以前から書いてみたくて、でも、なかなか書けなかったお話です。
たぶん、うまく書けないですけど、勇気を出して書いてみます。
原作・アニメのネタバレありです。
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「う~ん、、、、、、、、」
リサは、自分の部屋でうなっていた。
高校1年の冬。
2月13日。
バレンタイン・デーの前夜のことだった。
夕方、リサはのぶちゃんと千春ちゃんに乗せられて(?)、チョコケーキを焼いた。
そんな女の子っぽいことをしたのは、初めてで。
なのに、自分でも驚くほどキレイでおいしそうなチョコケーキが出来あがった。
こんなええん、大谷にやるんはもったいないっ!
なんだか腹が立って、生クリームでケーキの上に大きく『義理』と書いた。
あ~あ。
もうちょっと失敗しとったら良かったのに。
そしたら、冗談混じりに「あ~、ごめんごめん。まぁ、ちょっとしたお礼ってだけやから、許してや~」とか言えんのにな。
こんなええの大谷にあげたら、気合い入りまくりみたいでハズすぎる。
ホンマに「すき」って告白するみたいやんか。
リサは、1階の冷蔵庫に入れてあるチョコケーキを思い浮かべた。
一緒にチョコケーキを焼いた千春ちゃんとのぶちゃんは、それぞれの彼氏にプレゼントするために、キレイにラッピングしていた。
それに釣られて、うっかりリサもキレイな箱に入れてリボンをかけ、さらには手さげの紙袋に入れてラッピングしていた。
はぁ。。。。。
リサは、大きなため息をついた。
なんで大谷のために、そこまでせなあかんのやろ。
そら、神崎さんのことは悪かったなぁ、とは思うけど。
なんか、やりすぎやん・・・・。
そのとき。
誰かが、小さくささやいた。
でも、チョコ作るん、ちょっとは楽しかったんちゃうの?
大谷は、ええやつやし。
それくらいしてあげても、バチ当たらんよ?
リサは、ぶるぶると頭を振った.。
い、今のなに?
幻聴?
『YO! マジ、ハンパない電話だぜ!』
リサは、びくっとした。
携帯電話の着信音だ。
リサは、焦って充電器に置いてある携帯電話を取った。
「やっほ~、リサ」
電話を掛けてきたのは、のぶちゃんだった。
「なー、明日、いつ大谷くんにチョコケーキあげるか決めた?」
リサは、どんよりと落ち込んだ。
「あー、決まらん」
リサは、テーブルの上にあごを置いた。
「朝、教室であげたら、クラス中の大注目になるやろし、授業おわってからでも一緒やろし、、、、」
「バスケ部の練習が終わってからにしたら? そしたら、他に人もおらんやろ」
「えぇ!? それっておかしいやん!
なんであたしが、手作りケーキ抱えて大谷の部活が終わんの待ってなあかんの!
まるで、告白するみたいやんか」
「告白したら、ええんちゃう~?」
のぶちゃんは、冗談ぽく言った。
「なんでや!」
「そら、リサには、大谷くんが合(お)うてると思うもん」
「・・・気は合うかもしらんけど、そこに愛はないねんっ」
「ホンマにないん?」
「のぶちゃん!」
リサは、息を荒くした。
のぶちゃんは続ける。
「まぁ、あたしかて、ムリヤリ愛をつくる気はないけどな」
「そうして。ほんま頼むわ」
「でも、大谷くんのこと、カッコええなぁ、とか思ったことない?」
「・・・ない」
「ほんまに?」
「ない、っちゅーたら、ない!」
リサは、ほおを膨らませた。
心がチクリと痛む。
バスケ部の練習を初めて見たとき。
クリスマスに会いに来てくれたとき。
本当は、カッコいい、と思った。
ヒリヒリとする痛みのように、そのときのことは忘れられない。
・・・ええやん。
前は、鈴木くんのことかてカッコええ思てたし。
ごくたまに、男の子らーをカッコええ、思うなんてふつうやん。
ふつうや、ふつう。
リサは、自分に言い聞かせた。
「・・・まぁ、リサは子供やからなぁ」
「なによ、それ」
「だって、そーやん? あたしでも、大谷くん、カッコええって思うときあるもん」
「えぇええ? 浮気やん、それ!」
「ちゃうちゃう~」
電話の向こう側で、のぶちゃんはカラカラと笑った。
「そやなぁ、極端に言うたら、あたしがキム△クがカッコええ、言うたら浮気?」
「そ、それは、、、、」
「浮気ちゃうやろ? じゃあ、KAT-T○Nの亀△くんは?」
「それも、ちゃうよーな・・・??」
「せやろ? あたしのすきなんはダーリンだけやねん。
けど、大谷くんはダーリンの親友やし、ええとこあんのも知ってるやん。
ちょっとアホなんは置いといて(笑)、カッコええとこもあると思うで?」
リサは、ホッとした。
「なーんや。あー、びっくりした。
のぶちゃんが、中尾っちから大谷に乗りかえるんかと思た」
「アホリサ。そんなこと、あるわけないやん」
「せやんなぁ」
リサも、にこにこと笑った。
「そういうんやったら、あたしかて『大谷カッコええ』て、思たことあるよ?
バスケ部で顧問にめっちゃ怒られてんのに、めげんと一生懸命練習してるやん。
ああいうんはカッコええなぁ、って思うもん」
電話の向こうで、のぶちゃんがクスッと笑った。
「なぁ、リサ?」
「ん?」
「ごめんなぁ」
「へ?」
「えーとな、さっきのうそやねん」
「え、うそ? なにが、うそなん?」
「あたしが、『大谷くんのことカッコええ、って思ったことある』って言うたん」
「は??」
リサは、目が点になった。
「あたしがそう言うたら、リサもホンマのこと言うてくれるか思て」
「ホンマのことって・・・・」
「リサ、やっぱし大谷くんのこと、すきなんやろ」
「え、、、、、えぇええええええ!!」
リサは、ぽかんと口を開けた。
「大谷くんのこと、そんな自然に『カッコええ』って言えるんは、すきやとしか思われへん」
のぶちゃんは、クスクス笑った。
「え、いや、その、そ、それは、、、、なんちゅーか、友達としてっちゅーか、、、」
「ええねん、ええねん。そないごまかさんでも」
「ご、ごまかしてなんか・・・」
「まぁ、背ぇはちっちゃいけど、あたしも大谷くんはええ子やと思うし。
明日、気合い入れや!」
「のぶちゃん!!!」
「渡すときに、一緒に告白してもええからなー?」
「告白もなんも、あたしが『義理』ってケーキに書いたん知ってるやんかっ」
「へ~。もし『義理』って書いてなかったら、告白するん?」
「な、、、するわけないやろっ」
「アホやなぁ。もっと素直になったらええのに」
「あたしは、めっちゃ素直やっ。
このチョコは、神崎さんのことのお詫びってだけやねん。
それ以上でも以下でもあらへん!」
「ふ~ん」
のぶちゃんは、携帯電話を持ったまま、ニヤニヤと笑って頬づえを着いた。
「まー、あとはリサに任せるわ。
けど、外見(そとみ)悪ぅない遥くんに告白されとんのに、大谷くんのことばっかし気にしとんのは、何でかよぉ考えた方がええと思うで?」
「そら、義理と人情は大切やしな!」
「・・・リサ、仁侠映画も好きやったっけ?」
「任侠、、、、ん~と、水戸黄門は好きやけど?」
「それ、たぶん任侠映画とちゃう」
のぶちゃんは、苦笑した。
「まぁ、明日はがんばりや~。大谷くん、喜んでくれたらええな」
そうして、のぶちゃんは電話を切った。
リサは携帯電話を見つめながら、つぶやいた。
「あたしに、なにをがんばれっちゅーねん・・・」
両手を組んで、ひじを机につく。
手を弓なりに反らせて、あごを乗せた。
「あーあ、誰や、バレンタイン・デーなんて考えたん」
ちいさくため息をつく。
なんで、チョコケーキ一個渡すだけで、こんなややこしーこと考えなあかんの。
もーめんどーやから、朝、教室で、
「ほれ、義理チョコや!」
とか言うて渡したろか。
・・・あかん、あかん。
そんなんしたら、単なる嫌がらせやん。
お詫びチョコやねんから、もっと大谷が喜びそうな感じで渡さんと。
リサは、ちらっと大谷が喜ぶところを思い浮かべた。
この前、海坊主のインディーズ時代のCD買うて、めっちゃ喜んでたなぁ。
「甘いもの、好きやねん」とか言うとったし、チョコも喜んでくれるかな。
大谷が喜ぶんて、なんや悪ぅないし。
ええ感じで笑うもんな、大谷。
リサの口元が、ほころんだ。
口を横に広げて、ニーッて笑いよる。
めっちゃ、アホっぽい。
けど、なんや、すんごいうれしそーやねん。
ああいうのって、ちょっとええよなぁ。
こっちまで、うれしなってまう。
せやから。
きっと、チョコもろたら、アホみたいな顔して「ありがとー」とか言うねんで?
なんも考えんと、うれしそーに。
よし、放課後、サクッと大谷にチョコやったろ。
なんや他の人らーにごちゃごちゃ言われたら、「海坊主のCD貸すねん」とか言うたらええねん。
奇跡的に、めっちゃええ感じのケーキになってんから、誰かにやらんともったいない。
待っとけよーー、大谷!
翌日。
大谷は、チョコケーキを「いらん」と言った。
リサは、腹いせに遥にチョコケーキを渡す。
翌々日の放課後、大谷はリサに謝った。
帰り道。
大谷が、ひとりで歩いていると。
背の高い男とすれ違った。
「お、なにしとんねん。ミジンコ」
「誰がミジンコや。おまえこそ、なにしとんねん」
「いまからリサを迎えに行くトコや」
「小泉? あいつ、先に帰ったで?」
「え、、、、えぇ!」
遥は、がっくりと肩を落とした。
「ちぇ、せっかくチョコのお礼にお茶しよ思たのに」
「あはは、残念やったな」
「・・・なにが、おかしい?」
「別に。ただ、たかが義理チョコで妙に浮かれとるやつがおるなぁ、思ただけ」
「な、、、なんで義理チョコやって知っとんねん!」
「さぁ?」
大谷は、口から小さく舌を出した。
「なんや、なに隠しとんねんっ! こんのぉ、くそチビ!」
遥が大谷に掴みかかろうとした。
しかし。
大谷は、バスケで鍛えた華麗なステップでかわす。
「くそ、ちょこまかと逃げやがって。おまえは、『トム&ジェリー』のジェリーか!」
「そっちが鈍いだけちゃう?」
大谷は、にやにやと笑う。
遥は仏頂面をして、乱れた服装を整えた。
「・・・ふん。よー考えたら、義理チョコももらえんチビにマジになってもしゃーない。」
髪をかきあげる。
整った顔をゆがめた。
「ゾウリムシの相手してるヒマはないんや。はよ、リサを見つけな」
遥は、大谷に向かって舌を出した。
「だいたい。『義理』って書いてあったけど、めっちゃ大きぃて美味しいチョコケーキやし。
リサは照れてるだけやねん。そうに決まってる・・・」
ぶつぶつ言いながら、遥は小走りに去っていく。
大谷は、プッと吹き出した。
「アホや。お前向けのチョコちゃうわ」
バレンタインデーに、リサが大谷に渡そうとした紙バッグを思い出す。
たしか鈴木が言うてたもんな。
「田中さんが言うてた。
小泉さんが作ったチョコケーキ、一番大きくて一番きれいにできてんて。
せやから、『あたしが作ったんは、いまいちやねんけど・・・』って恥ずかしそうにしてた。
でも、田中さんが作ってくれたん、めっちゃおいしいねん」
そんで、すっごいうれしそうにしながら、学校でケーキ食べてたっけ。
なんや、ちょっと失敗したなぁ。
そんなええのんやったら、変に気ぃ回さんともろといたらよかった。
だいたい、小泉がチョコ作るの上手いやなんて、想像でけへんで。
キャラと違いすぎや。
大谷は、クスッと笑った。
来年は”くれる”っちゅーんなら、ちゃんともろたろ。
どーせ、あいつに彼氏なんかできるわけあらへんしな。
あの腹立つ遥っちゅーのとは、ぜったい合わへん。
せやから。
義理チョコくらい、もろといたろ。
ええやつやねんから。
このとき。
大谷は、翌年もらうのが本命チョコだとは思ってもいなかった。
~エピローグ~
「あっちゃーん?」
大谷の姉が、がちゃりと大谷の部屋のドアを空けた。
「な、なんやねん!」
大谷は身体を机の方に向けながら、首だけをドアの方に向ける。
高校2年の冬のことだった。
「ちょっとシャーペンの芯貸して・・・・。ん?」
大谷の姉は、くんくんと鼻をならす。
部屋には、甘い匂いが充満していた。
「なに、このあっまーい匂い」
「な、な、なんでもないわっ!」
大谷が顔を真っ赤にする。
姉は、にやっと笑った。
「そっか、今日はバレンタインデーやったもんなぁ。チョコもろたんや?」
「別に・・・」
大谷は、横を向く。
「うそばっかし。去年も、何個か義理チョコもろとったやん」
姉は、大谷の机の近くに足を進める。
「うわ、く、来んなよ」
「どれどれ、今年は何個もろたんかなぁ?」
嫌がる大谷を振り払って、机の上に置いてあるチョコを見た。
「あれ? 1個?」
「・・・・そや。悪いか」
「いや、悪ぅないけど・・・・・」
姉は、まじまじとそのチョコを見つめる。
「・・・そっか。なるほどね」
「なにが、『なるほどね』じゃ」
「だって、これ、本命チョコやん」
「な、なんで分かんねん!」
言ってしまって、大谷はハッと気づいた。
手で口を覆う。
姉は、ニタァと笑った。
「やっぱし、本命チョコなんや?」
「あ、いや・・・」
「すっごいキレイなラッピングで、見るからに手作りチョコが入ってそうで、しかも
去年はそれなりにもろとった義理チョコが無いやなんて・・・」
「・・・」
「あんた背ぇは低くてアホやけど、性格も顔もそこそこやし、バスケ部のキャプテンやし、
義理チョコくらいもろてもおかしないねんで? それがゼロってことは、、、、、カノジョできたんか?」
「アホか、できるかっ!」
「じゃあ、なんでド本命チョコもろてんの?」
「知らんわ、ちょっとした気の迷いじゃ!」
興奮して大谷の顔は、真っ赤だ。
大谷の姉は心の中で笑った。
そのとき。
チョコの包み紙が崩れているのに、気づいた。
「あれ、、、、、?」
「なんや」
「あんた、もうチョコ全部食べたん?」
「あ、、、あぁ、まぁな」
「あんた、さっき帰ってきたばっかしやん。もう?」
「うっさいな。オレが甘いモン好きなんは知ってるやろ!」
「それにしても、早すぎ・・・」
「あーーー、旨かったから、なんや一気に食うてしもただけや!
もーええやろ。シャーペンの芯貸したるから、はよ自分の部屋に戻れ!!!」
大谷の姉は、部屋から押し出された。
廊下で、くすくすと笑う。
あっちゃんにも、もうすぐ春が来そうやなぁ。
Fin.
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ちょっと、まだ心的には復活してないのですが、とりあえずアップです。
ラブ★コンのバレンタインデーのお話は、とても好きで。
高2のとき、大谷は「額にカチコーンと当たった」とか言いつつ、家でうれしそうに食べて
たんじゃないかな、だから、ホワイトデーを待てずに海坊主ライブのチケットを
リサにプレゼントしたんじゃないかなぁ、なんて思っています。
これからも 楽しみにしてます~
なので、こうして原作の補完をしてくれるお話が読めて幸せですv
特に、エピローグの大谷とおねーちゃんのやり取りが気に入ってしまいました。
大谷、やっぱり嬉しかったですよね。
リサからのチョコ。
嬉しくなかったら、
バレンタインが終わったあとに、わざわざ話題にすることもないだろうしv
待ち切れなくてチケットを早く渡してしまったというのは、めちゃくちゃ納得!!
チケットを渡す時の大谷の表情は、確かに嬉しそうな気がする・・・(笑)
のぶちゃんも、いい味出していてv
やっぱり、いい子だなぁ。
リサが自分に言い訳しながらも、大谷のことばっかり考えてるのも可愛いです(^^*)
この時期の話って、私も大好きなんですが。
下手に手を出すと自滅しそうなので、書けないのです(~_~;)
やっぱりrainballさんはすごいデス・・・尊敬します・・・
大変そうみたいですが、無理はなさらず。
ゆっくりと、二次創作書いていってくださいね!
初めまして。
原作にしてもええんちゃう、とは、もったいなさすぎです。
今回の話を書いてみて、まだまだ下手だなぁ、、と情けなくなるくらいです。
また、お目汚しですが、よければまた来てください。
きなco様
ちょっとリハビリを兼ねて書いてみました。
でも、なかなかうまく書けなかったから、お気に入りキャラの大谷姉と鈴木くんをムリヤリ出してみたりして・・・。(^^;
お褒め頂いて、とてもうれしいです。
私はリサが自分の気持ちに気づいていく高1の頃がすごく好きなので、それが少しでも伝わればいいなぁ。
まだ、心が低空飛行しているので、あまり他のサイトに遊びにはいくことはないと思いますが、どうかお許しくださいね。
お話、読ませていただきました^^
私はリサちゃんとのぶちゃんのやりとりがとっても自然でいいなぁって思いながら読ませていただきました。
本編のお話でも2人のやりとりはあるのですが、
俗に言う女の子の「ナイショの話」っぽくて、
なんだか懐かしく(笑)読ませていただきました。
特にのぶちゃんとのかまの掛け合い(!)が絶妙で、「そうそう・・・こんなこともあったわ~^^」と
思い出すことも多く(笑)
高校時代の女友達っていつ会ってもあの時にすっと戻れる・・・ありがたい存在です。
一緒に笑って一緒に泣いた時間がとても懐かしい・・・そんなキモチになるお話でした。
ステキなお話、ありがとうございました。
(細かいことはお聞きしませんが、)
キモチのお疲れを取るためには
時間がかかるものです。
無理すると後で支障がきますので、
ムリ===と思ったらどうぞ自然体でいてくださいね。
お元気になられたら・・・
また遊びに来てくださいね^^
ご期待に添えるか・・・わかりませんが、
お話揃えて三つ指ついて(!)お待ちしています★
カマを掛けて、シラを切って。
その中で、なんとなく相手のことを分かる。
それを、このお話から感じて頂けるなんて、本当に感謝感謝です♪
大谷のおかんさんは、いつも私の想像を超えて良い方にお話を読んでいただくので、うれし恥ずかし、って感じです(^^)
やさしいお言葉をありがとうございます。
三つ指なんて、もったいない。
旦那さまに突いてあげてください(笑)
少しずつ、元気に戻っていけたらいいなぁと思います。
お久しぶりです。
人様のことを言える状態でもないですが(^_^;)、無理はなさらずにゆっくりされて下さいね。
いつまでーもお待ちしてますので、また余裕が出てきたら是非また私のブログにも遊びに来てくださいね^^
隙間のお話、自分では書く勇気がないので(笑)、こうして読ませて頂いて幸せです♪
やっぱりバレンタインデーは、大谷とリサにとっては大きなイベントですよね。
その一番最初は、色んな意味で、印象深い出来事だったと思ってます。
リサは、まだ大谷のことを横目でちらっちらっとは見てるけど、それがどういう感情なのかはっきりしてなくて、
それを信ちゃんにちょっとずつ突かれながらあたふたしてて。
そのあたりのやり取りがとっても面白かったです!
信ちゃんのニヤニヤ顔が浮かんで来て私もにやりとしてしまいました(笑)
遥に対しても、色々おちょくられても、「あれはオレ宛のもんや」みたいに自信?みたいなものがあったから、大谷も内心嬉しいようなそんなホンワカした気持ちになってたりしてたのかもですよね。
(説明が上手くできなくて申し訳ないです…(^_^;))
最後のお姉ちゃんとのやりとりも面白かった!
お姉ちゃんて、やっぱり色々女の勘みたいなの強そうな気がしません?(笑)弟に関しては、かなあ。
口は悪くても、姉弟の仲のよさみたいなのが垣間見えて楽しかったです。
私も弟ほしくなっちゃったなあ(笑)
隙間のお話は、私も書くときはどきどきします。
原作の雰囲気を壊さないよーに壊さないよーに気をつけますから。
・・・それでも、壊れてしまいますが(^^;
リサのあたふたしているところと、それをからかい半分本気半分で見守っているのぶちゃんは、原作でもとってもお気に入りです。
それから、このお話には入らなかったのですけど、高1のバレンタインの大谷は、めっちゃヤキモチ焼いてるのでそれが楽しかったです。
しかも、ヤキモチ焼いてることに自覚がないのがかわいくて。
リサが大谷になぜ突然チョコを「いらん」って言ったのか問い詰めたとき、「クラスのみんなが”遥とお似合いや”って言うから、邪魔したらあかんなぁ、と思て」みたいなことを大谷は言ってましたが、そんなん後づけの理由なのがバレバレで。
自覚はないんでしょうけど、
「なんでオレのむかつきポイント突きまくりの男と仲良ぅ話してんねん!
そんで、なんでお似合いや、とか言われとんねん!
これまで仲良ぅ漫才やってたのに、なんやそれ。
それやったら、もぉそっち(遥)に行ったらええやんけ。
コンビ解消じゃ!」
的なことを、知らず知らずのうちに感じてたんだろうなぁ、と思いました。
かわいさ余って憎さ百倍、みたいな。
それからそれから。
私も弟はいないんですが、大谷みたいな弟がいたら絶対欲しいです。(笑)
そんで、弟の彼女(リサ)とめっちゃ仲良くなったりして。(^^)