織江りょうの童謡さんぽ

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第43回「童謡祭」開催

2021-08-30 13:01:15 | 日記
9月28日(土)、14:00から第43回「童謡祭」が、板橋文化会館大ホールで開催された。新作童謡46作品が、たった今世の中に羽ばたいていった。
私と作曲家の多田慎也さんが共作した「りんご」もその中のひとつ。(歌は、川口京子さん、ピアノははせがわふさこさん)たくさんの人に歌ってほしいと、親心のように飛びたっていく作品に願いを込めて見送るような気がした。。
多田さんの曲は、風を起こし、新しい童謡のトビラをひらいたように思った。ポップ調の曲は新しく、子どもたちの感性を呼び覚まし、その二つがシンクロするのかなー。童謡を初めて作曲したという多田さん、これからもどんどん新しい世界を広げていってください。
(写真:向かって左側が多田慎也さん)













2部合唱「心の窓 あけて」(作詩:織江りょう、作曲:氏家晋也)『教育音楽』に楽譜掲載。

2021-08-18 20:29:02 | 日記


『教育音楽』(小学版)9月号(音楽之友社・8月18日発行)に2部合唱「心の窓 あけて」(作詩:織江りょう、作曲:氏家晋也)という作品の楽譜が掲載されました。
氏家晋也さんとの共作は今回が初めてでしたが、詩の世界観に寄り添った素敵な曲に仕上がっていてとてもうれしいです。ぜひ、手にとっていただけましたら幸いです。


氏家さんは、「指導のために」という音楽指導のガイドラインの中で、作曲するに当たっての心情を次のようにお話しくださいました。
「(略)「心の窓 あけて」は、詩人の織江りょうさんが書き下ろしてくれた詩の中の一つです。織江さんの詩に付曲することは初めてだったので、この詩に向き合うために、織江さんの童謡集『とりになった ひ』(てらいんく)がとても参考になりました。「心の窓 あけて」のベースになっている「しんこきゅう」のほか、たくさんの詩から個人的に感じたことは、短くて、やわらかいことばの中にいっぽんの芯があるということと、ネガティブなことをポジティブに変換していてくれて、とても安らいだ気持ちになるということでした。
 それから私は、あおむけになって、詩を覚えるまで、読み込んでいく態勢になっていました。何度も、何度も音読を繰り返していくうちに、頭の中で、曲の設計図が見えてきました。それは、できる限り、シンプルでコンパクトなサイズにすることです。メロディーをつくっていく段階で……(抜粋、以下略)」

試聴音源
https://www.youtube.com/watch?v=XoseBVOIbZo