化の進む県北の山あいで大自然に満ち溢れた田舎の一軒家・・・家の周囲をぐるりとシカ妨害対策の高い柵をめぐらし、昼夜を問わず野生動物たちが、檻の中の人間を観光気分で見張っています・・・辺りが薄暗くなると数十頭の野生のシカが群れを成して、畑で育っている野菜の葉を求めて攻撃を繰り返します。闇の中で眼光がキラリと放たれる姿は、超大型ホタルがピョンピョン飛び交うような奇妙な光景です・・まるでファンタジーの世界・・・!(後半につづく)

(撮影日:2022年11月14日付)

(前半のつづき)・・・師走が近づいても、冬眠らぬクマが人里へ出没し被害が多発しており緊張感が漂っています。ツキノワグマによる全国の人身被害は、今年4月から10月まで過去最多159件で前年度(68件)の2.3倍との環境省の報告(速報値)があります。直接的な要因は、エサとなるブナやドングリの実などが記録的な大凶作で、エサを求めて人里に近づいているようです。ツキノワグマは本州と四国に生息しており、体長は成獣で1~1.5メートル、体重60~120キロ程度・・・被害対策の一番は出くわさないことであり、山沿いを歩くときは鈴や笛、ラジオの音を出しながらクマが逃げるように仕向けること・・・万が一にでも遭遇したら、背中を向けずにゆっくり後退。もし向かってきたら頭や首を両手で隠してうつぶせになり、致命傷を避けるほかありません・・・!

半世紀以上前・・・田舎の叔父が早朝に自宅近くの畑で栗拾い中、ツキノワグマに急襲され、クマとの縄張り争い激闘の末、顔面に大怪我を負い緊急入院しました。数十回の整形手術により、元通りの身体に回復し、当時から整形医療技術の高さには大変驚いています。気丈な叔父は、会うたびにクマとの縄張り闘争による、相撲取り組み体験談を語っていましたが、その叔父も数年前に他界しました。

過疎化が進む農山村では、里山の荒廃や耕作放棄地が増え、クマの生息域が拡大しているとも言われています。住民の命や生活を守るためにも、共生可能な環境整備の強化を図る取り組みについて、知恵を絞ることが喫緊な課題です・・・!


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