『愛の反意語は無関心』
11月18日と28日の二日間、私達は山口県熊毛郡上関町で学んで来ました。上関町は、27年前から中国電力が原子力発電所を建設する予定の場所です。私達は実際に現地に行き、自分達の目で確かめ、自分達であらためて考えてみる事にしました。中国電力の計画では、原子力発電所を置くため、長島西端の田ノ浦の山林を切り開いて、約14万平方メートルの海面を埋め立てます。そこは瀬戸内海で一番きれいな海域であり、その周辺海域には貴重な動植物が多数生息します。11月28日には、実際に祝島に渡り、そこで暮らす人々に取材してきました。反対派が多く住んでいるという祝島の人々は、とても優しくて明るく私達を迎えてくれました。祝島は自然が多く残り、素晴しい風景などが沢山ありました。眼下には美しい海が広がり、優しい島民に見守られる様に、沢山の動物達がのんびり暮らしていました。しかし原発建設予定地・田ノ浦は祝島の対岸わずか約4kmという距離にあります。皆さん、ご自分の家の約4km先に原子力発電所が置かれると、どう思われますか?原子力発電所は大量の温排水を流し環境を著しく変化させます。また原発問題は、そこで暮らす地域社会を分断し、人々の生活を様変わりさせている様に感じました。
山口市内で暮らす私も、実はこの計画に対し、今まで無関心でした。私の周囲の大人達の会話にも、この話題が語られる事はほとんどありませんでした。これが、『無関心』と言うことになるのではないでしょうか?「愛の反対は憎しみではなく、無関心」はマザーテレサの言葉。私はその事をKHAOSで学びました。マザーテレサが来日した時に「こんなに豊かな国なのに、こんなに心の貧しい国はない。」と、仰ったそうです。そして、同時に人間としてもっとも苦しいことは、「誰にも相手にされない事である。」ともマザーテレサは仰ったそうです。愛の反対に憎しみがあるという考え方もあります。憎しむ感情から愛情が生まれる事もありえます。無関心からは、どんな感情も生まれません。すべての事に対して無関心でいられることはとても辛いので、関心を示すことは本当に大切なことだと思います。皆さん、この記事を読まれた後、ご自分の身の回りの人や、友達や家族に上関の事を話題にしてみて下さい。賛成反対、それぞれの立場のお考えがあるでしょう。しかしそれは、無関心でいるよりも『愛』のある行動になると僕は思います。
『CO2削減と原子力発電』
発電中にCO2を排出しない、原子力発電は日本が掲げる目標達成のためには不可欠である。果たしてそうなのだろうか?原子力先進国であるイギリスでは、既に役目を終えた原発の解体に3兆円もの予算がかかることが判明し、社会問題化しているが、その報道は日本ではほぼ見ることが出来ません。例えば、日本で研究が進む『純鉄』地球の主要成分である鉄の純度を限りなく(現在99.9999%)上げる事で、鉄の持つ新たな性格がわかってきている。錆び難く、酸に強く、おまけに超伝導体としても優秀な素質があるようです。話は変わりますが、現在私達が発電している電気の何パーセントを、利用できているか皆さんは知っていますか?研究機関や、その調査方法により若干の違いはありますが、約30%の電気を利用し、残りの70%近くを送電ロスなどで失っているそうです。今後長期的なエネルギー問題を語る上で、燃料問題を考えるよりも実はこの無駄について考えることの方が、私達の未来のためには、重要な事だと私は思っています。地球環境に配慮し、人が安心安全に暮らすために、皆さんも一度色々な角度で考えてみる時期に差し掛かっている
事は、間違いないのではないでしょうか?安全の話で、よく耳にする話ですが「安全なら何故?電力を大量に消費する大都市圏に原発を建てないのか?」それは、やはり過去の歴史が証明するように、絶対的な安全では無いからではないでしょうか?今(我)が大事と、目の前の利を取るか?先(子)が大事と、目の前の命を取るか?その選択を各自がしっかりと自覚し自ら決断しなければ、我々の共有財産である素晴らしい自然が、一企業の私物化されていくことでしょう。
記者 フッキー
フッキーらしい、優しい記事。
二本目の記事は、実は私の書いたものを、フッキーが少し直してくれました。
愛の反意語は無関心。
その言葉は、今の世を深くえぐる言葉。
しかし、その本当の意味まで考えた17歳は、日本中探しても一握りだと思うよ。
君達の年齢で、これだけの事を考え、記事にし、新聞を作り、そして人に伝える。
おいちゃんには、到底出来なかった事なんだよ。
胸を張って自慢しろ^^
間違いなく、自慢の生徒だもん。
新型インフルエンザで、フリマに参加できなくて残念だったな^^;
早く治して顔を見せてくれ~♪
君が居ないと、カオスは静かで灯が消えたよう。
ムードメーカーのフッキーの復活の日を皆待ってるからな!
11月18日と28日の二日間、私達は山口県熊毛郡上関町で学んで来ました。上関町は、27年前から中国電力が原子力発電所を建設する予定の場所です。私達は実際に現地に行き、自分達の目で確かめ、自分達であらためて考えてみる事にしました。中国電力の計画では、原子力発電所を置くため、長島西端の田ノ浦の山林を切り開いて、約14万平方メートルの海面を埋め立てます。そこは瀬戸内海で一番きれいな海域であり、その周辺海域には貴重な動植物が多数生息します。11月28日には、実際に祝島に渡り、そこで暮らす人々に取材してきました。反対派が多く住んでいるという祝島の人々は、とても優しくて明るく私達を迎えてくれました。祝島は自然が多く残り、素晴しい風景などが沢山ありました。眼下には美しい海が広がり、優しい島民に見守られる様に、沢山の動物達がのんびり暮らしていました。しかし原発建設予定地・田ノ浦は祝島の対岸わずか約4kmという距離にあります。皆さん、ご自分の家の約4km先に原子力発電所が置かれると、どう思われますか?原子力発電所は大量の温排水を流し環境を著しく変化させます。また原発問題は、そこで暮らす地域社会を分断し、人々の生活を様変わりさせている様に感じました。
山口市内で暮らす私も、実はこの計画に対し、今まで無関心でした。私の周囲の大人達の会話にも、この話題が語られる事はほとんどありませんでした。これが、『無関心』と言うことになるのではないでしょうか?「愛の反対は憎しみではなく、無関心」はマザーテレサの言葉。私はその事をKHAOSで学びました。マザーテレサが来日した時に「こんなに豊かな国なのに、こんなに心の貧しい国はない。」と、仰ったそうです。そして、同時に人間としてもっとも苦しいことは、「誰にも相手にされない事である。」ともマザーテレサは仰ったそうです。愛の反対に憎しみがあるという考え方もあります。憎しむ感情から愛情が生まれる事もありえます。無関心からは、どんな感情も生まれません。すべての事に対して無関心でいられることはとても辛いので、関心を示すことは本当に大切なことだと思います。皆さん、この記事を読まれた後、ご自分の身の回りの人や、友達や家族に上関の事を話題にしてみて下さい。賛成反対、それぞれの立場のお考えがあるでしょう。しかしそれは、無関心でいるよりも『愛』のある行動になると僕は思います。
『CO2削減と原子力発電』
発電中にCO2を排出しない、原子力発電は日本が掲げる目標達成のためには不可欠である。果たしてそうなのだろうか?原子力先進国であるイギリスでは、既に役目を終えた原発の解体に3兆円もの予算がかかることが判明し、社会問題化しているが、その報道は日本ではほぼ見ることが出来ません。例えば、日本で研究が進む『純鉄』地球の主要成分である鉄の純度を限りなく(現在99.9999%)上げる事で、鉄の持つ新たな性格がわかってきている。錆び難く、酸に強く、おまけに超伝導体としても優秀な素質があるようです。話は変わりますが、現在私達が発電している電気の何パーセントを、利用できているか皆さんは知っていますか?研究機関や、その調査方法により若干の違いはありますが、約30%の電気を利用し、残りの70%近くを送電ロスなどで失っているそうです。今後長期的なエネルギー問題を語る上で、燃料問題を考えるよりも実はこの無駄について考えることの方が、私達の未来のためには、重要な事だと私は思っています。地球環境に配慮し、人が安心安全に暮らすために、皆さんも一度色々な角度で考えてみる時期に差し掛かっている
事は、間違いないのではないでしょうか?安全の話で、よく耳にする話ですが「安全なら何故?電力を大量に消費する大都市圏に原発を建てないのか?」それは、やはり過去の歴史が証明するように、絶対的な安全では無いからではないでしょうか?今(我)が大事と、目の前の利を取るか?先(子)が大事と、目の前の命を取るか?その選択を各自がしっかりと自覚し自ら決断しなければ、我々の共有財産である素晴らしい自然が、一企業の私物化されていくことでしょう。
記者 フッキー
フッキーらしい、優しい記事。
二本目の記事は、実は私の書いたものを、フッキーが少し直してくれました。
愛の反意語は無関心。
その言葉は、今の世を深くえぐる言葉。
しかし、その本当の意味まで考えた17歳は、日本中探しても一握りだと思うよ。
君達の年齢で、これだけの事を考え、記事にし、新聞を作り、そして人に伝える。
おいちゃんには、到底出来なかった事なんだよ。
胸を張って自慢しろ^^
間違いなく、自慢の生徒だもん。
新型インフルエンザで、フリマに参加できなくて残念だったな^^;
早く治して顔を見せてくれ~♪
君が居ないと、カオスは静かで灯が消えたよう。
ムードメーカーのフッキーの復活の日を皆待ってるからな!
先日、カオスに行った際にききました。
帰りに自転車をこぎながら私も考えました。
心に染みる言葉ですね。
インフルエンザ早く治るといいですね。
お大事に★
私の場合、相手の気持ちや立場で考えてみることが、一番の早道のようです。
今回、それがうまくいかず、一人の教師の人生を狂わせたかもしれませんが^^;
17歳の方が書かれた記事、ということで素晴らしいと思いますが、2点気になったことがあるので失礼します。
>憎しむ感情から愛情が生まれる事もありえます。
これはどのような場合にありえると筆者の方はお思いでしょうか。
すなわちマザーテレサの言う「愛の反対≠憎しみ」の理由にも言及した本文の重要な事項だと思いましたので。
具体例を挙げていただければ記事の理解も進むなと思います。
次に、エネルギー問題に関する考察で、送電ロスについての記述がありますが、「70%のロス」のデータはどこから導き出されておりますでしょうか。
5%程度の送電ロスというのが一般的な見解となります。
厳密には、電圧などでかなりの違いがあるので、『概ね5%が送電ロスで、その他エネルギー効率や、深夜電力の問題などで、使われずに捨てているエネルギーが、70%近くにもなります。』
なんて書き方をするべきでしたね^^;
新聞紙面の都合で、かなり端折って書いてありましたもので・・・^^;
ご指摘に感謝いたします。
憎しむ感情のところは、フッキーに任せますw
フッキー上手に説明してあげて^^